*前半戦の動画はコチラから →【100の質問】坂井瑠星騎手 後半戦【JRA-VAN】 - YouTube
JRA-VANの企画【100の質問】後半戦がアップされています。
後半戦の最後の方に『今までで一番感動したレースは?』、『2023年ベストレースは?』といった質問があり、ダノンファラオのJDD、スタニングロースの秋華賞、レモンポップのフェブラリーSといった名前が出てくるのですが、嬉しいことにそれらと並べてバスラットレオンのゴドルフィンマイル、1351ターフスプリントも挙げてくれています。
ちなみにバスラットレオン出資者としては、一般的にそうだろうなぁ…と感じる秋華賞やフェブラリーSよりも、バスラットレオンとの海外の思い出の方が強烈だったんじゃないかと、坂井騎手の表情を見ていて感じてしまいました(^^)
それにしても、坂井騎手がこの動画で回答している通りの人物だとしたら、タイプ的には競馬界の大谷翔平って感じでしょうか。。いや、要するに(イケメンかどうかを別にしても)遊ぼうと思えばいくらでも遊べるのに競馬にしか興味がない、いつも競馬のことを考えて、競馬が上手くなることに全ての労力を注ぎこんでいるところが似ているなと。
そうですねぇ、こういうジョッキーはオーナーや厩舎関係者をおかしなことで裏切ったりしないでしょうから、これからもきっと良い馬が集まるでしょうし、益々成績が上がっていくのは確実でしょう。
あとは、自厩舎の馬でG1を勝ちたいと仰っていましたので、まずはケンタッキーダービーを皮切りに、できればバスラットレオンをはじめ、広尾の馬でもバンバンG1を勝っちゃって欲しいです…
と、そんなことを考えてしまうと、どうしても矢作厩舎の馬はスルーしにくくなっちゃいますよねぇ。。だって、矢作厩舎・坂井騎手が広尾TC馬でG1を勝つ時は、そりゃあ出資者として一緒に喜びたいですからね(^^ゞ
【クイーンエリザベス2世C】ロマンチックウォリアーが史上初3連覇 安田記念参戦も:サンスポZBAT!
【シャティン(香港)=28日】香港チャンピオンズデーのG1・3競走がシャティン競馬場で行われた。メインのクイーンエリザベス2世Cではプログノーシス(栗・中内田、牡6)が、昨年に続いて2着に入った。勝ったのはロマンチックウォリアー(香=C・シャム、騸6)で史上初の3連覇。同馬は安田記念(6月2日、東京、G1、芝1600m)への出走プランがあり、来日が実現すれば日本馬にとって脅威となりそうだ。
ロマンチックウォリアーが直線で大外から末脚を伸ばし、プログノーシスとの叩き合いをクビ差制して勝利。史上初の3連覇を達成した。決して手応えが良くなかったなかでの勝利に「信じられなくて言葉になりません。彼のような馬には乗ったことがありません」とマクドナルド騎手は賛辞を並べ立てた。香港ジョッキークラブの公式ニュースでシャム調教師は「馬が少し疲れているように見えた」とコメントしており、陣営が熱望してきた安田記念への挑戦は今後の回復次第となりそうだ。
G1初制覇を目指したプログノーシスは昨年に続く2着だった。ゲートの出がひと息で最後方からの競馬。それでもレース中盤に好位までポジションを押し上げて勝負をかけた。4コーナーでの手応えは抜群に良く、ラストまで懸命に伸びたが、3連覇を果たした絶対王者の底力にクビ差屈した。
川田騎手は「着差はわずかですけれども、とはいえ、いつもあの馬(ロマンチックウォリアー)が勝ち切っていくなか、きょうこそは勝たせたいと思いながらの競馬ではありましたので、精一杯の走りをしてくれたと思います」と振り返った。これで地元の雄には3連敗となったが、着差は一戦ごとに詰めて地力強化をアピール。悲願のときが訪れるのは、そう遠くないはずだ。
-----
ロマンチックウォリアーがプログノーシスをクビ差抑えてQE2カップ3連覇!
僅かクビ差ではありますが、完璧な勝ちパターンだったプログノーシスを後ろから差し切っての決定的なクビ差ですからね。川田騎手も今度こそやったか!?と思ったはずですが、改めて絶対王者の強さを見せつけるレースになりました。
一説によると、レース後の状態次第では安田記念に参戦する可能性があるとのこと。香港の絶対王者が地元の利を捨てて府中に来るとなれば、今年の安田記念の価値は爆上がり、競馬界の一大イベントになるでしょう。
可能性は今のところ5分5分ぐらいに思えますが、府中なら日本馬にもワンチャンあるかもしれない…来て欲しいなぁ…と思いつつ、参戦決定を心待ちにしたいところです。
*レース結果、動画などはコチラ → 2024年クイーンエリザベス2世カップ:JRA
【チャンピオンズマイル】ビューティーエターナルが楽々逃げ切り ゴールデンシックスティは4着で4連覇ならず:サンスポZBAT!
ハナを切ったビューティーエターナル(香=J・サイズ、騸5)が1馬身半差で逃げ切り、G1初制覇を飾った。パートン騎手は「素晴らしいリズムでレースをコントロールしていました。きょうは彼の日でした」と喜びを口にした。
世界の歴代賞金王で、4連覇を狙ったゴールデンシックスティ(香=K・ルイ、騸8)は先団を追走したが、伸び切れず4着に終わった。地元メディアに対してルイ調教師は「オーナーと協議するが、おそらくこれが最後だろう。来年は9歳だから」と語り、引退が濃厚となった。オーナーサイドは以前から、同馬にノーザンホースパーク(北海道苫小牧市)で余生を送らせるプランを明かしている。
◆西村淳騎手(エルトンバローズ8着)「初めての遠征でしたが、環境に戸惑うことなく頑張ってくれましたし、この経験が将来役に立つと思います」
◆レーン騎手(オオバンブルマイ10着)「彼の末脚を発揮できませんでした。馬はとてもよく頑張ってくれました」
◆坂井騎手(シャンパンカラー11着)「追走が忙しくて、最後まで手応えがグッとくることなく終わってしまいました」
-----
そして、香港の絶対王者と言えばこの馬!のゴールデンシックスティが4連覇に挑んだチャンピオンズマイルはビューティーエターナルが勝ち、どうやらこれがゴールデンシックスティのラストランになりそうです。
香港競馬には生産が無く、基本的にセン馬がレースでの強さのみを競う競馬ですから、ロマンチックウォリアーやゴールデンシックスティのような強い馬は(種牡馬入りがないので)G1を勝ち続ける可能性があるわけですが、それにしても同一G1を4連するのは至難の業、さすがのゴールデンシックスティも8歳という年齢には勝てなかったようです。
ロマンチックウォリアーやゴールデンシックスティがもしもセン馬でなかったら…などと考えても意味はないですが、この馬こそ一度は安田記念で見てみたかった。。そんな気持ちになってしまった香港チャンピオンズデーでしたm(_ _)m
*レース結果、動画などはコチラ → 2024年チャンピオンズマイル:JRA
先週土曜はジーベックが京都3レース(ダ1900m戦)に1番人気で出走、好位追走から4角先頭という正攻法の競馬を見せ、直線では2番人気馬との叩き合いを制して見事な初勝利を飾ってくれました。
デビュー前に大きなロス(外傷により昨年9月から3~4ヶ月の療養生活)があったことを考えれば、よく僅か2戦で勝ち上がってくれたと思いますし、未完成で伸びしろ満載のレースぶりを見て、今後に向けた期待感、そして上をめざす闘志を新たにしています。(同日行われたユニコーンS出走組に、いつか追いついてやるぞ!的な(^^ゞ)
そしてもう一頭、土曜京都の御池特別(芝1400m)にはテラステラが出走、連闘後の中一週というローテーションでも状態は良く、前走三木特別(3着)に続く好内容での2着に入ってくれました。
こちらは内を掬った勝ち馬に上手くやられた感があり、それだけに非常に残念でもあるわけですが、前々走のマイル戦7着から怒りの連闘、そして中一週で臨んだ1400m戦で良い走りを見せたことは、今後に向けて大きな収穫。1400m戦への適性云々以上に馬自身がひと皮むけてくれた手応えを感じさせてくれました。
ということで、4月は5頭の出資馬が合計8走してくれて、1~3月とは比べ物にならないほど楽しませてもらいました。マジックブルー、ジーベックが未勝利を脱出してくれましたし、獲得賞金も一気に積み上がり、ようやく初日が出た以上の成果があった一ヶ月でした。できることなら5月もこの勢いを継続し、6月19日さきたま杯でJpn1制覇を目論むバスラットレオンにうまくバトンを渡したいです!
その5月、第一週に出走を予定しているの2頭の牝馬、ピークブルームとメリタテスです。
まず、日曜東京の1レースを予定しているピークブルームは今度がダート2戦目になります。ダートに関しては初体験だった前走(8着)より当然慣れが見込めますし、休み明け3戦目でも状態は上がっているようなので、できれば掲示板以上を確保して欲しいところ。。まだ成長途上ゆえ勝ち切るまではどうかな?ですが、初マイルでの変わり身にも期待です。
日曜京都の最終レースに出走予定のメリタテスは、前走福島ダート1700m戦4着からの中2週。前走では果敢に逃げてゴール前まで盛り上げてくれたわけですが、今度は1400mに距離を短縮して現級卒業をめざします。
メリタテスはテンション高めでどちらかというと安定している…とは言いにくいタイプですが、いつ2勝目を挙げてもおかしくない力を持っていますし、正直、少なくともピークブルームより勝利に近いでしょう。1400m戦だとおそらく逃げることにはならないですが、逆に後ろから行って追い込む競馬もできる馬なので、果たしてどんなレースをするかも楽しみです。
その他で5月に出走を予定しているのは長期休養明けとなるプライムライン、レース後の状態次第ではジーベックの続戦、さらにはテラステラが短期で戻って5月も出走…という可能性はありそうです。もちろん、それはテラステラが元気な場合だけですが、矢作厩舎はそういう作戦が得意ですし、あえて狙ってきそうな気がします。
あとは障害デビューをめざすセントアイヴス、そして転厩初戦が待たれるマジックブルー。。こうして名前を挙げていくと、5月も4月に続いて賑やかになるのは確かなので、やはり、成績面でも勢いを継続したいところです。
そうこうしているうちに怪我明けとなるトリフィス、アスロスの復帰スケジュールも見えてくるでしょう。この2頭はまだ未勝利ではあるものの、無事に復帰ができれば勝利を計算できる力を持っているのでとても楽しみ。北海道から早期移動をした2歳世代のエスペシャリー、ブルータスの動向も含め、たくさん注目ポイントがあって忙しそうです(^^)
**出資馬の状況**
**2024年総合成績**
先週の不定期パン。ノンビリとリラックスしつつ、とても元気みたいで何よりです(^^)
【不定期🍞】
— アローの中の人(非公式) (@arrowstud_staff) April 23, 2024
にんじんニキにから🥕もらうもなんだか上の空な🍞#不定期パン #パンサラッサ#上の空パン #ダノンにヘッってしないの#何がそんなに気になるのパン#しっかりおねだりを忘れないパン#馬 #競馬 #種牡馬#アロースタッド pic.twitter.com/keCMp3q3BB
【天皇賞・春】テーオーロイヤルが好位抜け出し2馬身差V!春の盾を奪取し長距離界の〝帝王〟に:サンスポZBAT!
(天皇賞・春、2024年4月28日 15:40、G1、京都11R、芝・右外3200m)
第169回天皇賞・春(4歳以上オープン、定量、G1、芝3200m)は、菱田裕二騎手の1番人気テーオーロイヤル(牡6歳、栗東・岡田稲男厩舎)が好位追走から直線で楽々と抜け出し後続に2馬身差をつけてV。ダイヤモンドS、阪神大賞典に続く重賞3連勝で春の盾を奪取し、長距離界の〝帝王〟の座に輝いた。デビュー13年目の菱田裕二騎手は30度目の挑戦で待望のJRA・G1初制覇。タイムは3分14秒2(良)。
2馬身差の2着にはブローザホーン(5番人気)、さらに半馬身遅れた3着にディープボンド(6番人気)が入り、2番人気のドゥレッツァは15着に敗れた。
テーオーロイヤルは、父リオンディーズ、母メイショウオウヒ、母の父マンハッタンカフェという血統。北海道浦河町・三嶋牧場の生産馬。通算成績は18戦8勝。重賞は2022・24年ダイヤモンドS(G3)、今年の阪神大賞典(G2)に次いで4勝目。岡田稲男調教師、菱田裕二騎手ともにJRA・G1は初勝利。
-----
今年の天皇賞・春は最終的に1番人気になったテーオーロイヤルの見事な完勝劇。ドゥレッツァを見ながら落ち着いてレースを進め、直線入り口で先頭に立って後続を完封する堂々とした内容でした。
テーオーロイヤルはステイヤーズS2着、ダイヤモンドS1着、阪神大賞典1着からの盾制覇ですし、2着に入ったブローザホーンは日経新春杯勝ち、阪神大賞典3着からのローテーション、さらには2年連続2着に入っていたディープボンドが3着に頑張るなど、ステイヤーらしい古馬がきっちり結果を出した天皇賞になりました。
その一方で4歳世代は全くイイところが無く、2番人気の菊花賞馬ドゥレッツァは15着、4番人気のダービー馬タスティエーラは7着でした。振り返ればドゥレッツァは金鯱賞でプログノーシスに5馬身離されていましたし、タスティエーラは有馬記念が6着で大阪杯は11着ですからねぇ。。個人的には『よくある世代間比較』はあまり得意ではないのですが、今のところ古馬との対戦で結果を出せていないので、4歳世代にはもっと頑張って欲しいですm(_ _)m
実は私、春の天皇賞は好きなG1の一つなので、できればそのうちに勝ってみたいわけですが、そもそもこのご時世に長距離血統の馬を選ぶのは簡単ではないですし、狙って獲るのが難しいレースなんですよねぇ。。クレッシェンドラヴで夢は見させてもらいましたけれど、やっぱり無理かもしれないなぁ(^^;)
あと、(ついでのようで申し訳ないですが)菱田裕二騎手G1初勝利おめでとうございます!\(^O^)/
**4/28京都11R 天皇賞・春(G1/芝3200m)・良**
天皇賞(春)【2024年4月28日京都11R】:競馬ラボ
シュウジデイファーム在厩のマードラドは、おもにBTCのトラックで軽め2500m、坂路でハロン17~18秒ペースのキャンター1本を消化。週2回、2F15-15を乗り込まれています。
◇岸本担当のコメント 「まだ全体的に子供っぽい印象ではあるものの、15-15の本数を重ねていくなかで少しずつ集中できるようになっています。それに伴い、行きっぷりも結構良くなってきていますよ。晩成タイプと見ていますが、プロセスとしては順調に推移しているように思います」
-----
前回(4/12)近況で鈴木慎先生の『もう少し時間をかけた方が良さそう… 現時点では未完成でも力はある』とのコメントが紹介されましたが、プロセスは順調でも『晩成タイプなので焦らずやっていく』方針が既定路線になりそうです。
本馬がミスペンバリーの仔であり、パンサラッサの弟であることを考えれば、この方針は当然そうなるだろうと思いますし、トレーニングを継続する中で集中力が出てきたこと、行きっぷりが良くなったことをまずは喜びたいと思います。
その上で、個人的にはステラ産駒のエレガンシアよりマードラドの方が頭が高いことは多少気になっておりまして…。パンサラッサも決して頭が低い方ではなかったですが、早期デビューを狙わず時間をかけてやるのであれば、そのあたりの矯正にも(できる範囲で)取り組んで頂けたらと思います。(簡単ではないでしょうけれど)
ヴェルサイユリゾートファームに移動したお母さんも元気なようですし、とにかく頑張れ!です(^^)
ミスペンバリー、大放牧地へ♪
— Yogiboヴェルサイユリゾートファーム (@Versailles_Farm) April 26, 2024
みんなと仲良くやれるといいなぁ…#ミスペンバリー#あだ名は#ペンペンか#バリィさん pic.twitter.com/q2cmXmUmg9
シュウジデイファーム在厩のエレガンシアは、おもにBTCのトラックで軽め2500m、坂路でハロン17~18秒ペースのキャンター1本を消化。週2回、2F15-15を乗り込まれています。
◇岸本担当のコメント 「15-15の本数を重ねていくなかで、だいぶ楽に駆け上がって行けるようになってきましたね。調教を積んでもテンションが昂ることなく落ち着いて走れていますし、その後の飼葉喰いも問題なし。血統面を考えますと、この流れはアドバンテージになってくるのではないでしょうか」
-----
前回(4/12)近況で初めての15-15の報告があり、「さすがにまだ余裕綽々とはいきませんでした」といった内容だったのですが、2週間後の今回で、早くも「だいぶ楽に駆け上がって行けるようになってきた」と言ってもらえたことで、日々のトレーニングに対応し、着実に前進している様子が分かってよかったです。
そして、ステラリードの産駒でありながら「調教を積んでもテンションが昂ることなく落ち着いている」ということは、シュウジデイの皆さんも半分拍子抜けと言いますか、良い意味で予想を裏切られた感じかもしれません(^^ゞ
ということなのですが、そうは言っても油断できないのがステラリード産駒でして…
落ち着いているとか頭が高くないとか言われていても、いつ本性をむき出しにするか分からない血統なので、今後も慎重に進めて頂ければと思います。まあ、シュウジデイの皆さんはもうこの血統に慣れていると思いますけれどm(_ _)m
シュウジデイファーム在厩のアスゴッドは、おもにBTCのトラックで軽め2500m、坂路でハロン17~18秒ペースのキャンター1本を消化。週2回、2F15-15を乗り込まれています。
◇岸本担当のコメント 「15-15の本数を積んでいる段階ですが、坂路の終点まで難なくこなしてくれますし、順調に推移していますよ。ボテッとボリューム感のある馬体の印象とは異なり、動かすと意外に身軽というか、重苦しさがないのはいいですね。成長の進度といった面でも水準かそれ以上にあると思います」
-----
いやぁ、相変わらず走りに関する評価が高いですねぇ…。
15-15程度なら坂路の終いまで余裕があり、動きは見た目に似合わず重苦しくない。成長の進度も水準以上というのですから、シュウジデイファームにいる馬の中でも目立つ一頭なのかもしれません。
本馬は新種牡馬モズアスコットの産駒ですから、正直なところ具体的な成功のイメージはないわけですが、当初からずっと岸本さんの評価が高いことを考えると、馬を単体で見たときに水準以上なんだろうなと。。トレーニングを継続する気力体力も充分に備わっているようですし、これは本当に今後が楽しみになってきました。
こうなると、ついついデビューはいつ頃かな?みたいなことが気になりますが、まあ、これからバンバン鍛えて馬体も絞って…を考えると、あえて夏の北海道デビューは狙わなくてイイ気もします。
何しろ現状520kg超えの馬ですから、何となく小回り競馬場は得意じゃないかもしれませんし、秋になってチャンピオンヒルズで改めて鍛える…が無難な選択じゃないでしょうか(^^ゞ (あ、そんな心配はまだ早い?)
シュウジデイファーム在厩のストラテージュは、おもにBTCのトラックで軽め2500m、坂路でハロン17~18秒ペースのキャンター1本を消化。週2回、2F15-15を乗り込まれています。
◇岸本担当のコメント 「単体で見るとムチムチと筋肉質ですが、サイズ面でもうひと回り大きくなって欲しいところ。それに少々神経質な面を残しているため、まだ動きが緩慢に映ります。特に体質が弱いというわけではありませんが、まだまだ心身が成長の途中段階にあるということでしょう」
-----
単体で見るとムチムチ筋肉質、でもサイズ面ではもうひと回り欲しい…というのはなかなか微妙ですね。前回近況時の報告では、馬体重は470kg台に乗ってきていますから、単純にこれ以上体重を増やすみたいなことでなく、背丈も含めたサイズアップを望んでいるはずで…。でも、正直、それはコントロールが難しいですからね(^^;)
まあ、岸本さんが仰るように、ストラテージュが「まだまだ心身が成長の途中段階にある」のだとしたら、いずれは少しずつでも良い方向に進んでいくでしょうし、それを信じて見守りたいと思います。
今のところ走りについても厳しめの評価をもらってしまっていますが、まだ4月ですから焦っても何の得にもなりません。ストラテージュに限らず馬にはそれぞれの成長曲線がありますから、当面は地道にトレーニングを継続しつつ、本馬が大きく変わる時季を待ちたいと思います!(感覚的には夏を越えてからですかねぇ)
吉澤ステーブル在厩のコンタンゴは、おもにBTCの屋外コースを中心として乗り込まれており、適時、坂路で15-15前後を消化しています。4月中旬の馬体重は453kgです。
◇本田広報担当のコメント 「馬体重こそほぼ変わりありませんが、腹目のポコッとした感じがだいぶ引き締まり、全体のバランスが良くなってきていますね。乗り手によれば、『ここにきて走りがスムーズになり、パワーも出てきた感じ。いい手応えで駆けてくれるようになってきました』とのこと。だんだんと軌道に乗ってきそうな雰囲気です」
-----
大いに期待をしているコンタンゴではありますが、これまでは本田さんから「力んだ走りになって推進力が今ひとつ」といった、まだまだこれから的なコメントが多かったのですが、今回は乗り役さんの話として「走りがスムーズになりパワーも出てきた」と、前々回、前回の近況に比べてかなり前向きなコメントが聞けました。
もともとコンタンゴはディメンシオンの仔ですから、だいぶ晩成なのは覚悟のうえですし、それを考えるとこの時季のトレーニングで身体つきが変わり始め、走りに手応えが出てきたのはむしろ早いぐらいかなと。
すでに吉澤ステーブルから美浦近郊に移動をしたブルータスとはタイプが違いますし、ゆっくり成長し、徐々に変わっていくことが本馬の個性であり、息の長い活躍に通じるのではと考えています。(出資者の思い入れとして(^^ゞ)
ということで、本馬にとって一番大事なのは先を急ぐことではなく、無事に、順調にトレーニングを継続すること。今の時季に基礎体力をつけ、走りの基礎をしっかり勉強しておけば、必ず結果を出してくれると思います!
吉澤ステーブルEAST在厩のブルータスは、現在は内馬場でのウォーミングアップ後、外馬場でハロン22秒ペースのキャンター1200~1400mを消化しています。
◇澤担当のコメント 「週明けより乗り始めています。まだちょっと細身に映りますが、肌が薄くて質感が良く、いい筋肉がついてきそうな馬体をしていますよね。リオンディーズ産駒ですし、ガーッと前向きなところがありそうですので、その点を良い方向に導いてあげられればと思います」
-----
先週末に北海道の本場からEASTへ移動、無事に輸送をクリアしてくれて良かったです。
ここからはトレセン入りを意識しつつの調整になりますが、とりあえず澤担当の第一印象は悪くないようですし、『高柳瑞厩舎期待馬枠』の一頭に数えられるように、しっかりトレーニングをこなしてもらいましょう。
あえて課題を挙げるなら、「まだちょっと細身に映る」馬体の成長になるでしょうが、もともと母エンパイアブルーがスラッとしたお嬢様体型の馬でしたから、そこは本馬の個性でもあるのかなと。。まあ、将来ダートを意識するならガサはあった方が良いですから、トレーニングと爆食でボリュームアップできれば最高ですね。
ということで、トレセン近況での生活が始まりました。
果たしてエスペシャリーのような早期入厩があるのかどうか、次回、次々回の近況更新が楽しみです(^^)