ピークブルームは27日に札幌競馬場よりファンタストクラブへ移動。これまでに至る成長の経緯やレース内容等を踏まえまして、今後の進退について蛯名正義調教師と慎重に協議を行いました結果、心情的には大変苦しい決断となり、誠に残念ではございますが、未勝利番組が終了を迎える現時点での引退が適切であるとの見解で一致。近日中にも競走馬登録を抹消することになりました。なお、出資会員の皆様には、抹消に関する諸手続きが完了し次第、オフィシャルサイト等にてご案内いたしますので、今しばらくお待ち願います。
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ということで、ピークブルームの引退が正式に決まりました。
本馬については募集当初から『イチかバチか』な感触が濃厚にありましたが、結果的には良くない方の目が出てしまい…。蛯名先生にはいろいろ作戦を考えて頂きましたが、結局のところ、心身ともに中央で勝ち上がるレベルに無かったということでしょう。
エピファネイア牝馬は当たれば一発がデカいですし、全体的には引き続き好調なのですが、気性的に難しい馬が多く出る印象もありますし、アベレージを求めるタイプではないかもしれません(^^;)
(何でもかんでも走るわけじゃない…というのはどの種牡馬でも同じですけれど)
サンデー、Sadler's Wellsのクロスを持ったエピファネイア牝馬と言えば、実はディメンシオン’23も全く同じ構成なので、(直接は全く関係ないですが)ディメンシオンにはピークブルームの分まで大きな一発をかっ飛ばして欲しいです(^^ゞ
話が逸れてしまいましたが、ピークブルーム号、関係者の皆さん、今までありがとうございましたm(_ _)m
札幌6レース 3歳未勝利(芝2000m)で15着となったピークブルームの関係者コメントです。
◇古川吉騎手のコメント 「前後に2着馬と勝ち馬がいましたし、いい位置につけることができていたと思います。ただ、勝負所から全くギアが上がらない感じで、スピードに乗って行けず離されてしまいました」
◇蛯名正調教師のコメント 「平均ペースで走るぶんには問題ありませんが、ペースが上がったところで対応できなくなる形。3~4コーナーから全くスピードが上がりませんでした。残念ではありますが、このレースぶりでは先行きが非常に厳しくなったと言わざるをえません」
◆クラブのコメント 「スタートで内から寄られるのをかわして、前半は中団の内々に位置。勝負所でなかなか上がって行けず、4コーナーで頭を振り上げるように後退し始め、最後は馬群から離されてしまいました。なお、未勝利戦の番組終了期を迎えるにあたり、これまでの経緯も踏まえた上で、今回のレースをラストランとして競走馬登録を抹消する方向で調教師と協議を進めていく予定となっています」
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はい、やはり… 今日のレースを最後に現役引退の方向で協議となりました。
敗因や言い訳をあれこれ考えるのは、ある意味、先があればこその話ですからね。古川吉騎手、蛯名先生ともに『この内容では厳しい』との判断ですし、ここですっぱり諦めるのは当然の流れかと思います。
本馬に対する全体的な思いについては日を改めたいと思いますが、まあ、セールで買ってくる馬というのはなかなか難しいですよね。。もちろん、コチラもそれは承知で出資をしているわけですが(^^;)
いずれにしても、蛯名先生はじめ関係者の皆さん、これまでありがとうございましたm(_ _)m
札幌6レース 3歳未勝利(芝2000m)に出走したピークブルームは15着でした。
【レース内容】互角のスタートから内ラチ沿いの中断。道中の走りには前進気勢が感じられ、折り合いもついていたように見えましたが、どうしたことか3角手前から徐々についていけなくなり、ズルズルズルと下がって4角では最後方に。直線に入ってからも、なす術なくレースを終えることになりました。
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うーん。。これはどうしましたかね…
何とも言いようがないレースになってしまいました(・_・)
前走から中10週で馬体はプラス10kg。それでもパドックでは太くは見えませんでしたから、『これはもしかしたら成長してくれたのか!?』と淡い期待を抱いたのですが、そんな勝手な思い込みは木っ端みじんに砕かれました(^^;)
でも、スタートから向こう正面中ほどまではそんなに悪い感じじゃなかったんですよね。。
実際どうだったのかは古川吉騎手に聞いてみないと分かりませんが、3角手前で下がり始めた時にも全く抵抗する素振りがありませんでしたから、もしかしたら、何らかの違和感があったということかもしれません。
いずれにしても、最後の最後に今までで一番アレな負け方をしてしまいました…
今後どういうカタチになるのかはさて置きまして、まずは『お疲れ様でした…』ですm(_ _)m(T_T)
**2024/8/25札幌6R 3歳未勝利(芝2000m)**
サラ系3歳未勝利【2024年8月25日札幌6R】:競馬ラボ
**2024/8/25札幌6R 3歳未勝利(芝2000m)12:55発走**
◎ レイピカケ
○ パンドジェーヌ
▲ タルタロス
☆ ピークブルーム
△ モカラルビー
△ ゴールデンスロープ
△ ネロコルヴィーノ
△ インフルブルーム
ピークブルームは2枠3番になりました。
泣いても笑っても3歳未勝利戦出走のラストチャンスですから、できるだけ良い枠を!と願っていましたが、3番枠ならまあまあ悪くないのかな?と思います。脚質的に避けたかったのは外枠で、一発狙うなら内枠の方が…と考えていましたので。
あとはゲートを決めて先行態勢に持っていけるかが勝負です。
内枠に入った分、出負けをすると(2000m戦であっても)取り返すのは大変ですし、ましてや今回、実力的にピークブルームと同等以上の馬が結構いますからね。(この時期の未勝利戦に権利持ちがたくさんいるのは仕方がない(^^;))
相手を見ると、レイピカケ、パンドジェーヌ、タルタロス、モカラルビー、このあたりまではどれが勝ってもおかしくない感じ。ピークブルームは出走馬中、真ん中ぐらいの力はあると思うのですが、上位の馬たちを負かしに行くとなると簡単ではありません。前目の位置で折り合いをつけて、追い切りで見せた調子の良さに活路を見出したいところです。
正直、常識的には『勝つまでは厳しい』一戦かもしれませんが、今となっては中10週と間隔があいていること、その間に成長が進んでいることに期待をするしかありません。
あまり威勢のいいことは言えない立場ですが、とにかく最後まで応援します!
ピークブルームは、8月25日(日)札幌6R 3歳未勝利(芝2000m)に古川吉洋騎手で出走します。
- 24.08.21 見 習 函館W良 4F 68.2-53.1-39.5-12.6(9) 強めに追う
モンツァフレイバー(新馬)一杯の外0.5秒先行0.6秒先着
- 24.08.18 見 習 函館W良 4F 55.2-40.4-12.2(7) 一杯に追う
- 24.08.14 助 手 函館W不 5F 72.6-56.2-41.3-12.9(9) 強めに追う
クァンタムリード(新馬)末強めの外0.4秒先行同入
◇蛯名正調教師のコメント 「21日に函館のウッドで追い切りました。現地からの報告によると手応えは十分で動きも良かったようですからね。これでどこまでやれるかだと思います。乗り難しさというか色々な癖を理解してレースに臨んでくれるジョッキーがいいと思っていましたので、希望していた古川吉洋騎手が乗れることになったのは良かったです」
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ラストチャンスにかけるピークブルームの出走が確定しました。
レースは25日札幌の芝2000m戦。これは現状ベストと思える条件のレースでしょう。
肝心の状態面に関しては、21日の追い切りについて蛯名先生が「現地からの報告によると手応えは十分で動きも良かった」と仰っていますし、時計も68.2-53.1-39.5-12.6秒で、函館ウッドとしては充分以上のものですからね。
もともと目標だった最終週から前倒しできたこともプラスに考えたいですし、蛯名先生の「これでどこまでやれるか」は、今やれる範囲でベストの状態に持ってこれた!という意味だと思いますので。
あとはもう、当日までの最終調整をしっかりやって頂いて、古川吉洋騎手に全てをお任せするだけです。泣いても笑っても、ここで結果が出せなければあとはないわけで、中途半端にならないように、開き直って勝負に行って欲しいです!
**2024/8/25札幌6R 3歳未勝利(芝2000m)出走馬**
函館競馬場在厩のピークブルームは、14日、ウッドを併せ馬で追い切られています。
- 24.08.14 助 手 函館W不 5F 72.6-56.2-41.3-12.9(9) 強めに追う
クァンタムリード(新馬)末強めの外0.4秒先行同入
- 24.08.11 助 手 函館W良 5F 70.3-55.3-40.9-13.4(8) 馬ナリ余力
ラインポーチュラカ(三未勝)馬ナリの外1.3秒先行同入
◇蛯名正調教師のコメント 「最終週は混み合うことが予想されますので、来週8月25日(日)札幌6R 3歳未勝利(芝2000m)へ。節もあいていることですし、出走はおそらく大丈夫でしょう。このあとは週末、来週とやってレースへ。右肩の心配はないものの、少々乗り難しいようなところもありますからね。それを踏まえて上手に騎乗してもらえるジョッキーを当たっているところです」
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未勝利戦最終日は混み合うこと、メンバーが揃うことが予想されるため、予定を前倒して来週の未勝利戦へ。蛯名先生がいろいろ考えて頂いているようですし、ここは(鞍上手配を含めて)全てをお任せして応援します。まあ、ここまでくればやれることは少ないですし、文字通り『人事を尽くして天命を待つ』しかありませんからね。
ちなみに目標レースは25日の札幌6レース。最後にもう一度芝2000m戦にチャレンジできるのはありがたいと言いますか、これまで試してきた条件の中では、やはり芝2000mが一番それらしかったんじゃないかなと。。
なかなか簡単に勝つわけにはいかないでしょうが、6月函館の未勝利戦に出走して以来の2ヶ月間、右肩の違和感を乗り越えて準備を進めてきたわけですし、その成果を思う存分発揮して欲しいと思いますm(_ _)m
ピークブルームは、7日、函館競馬場に入厩しています。7/31の馬体重は464kgです。
◇佐久間調教補佐のコメント 「先週の金曜日、そして6日と坂路に入って速めを消化。どちらも15-14-14前後で、6日のほうが終いを伸ばす形となりました。右肩については全く気にならず、6日の晩にこちらを出発。何とか良い状態で送り出すことができたと思います」
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目標の札幌開催最終週、ラストチャンスに向けての入厩となりました。
この中間、右肩に不安が出て想定よりも時間が掛かってしまいましたが、目標を最終週に切り替えたことで充分なリフレッシュができたでしょうし、その後の準備は概ね順調でしたからね。
今度は泣いても笑っても…の一戦になりますから、今の力を存分に発揮して、ファンタストクラブや厩舎の皆さんのご苦労に報いたいところ。。この際どんなカタチでも良いので、何とか一発決まってくれないかなぁ…ですm(_ _)m
ファンタストクラブ在厩のピークブルームは、おもに屋内ダートコースで軽いキャンター2400~3200mを消化。週1~2回、坂路で速めを乗り込まれています。
◇佐久間調教補佐のコメント 「30日は週明けの雨により馬場状態が悪かったため、フラットで長めを乗りましたが、金曜日にはまた坂路で時計を出す予定。歩様はすっかり良くなっていますので、『札幌開催の最後に向けて』(調教師)態勢を整えていければと思います。気性的にキッとなりやすい面はあるものの、泡を吹くような感じではありませんからね。あとはとにかくこのまま順調に。体調管理にも細心の注意を払って進めていきます」
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「歩様はすっかり良くなった」とのことで、札幌開催最終週出走を目標に進むことになりました。
正直、仕上りや変わり身といった点でどうなるかは気になるものの、ここまできて細かいことを言っても始まりませんからね。与えられた条件の中でベストを尽くす、今出来ることをやり切る気持ちで臨んで欲しいと思います。
ファンタストクラブの皆さんには引き続きご苦労をおかけしますが、ピークブルームにとって次走はまさにラストチャンス。。できるだけ良い状態で出走させてあげたいところですm(_ _)m
【ファンタストクラブ在厩のピークブルーム:公式HP(2024/7/26更新)より】
ファンタストクラブ在厩のピークブルームは、騎乗再開後は問題なく調整できています。
◇佐久間調教補佐のコメント 「右肩の違和感はすっかりなくなり、段階的にペースを上げているところ。現在はおもに坂路と屋内ダートコースを併用して軽いキャンターを消化しています。丸二日間、調教を休むことにはなりましたが、坂路での動きにも問題はありませんので、ここからまた徐々にピッチを戻していけるものと思われます」
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先週の近況で「右肩跛行によりケアと様子見に専念」と聞いた時は、果たして次走はどうなるのか?と心配をしましたが、実際に調教を休んだのは2日で済んだようですし、何とか『未勝利戦のうちにあと一走』はできそうです。
もちろん、大切なのはこれからピッチを上げていった時にどうなるかですが…。
まあ、立場が立場ですから、ある程度は思い切る必要があるでしょうし、慎重かつ大胆に乗り込んで頂ければと思います!(と、口で言うのは簡単ですが、そこを何とかお願いしたいと思いますm(_ _)m)
【2024/4/14中山1R 3歳未勝利(牝/ダ1800m)でのピークブルーム:公式HPより】
メリタテスは19日付けで競走馬登録を抹消いたしました。なお、出資会員の皆様には詳細をオフィシャルサイト等にてご案内いたしますので、ご確認のほどお願いいたします。皆様からのご支援に対しまして心より御礼申し上げますとともに、アクシデントによる急な引退となりましたこと、深くお詫び申し上げます。温かいご声援をいただき、誠に有難うございました。
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メリタテスが登録抹消になりました。
思い返すと、2歳10月のトレセン入厩直後に僅かな骨剥離を発症し、結局、デビューは3歳6月まで遅れたんですよね。しかも、最初は芝のレースを使われて13、3、6着と勝利をあげられず…。
それでも札幌ダート1700mに条件を変えた4戦目は、古川奈穂騎手の思い切った逃げ戦法が功を奏して8馬身差の圧勝劇。先月に挙げた通算2勝目が函館ダート1700m戦で、古川奈穂騎手での逃げ切りだったことを考えると、余ほど北海道のダート1700mが好きで、斤量の軽い古川奈穂騎手との相性が良かったのだと思います。
そして、ここ2走は菱田騎手が乗って『逃げないメリタテス』の強さを確認することもできました。正直、順調ならまだまだ強くなりそうでしたし、小さい身体で準オープン、オープンと上り詰めていく姿を応援したかったです。
このあとは繁殖入りになるハズですが、母としての成功を考えると、通算15戦で引退できたのは却ってプラスなのかなと…。メリタテスは気持も強いしタフなので、油断すると30、いや、4~50戦ぐらい走っちゃいそうでしたからね(^^ゞ
繁殖入り後のことについてはどうなるかわかりませんが、できることなら産駒を募集して欲しいですし、チャンスがあればパンサラッサとの配合も…。屈腱炎での引退はとても残念ではありますが、様々なカタチで夢の続きが見られたら嬉しいです!
【2024/7/14函館10R 駒場特別(2勝C/ダ1700m)でのメリタテス:公式HP】
【2024/6/9函館12R 3歳以上1勝クラス(ダ1700m)でのメリタテス:公式HPより】