バスラットレオンは、このたび、トルコジョッキークラブへの無償譲渡により、トルコで種牡馬入りすることが決定いたしましたので、取り急ぎお知らせいたします。海外重賞を二度制したバスラットレオンの優秀な血が、ヨーロッパとアジアの架け橋ともいえるトルコの地でワールドワイドに花開くことを願い、引き続きご注目いただければ幸いです。ご支援をいただきました皆様方に改めまして感謝申し上げます。
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その後、繋養先決定の情報がなく、少し心配していたバスラットレオンですが、なんとトルコでの種牡馬入りが決まったとのこと(°◇°;) それにしてもこの繋養先は予想のしようがなく、正直、かなり驚いています。
私もトルコの競馬事情には全く詳しくないのですが、日米欧豪といった地域ほどではないにしろ、それなり以上に盛んなようですし(いわゆるパート2国)、日本馬ではヴィクトワールピサ、サトノアレスといった馬が種牡馬生活を送っています。なので、普段の生活などについては心配ないと思いますが、なかなか情報が入ってこなくはなるんでしょうね…。
果たしてバスラットレオンにどんな種牡馬生活が待っているのか分かりませんが、先行したヴィクトワールピサは人気種牡馬としてかなりの活躍をしているようです。バスラットレオンの芝・ダートを問わない戦績、マイル以下でも勝負ができるスピード、世界を股にかけて活躍したタフさと精神力、米・欧の主流血脈を取り入れた血統背景を考えれば、ヴィクトワールピサを超える人気種牡馬になっても不思議はないと言えるでしょう。
まあ、できれば目の届く地での種牡馬入りが良かったのですが、種牡馬として大切にされることが何よりだと思いますし、関係者の皆さんが一番良いと思った行き先ですからね。あとはバスラットレオンがトルコ競馬界の課題とされる『スピード不足』解消の立役者となり、将来、バスラットレオンの血を引く馬がドバイやサウジに登場することを祈ります。
それにしてもトルコですか…。やはり馴染みがない分、ちょっと遠いと感じてしまいますが、クラブも「引き続きご注目いただければ」と仰っていますし、機会があればその後の状況などレポートして頂ければと思いますm(_ _)m
これはアレですね、さすがにバスラットレオン産駒に出資するのは厳しい感じですよねぇ(^^:)
【2024/11/4佐賀 JBCスプリント(Jpn1/ダ1400m)でのバスラットレオン:公式HPより】
バスラットレオンは5日に島上牧場へ移動。6日付けで競走馬登録を抹消いたしました。なお、出資会員の皆様には詳細をオフィシャルサイト等にてご案内いたしますので、ご確認のほどお願いいたします。長きにわたる皆様からのご支援に対しまして、心より御礼申し上げます。温かいご声援、誠に有難うございました。
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バスラットレオンに出資した理由を当時の記事で思い出しました。
【バスラットアマル'18】出資決定! これは行っとくべきでしょう(^^)
はい、矢作先生セレクト馬であり注目のキズナ牡馬だから… というすごく分かりやすい理由でした(^^)
当時はこの馬、そして当歳募集馬にキングエルメスがにいて、世代を跨ぐ形での矢作厩舎セットに出資をしたんですよね。今考えても、『矢作厩舎セット』の破壊力はすごいものだと思います。
そしてこちらはJRAからのお知らせです。
バスラットレオンの競走馬登録抹消:JRA
2021年ニュージーランドトロフィー(G2)などに優勝したバスラットレオン(牡6歳 栗東・矢作 芳人厩舎)は、11月6日(水曜)付けで競走馬登録を抹消しましたのでお知らせします。
なお、同馬は種牡馬となる予定ですが、繋養先は未定です。
このあとは種牡馬入りの予定ながらも繋養先は未定とのこと。
今のところは、オーナーサイドが種牡馬にすると宣言しているだけで落ち着き先が決まっていない状態ですから、まだ全然安心はできませんが、関係者の皆さんもきっと頑張っておられるでしょうし、諸々の話がうまく進むことを祈ります。
種牡馬としては(父キズナがすごく高くなってしまいましたし)母系の母系のNew Approach-Galileo-Sadler's Wells×Cape Cross-Green Desert-Danzigをうまく活かせばかなり面白いと思いますし、折り紙付きの身体能力が産駒に伝われば…。
何としてもチャンスが欲しいですし、ワンチャン、クラブから産駒が募集されれば前向きに考えたいです。
3、4年後には、ここはパンサラッサ産駒とバスラットレオン産駒を応援するブログになっているかもしれません(^^ゞ
【2024/11/4佐賀 JBCスプリント(Jpn1/ダ1400m)でのバスラットレオン:公式HPより】
佐賀10レース JBCスプリント(Jpn1/ダ1400m)で8着になったバスラットレオンの関係者コメントです。
◇古川奈穂騎手のコメント 「ゲート内で長い間我慢してくれていたのですが、最後の最後で動き始めてしまい、そのタイミングでスタートを切られる形。よって一歩目がガタッとなってしまいました。理想はハナに行ってこの馬の競馬をと思っていたのですが、向正面までスマートな競馬ができませんでした。それ以降もやめずにしっかりと応えて頑張ってくれていただけに、もう少しいい競馬をしてあげたかったです。最後に何とか良い結果でお応えしたいと思っていたのですが…申し訳ございません。このような機会を設けていただき、オーナーや会員の皆様をはじめ関係者の方々には感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました」
◇荒木助手のコメント 「ゲートが開く数秒前から後ろ蹴りを始めてしまい、蹴ろうとした瞬間にスタートを切られて少し出遅れる格好になりました。それに1コーナーで外に膨れるようなところもありましたからね。出負けする形になったのが痛かったです」
◆クラブのコメント 「ややバランスを崩すようなスタートになった上に全盛期ほどのガツンとくるような二の脚が見られず、押しながら好位につけていく形。勝負所から段々と追走が苦しくなり、後退してしまいました。なお、このあとは、「明日の朝に島上牧場へ」と荒木助手。これまでドバイ、英国、仏国、サウジ、韓国、そして国内10ヶ所の競馬場で走ること29戦。国内外の3つの重賞を制し、無事にラストランを終えたバスラットレオンにあらためて労いの言葉をかけてあげたいと思います」
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改めまして、古川奈穂騎手、荒木助手、お疲れ様でした。
特に古川奈穂騎手は今回が初のJpn1騎乗に加え、バスラットレオンのラストランパートナーという大役でしたからね。レース前には『バスラットレオンは競馬を教えてくれた想い出の一頭』といった話もされていましたし、ある種独特の緊張感もあったでしょうが、無事にレオンをゴールまで導くという点において、しっかり仕事をして頂けたと思います。
このあとはいったん島上牧場に入るようですが、海外、国内10競馬場を股にかけたバスラットレオンのことですし、どこに落ち着いてもきっと悠々と過ごしてくれるでしょう…
ええと、今日は関係者コメントまでに時間が掛かったので、もうだいぶ酔っ払ってしまいました…
この辺で、バスラットレオン大活躍の夢でも見ようとひと眠りさせて頂きます(^^ゞ
佐賀10レース JBCスプリント(Jpn1/ダ1400m)に出走したバスラットレオンは8着でした。
【レース内容】ゲート内で少しガタついて、扉が開いた時には少し躓いていましたかね。一瞬ヒヤッとしましたが、何とかか立て直してくれて良かったです。その後はハナに立つことはできず、4番手の位置で1コーナーへ。1~2角を回って向こう正面に出るあたりまでは悪くない感じで追走できていたと思います。ただ、3角手前で外から来られ、ペースが上がった時には、それについていく気持ちにはならなかったようで…。それでも古川奈穂騎手の叱咤に応えて最後まで走ってくれましたが、残念ながら8着での入線となりました。
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何も言うことはありません!
今までありがとう!!
お疲れ様でしたm(_ _)m
ここ最近のレースぶりを考えれば、なかなか勝つのは難しいだろうとは考えていましたので、レース内容、結果には特に言うことはありません。あえて言うなら、落馬するほど躓かなくて良かった… 最後まで無事完走してくれてありがとう!ですかね(^^ゞ
まあ、古川奈穂騎手とのコンビも久しぶりに見られましたし、ラストランの舞台に無事立つことができましたし…
今日のレース結果は結果として、あとはしっぽり晩酌をしつつ関係者コメントを待つのみです。
今まで本当に良く頑張ってくれましたm(_ _)m
**2024/11/4佐賀 JBCスプリント(Jpn1/ダ1400m)・良**
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いよいよバスラットレオンのラストランが明日に迫ってきました。
バスラットレオンは7枠9番になったとのことですが、今さら枠順に何かを言う気はありませんし、とにかくゲートを出る時に躓かないように気をつけて、しっかりした良いレースをして戻ってきて欲しいと思います。
レースの行方は、大方の予想によれば前走東京盃(Jpn2/ダ1200m)組、南部杯(Jpn1/ダ1600m)組が中心になりそうですが、バスラットレオンは『何か』を持って生まれた馬ですし、何となくいつもと違う雰囲気を察して、久しぶりに最後まで本気で走ってくれるかもしれません。(本気で走ったら勝っちゃうかもしれませんけれど(^^ゞ)
ちなみに、海外でもパートナーを務めてくれた坂井瑠星騎手はヘリオスに騎乗します。ヘリオスは広尾TCで募集が開始されたアンジュシュエット’24の半兄ですから、そういう目線でレースに注目している方も多いかもしれませんね。
**2024/11/4佐賀 JBCスプリント(Jpn1/ダ1400m)17:20発走**
【JBCスプリント2024枠順発表】全12頭:netkeiba
JBCスプリント(Jpn1、ダート1400メートル、4日=佐賀)に向けて10月31日、追い切りが行われた。
JBCスプリントでJpn1初騎乗を迎える古川奈穂騎手(24=矢作)が、パートナーとなるバスラットレオン(牡6、矢作)の最終追い切りに臨んだ。軽快な動きで坂路4ハロン52秒2-12秒2の好時計。鞍上は「馬なりでスッと動けて、しまいまで反応が良かったです。6歳でもパワフルさは変わりません。ハイレベルな馬が集まるので、スピードを生かす競馬をしたいです」と意気込んでいた。
【JBCスプリント】古川奈穂騎手、“思い出の馬”バスラットレオンでG1級初騎乗「結果で恩返ししたい」:サンスポZBAT!
デビュー4年目の古川奈穂騎手(24)=栗・矢作=が、JBCスプリントのバスラットレオン(栗・矢作、牡6)でG1級に初騎乗する。
「機会をいただいたオーナーや先生(矢作調教師)、関係者の皆さんに感謝しています。結果で恩返ししたい気持ちがあります」
これまで重賞はグランスラムアスクで2回(2023年クイーンS14着、今年の中山牝馬S12着)騎乗。自身の初勝利を挙げた馬での参戦に「特別な存在の1頭です」と力を込める。同馬は今回が引退レース。「持ち前のパワフルさを生かした競馬をしたい」と意気込みを語った。
栗東トレセン在厩のバスラットレオンは、31日朝、坂路で古川奈穂騎手を背に追い切られています。
- 24.10.31 古川奈 栗東坂重 1回 52.2-37.7-24.5-12.2 馬ナリ余力
◇古川奈穂騎手のコメント 「初勝利に導いてくれた思い出深い馬ですし、競馬の勝ち方を教えてくれるなど、色々な経験をさせてくれた馬ですからね。もう一度、しかも私自身初めての騎乗となるG1級のレースにおいて本馬のラストランの手綱を任せていただき、本当に嬉しく思っています。追い切りも以前と変わらずパワフルな動きでしたし、スタートを決めてこの馬のリズムで運びたいところ。その背中で3年半の成長を感じてもらえるよう、しっかりと準備をして、いい競馬をしたいと思います」
◇岡助手のコメント 「世界各国、全国各地で頑張ってくれたバスラットレオンのラストラン。まずは無事に、そしていいレースをして欲しいと思っています」
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ラストランに向けて、古川奈穂騎手が立派な決意表明をしてくれました。
思い起こせば古川奈穂騎手の初勝利は…
バスラットレオンの背中につかまっていたら、馬が勝手に勝ってくれた…みたいなことも言われがちですが、実際にレースを見直すともちろんそんなことはなく、まだ慣れない中でも冷静に、一生懸命バスラットレオンを気分良く走らせようとしている姿が印象的ですし、実際、あの勝利がニュージーランドT制覇にも繋がったわけですからね。
その彼女から「背中で3年半の成長を感じてもらえるよう、しっかりと準備をしていい競馬をしたい」などというコメントが聞けるとは、3年半という時間の中で、様々な経験をした若者の成長が嬉しい的な、いうかにもオッサン臭い感想を持ってしまうのも致し方ないところでしょう。(ちょっと何を言っているのか分かりにくくてスミマセン(^^:))
ラストラン当日まであとわずか。。海外でも一緒に過ごした岡助手はじめ、厩舎の皆さんにも様々な思いがあるでしょうし、最後にバスラットレオンらしい走りを見せてもらえたら最高ですm(_ _)m
【2024/10/19東京 富士ステークス(G2/芝1600m)でのバスラットレオン:公式HPより】
栗東トレセン在厩のバスラットレオンについて、出走を予定している11月4日(月)佐賀 JBCスプリント(Jpn1・ダ1400m)の鞍上が古川奈穂騎手に決まりましたので、取り急ぎお知らせいたします。
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バスラットレオンのラストラン、引退レースの鞍上が古川奈穂騎手に決まりました。
矢作厩舎所属のジョッキーとして、自身の初勝利をプレゼントしてくれたバスラットレオンの引退レースでパートナーを務めるのですから、古川奈穂騎手も万感の思いと共に大役をこなしてくれるでしょう。
それに、今回のレースはゴリゴリ勝ちにいくのではなく、最初から最後までとにかく無理をさせないこと、事故などが無いように無事に戻ってくるのが第一ですからね。競馬ですからソロッと回ってくるわけにはいかないですが、そのあたりの微妙な呼吸については厩舎、オーナーサイドの意向を汲んで、所属ジョッキーがしっかりこなすべき仕事だろうと思います。
古川奈穂騎手はG1、Jpn1初騎乗だと思いますが、くれぐれもよろしくお願い致しますm(_ _)m
【2024/10/19東京 富士ステークス(G2/芝1600m)でのバスラットレオン:公式HPより】
【注目馬動向】重賞3勝のバスラットレオンがJBCスプリントで引退 矢作調教師「本当に思い入れの強い馬」:UMATOKU
これまで国内外で重賞を3勝しているバスラットレオン(牡6歳、栗東・矢作芳人厩舎、父キズナ)が次戦のJBCスプリント(11月4日、佐賀競馬場・ダート1400m)を最後に現役を引退することになった。管理する矢作調教師が10月25日、明らかにした。
同馬は3歳春の2021年ニュージーランドTで重賞初制覇。翌年は海外にも活躍し、2022年のゴドルフィンマイルと2023年の1351ターフスプリントを勝った。また、2021年3月には1勝クラスの平場で、当時はデビュー2週目だった古川奈穂騎手=栗東・矢作芳人厩舎=を初勝利に導き、注目を集めた。
矢作調教師は「これが引退戦になります。海外でも2つ勝ってくれましたし、自分が生まれてすぐに選んだ馬。本当に思い入れの強い馬です。最後まで無事に、そしていい競馬をしてほしい」と愛馬に感謝の言葉をかけ、最後の走りに期待した。
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パンサラッサ、プライムラインの世代を経て、バスラットレオンが出たことで『矢作セレクト馬』の注目度が上がり、広尾TCにおける矢作厩舎の位置付けが一気に神レベルまで上がりましたからね。
矢作先生にとってバスラットレオンが特別の馬であるように、私たち出資者にとっても本当に特別な馬。。パンサラッサとドバイに遠征し、精鋭ぞろいの日本馬の先陣を切ってゴドルフィンマイルを勝った時は、マジで震えるほど興奮させてもらいました。
そして、興奮冷めやらぬ中、ドバイターフでパンサラッサがロードノースとデッドヒートに…。あんな経験はもう二度と出来ないでしょうし、一口馬主として一生自慢できる最高のイベントだったと思います(^^)
そう言えば、古川奈穂さんの初勝利はバスラットレオンがプレゼントしたようなものだったなぁ…(^^ゞ
【2024/10/19東京 富士ステークス(G2/芝1600m)でのバスラットレオン:公式HPより】
栗東トレセン在厩のバスラットレオンは、まずはレース後の様子見が行われています。
◇矢作調教師のコメント 「体調そのものは良好でしたが、全盛期に比べると気持ちの面で少なからず年齢的なものが出てきている様子。来年は7歳になりますし、近走の内容などを踏まえますと、そろそろゆっくりさせてあげても良いのではないでしょうか。国内重賞、そして海外でも2つの重賞を勝ってくれた馬ですからね。11月4日(月)佐賀 JBCスプリント(Jpn1・ダ1400m)に登録したところ出走が可能な状況ですので、バスラットレオンの功績に相応しい大舞台で締めくくりたいと考えます。ラストランに向けて、引き続きしっかり調整していきます」
◇岡助手のコメント 「レース後も反動は見られず、24日朝から跨ってEコースへ。特に問題はありませんでした」
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前走後に矢作先生から「以前に比べると気持ちの面でもうひとつ」とのコメントが出ていましたので、予感めいたものはありましたが、ついにバスラットレオンのラストランがJBCスプリントになるとの発表がありました。
個人的には富士ステークスがラストランになってもおかしくないと考えていただけに、JBCへの出走が可能になったのはとてもありがたいですし、無事に、できるだけ良いカタチで遠征を終えて頂ければと思います。
その上で、バスラットレオンはパンサラッサと共に芝、ダートの二刀流で世界を股にかけた馬ですし、遠征競馬のJpn1がラストランになるのはとても相応しい舞台なのかも…。ひとつの時代が幕を閉じるような寂しさはありますが、ラストランを設定してくれた矢作先生はじめ、関係者の皆さんへの感謝もこめて、最後の応援をしたいと思いますm(_ _)m
【2024/10/19東京 富士ステークス(G2/芝1600m)でのバスラットレオン:公式HPより】
東京11レース 富士ステークス(G2/芝1600m)で17着となったバスラットレオンの関係者コメントです。
◇吉田豊騎手のコメント 「馬の雰囲気は悪くなく、初めて乗りましたので比較はつかないものの背中の感触は良かったです。最内枠でしたし行こうと思いましたが、外から来られたため2番手に。一歩目を出た後が意外と行けませんでしたからね。もう少しリズム良く運べれば良かったのですが、逃げるというこの馬の形が取れず、1回もガツンとハミを取る感じがありませんでした。『早めに仕掛けていこう』との指示でしたが、最後も踏ん張りきれませんでした」
◇矢作調教師のコメント 「体調自体は上がってきているように感じていましたが、ジョッキーの話を聞いていると、どうも乗りやすい馬になってしまっているようなんですよね。以前に比べると気持ちの面でもうひとつなのかもしれません」
◆クラブのコメント 「外からハナを奪われ、少し距離を置いた2番手につけて行きましたが、直線残り300mあたりから徐々に後退。休み明けの分もあるのでしょうか、もうひとつ気持ちが乗ってこないレースぶりとなりました。なお、このあとは、「帰栗後の様子を見ながら、あらためて考えていく」(調教師)予定となっています」
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吉田豊騎手は「逃げるというこの馬の形が取れず」と仰っていますが、今日のあの展開なら、やや離れた番手に収まったのは一番良い判断だった気がします。と言いますか、問題はそれより「1回もガツンとハミを取る感じがなかった」ことの方ではと…。
素人の私が見ていても、(特に勝負どころでギアを上げようとしたときに)今ひとつ闘志に火がつかない感じがしましたし、矢作先生が「以前に比べると気持ちの面でもうひとつ…」と仰ったのは全くその通りだと思います。
今後については、海外重賞2勝の実績があり、あのBaaeedに果敢に挑んだほどの馬だけに、簡単にどうこう言えない面もあるのでしょう。現時点では「帰栗後の様子を見ながら、あらためて考えていく」とのことなので、『その先のこと』までを見据えつつ、あと一戦するのかどうかを含めてご判断頂ければと思います。
バスラットレオンがクラブにとっても私にとっても大功労馬なのは確かですし、キズナ産駒のマイラーとしてトップクラスの実力を持つ馬なのは間違いないですからね。是非とも、良い花道を考えて頂きたいと思いますm(_ _)m