【クイーンS】テルツェットが最内突き史上3頭目の連覇!:サンスポZBAT!
第70回クイーンステークス(3歳以上、牝馬、G3、芝1800メートル)は、池添謙一騎手の2番人気テルツェット(5歳、美浦・和田正一郎厩舎)が連覇を達成。最内枠スタートから中団のインをピタリと追走すると、直線でも最内を突いて差し切った。同レース連覇は2003、04年のオースミハルカ、12、13年のアイムユアーズに続く史上3頭目。また、池添騎手は同レース歴代最多の4勝目を挙げた。タイムは1分47秒8(良)。
ハナ差の2着には直線で外から脚を伸ばしたサトノセシル(8番人気)、さらにクビ差遅れた3着に逃げたローザノワール(3番人気)が入った。なお、武豊騎手の1番人気ウォーターナビレラは直線伸びず10着に敗れた。
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テルツェット号、見事な連覇おめでとうございます!
3歳馬ウォーターナビレラが注目を集めていた今年のクイーンSでしたが、終わってみれば、昨年出走していた5頭の中から1~3着馬が出るというレースでした。
そんな中、勝ったテルツェットは1番枠から道中インベタをキープ、直線でも最内を衝く形でしたから、馬の頑張りはもちろん、池添騎手の勝負強さが存分に発揮されたレースでもありました。ペースが落ち着いていて、迷わずインを衝くしかなかったのだとは思いますが、そこで結果を出すのはさすがです。(昨日のアンジアンも同じことをしたかった(^^;))
逆に、先行態勢から4角で先頭に並びかける王道の競馬をしたウォーターナビレラはまさかの10着。。1番人気を背負っているだけに、ゲートが決まればあの位置で競馬をするのが当然でしょうし、52kgで伸びなかったのは状態面なのか距離なのか…。まだ3歳牝馬なので決めつけるのはアレですが、次は距離短縮の方向になる可能性が高そうです。
来週の新馬戦にはテラステラ、21日の札幌記念にはパンサラッサが出走を予定しており、実は札幌競馬場の様子を確かめるつもりで観戦していたのですが、まあ、それはその時になってみないと分かりませんねぇ。。基本的には前で勝負が有利だと思うものの、条件によっては差しが全く届かないってわけでもなさそうです(^^;)
**2022/7/31札幌11 クイーンステークス(牝/G3/芝1800m)・良**
クイーンステークス【2022年7月31日札幌11R】出馬表、予想:競馬ラボより
🇫🇷ドーヴィル競馬場に #キングエルメス と #バスラットレオン が到着しました🚚
— JRA World Racing (@JRA_WorldRacing) July 30, 2022
キングエルメスは8/7(日)のモーリスドゲスト賞、バスラットレオンは8/14(日)のジャックルマロワ賞に出走を予定しています🏇 pic.twitter.com/Y545EqP1Vs
7/30に英国から移動と伝えられていたバスラットレオンとキングエルメスが何事もなくドーヴィルに到着したようです。キングエルメスは一週間後、バスラットレオンは二週間後にG1挑戦を控えていますが、2頭ともに上がり目しかないと思っていますので、8月前半はかなりドキドキしながら過ごすことになるでしょう(^^)
世間様からは、(JRAがジャックルマロワ賞の馬券を売ることも含めて)前走でBaaeed以外とはそんなに差がないことを示したバスラットレオンに大きな期待が集まりそうですが、個人的にはモーリスドゲスト賞に出走するキングエルメスもかなりやれるのでは?と思っています。(前走はさすがに条件が厳しかったということで…)
それにしても、2頭とも輸送でヘコタレるタイプでないのは助かります。もちろん、それは帯同スタッフさんたちのお陰でもあるのですが、競馬というのは馬の良し悪しだけでない、本当の総合力が試される種目なんだなぁと、改めてそんなことを考えたりしています。(今さらの話で恐縮ですけれど(^^ゞ)
バスラットレオン初の@Goodwood_Racesレース第4着!日本のファンの皆様の応援のおかげで素晴らしい走りを見せてくれました!#バスラットレオン #坂井 瑠星 #競馬 #QGF pic.twitter.com/8sFUUAiAEY
— World Horse Racing (@WHR) July 27, 2022
🔵⚪️ Baaeed - he remains unbeaten with Sussex Stakes glory @Goodwood_Races
— Racing TV (@RacingTV) July 27, 2022
🏇 9 races
🥇 9 wins
🏆 G1 Qatar Sussex Stakes
🏆 G1 Queen Anne Stakes
🏆 G1 Lockinge Stakes
🏆 G1 QEII Stakes
🏆 G1 Prix du Moulin
⭐️ Superstar for William Haggas, @JimCrowley1978 & @ShadwellStud pic.twitter.com/w8hW5RJPTB
しかし、サセックスSを何度見直しても残り1Fまでは… Baaeedが出ていなければ、もっとゴール前までドキドキできたのに… いやいや、歴史的名馬の強さを肌で感じることができたのは素晴らしい経験だったと思いましょう(^^;)
ちなみにクラブ馬の海外遠征については今でも様々なご意見があるでしょうが、たまたま私が『(勝敗に関わらず)素晴らしい経験ができた』と感じられるのは、レースをGCさんがライブ中継してくれたり、ツイッターなどで様々な情報を得ることができたり、そういうクラブの努力以外の部分も大きいんですよね。
これがもしも(言い方はアレですけれど)『よく分からんうちに外国に行ってよく知らん馬たちに負かされて帰ってきました…』みたいな遠征だったとしたら、さすがの私も盛り上がりようがない。。
と、またまた余計な心配をしてしまいました(^^ゞ
いろいろ難しい話はさて置いて、三日目もパンサラッサに清き一票を!
JRA 京都競馬場 Presents アイドルホースオーディション 2022
札幌6R 3歳未勝利(芝2000m)で9着となったアンジアンの関係者コメントです。
◇藤原英調教師のコメント 「前走の1200mがいい刺激になり、この距離で前進をみせてくれないものかと期待を寄せての参戦でした。馬は頑張って走ってくれていましたし、気持ちとしてはこのままもう一戦行きたいところなのですが、“3走成績による出走制限”により、向こう2ヶ月間出走できなくなってしまっては仕方がありません。残念ではありますが、今回のレースをもって未勝利番組の終了を迎えることになってしまいました」
◆クラブのコメント 「外枠からでも無理なく好位の内につけて道中は経済コースを周回しましたが、最後の直線を迎えたところで前が塞がるような格好になってしまい、下がり始めた逃げ馬の直後でゴチャつく形。残念ながら、8着以内に入ることができませんでした。なお、9月30日までの出走制限を受けまして、藤原英調教師と今後の方向性や進退に関する協議を進めていくことになりました」
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まあ、それはそうですよね。
あの不利がなければ何とか8着以内はあったかも…と言っても、今となっては仕方がありません。一応、現時点では『進退協議』となっていますが、このまま登録抹消になることは確定的だと思います。
非常に期待をしていた馬だけに、未勝利引退という結果は残念ですが、そうですねぇ、最後のレースが一番良い内容だったのがせめてもの救いでしょうか。。もう少し『早い成長』があればまた違ったのかもしれませんが、今の競馬に『仕上りの早さ』『早い時期の完成度』が重要なのは最初から分かっていましたしね。
このあとアンジアンは牧場に帰るのだと思います。その先のことは何とも言えない状況ですが、できることなら良い仔を産んでもらい、チャンスがあれば広尾で募集馬となって欲しいです。
小さい身体でよく頑張ってくれました。藤原先生はじめ関係者の皆さん、ありがとうございましたm(_ _)m
札幌6R 3歳未勝利(芝2000m)に出走したアンジアンは9着でした。
【レース内容】(12番が除外となったため)大外枠からまずまずのスタート。内の各馬を見ながら先行態勢、それほど無理をすることなく内ラチ沿いを確保し先頭で1コーナーへ。ところが、やや遅れて外から主張してきた10番と6番を先に行かせ、結局、3番手で向こう正面に入るというちょっと珍しい展開になりました。向こう正面から勝負どころの3コーナーでもラチ沿いを進み、4角でも距離ロスのないカタチからインを衝く作戦に出ましたが…。直線入り口でも手応えは残っていましたし、『これはもしや!?』と思ったものの、逃げバテた10番の真後ろだったのが運の尽き、思うように脚を使えず9着での入線となりました。
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ううむ。。どうしたものでしょうか(´へ`)
いや、インを衝く競馬には常にリスクがありますから、そのこと自体は仕方がないですし、前が開いていたら勝っていた…的なことを言うつもりは全然無いのですが、あれだけ窮屈なカタチになっても結果的に1秒しか負けなかったのは、アンジアンが少しずつ(本当に少しずつ(^^;))良くなっていることの証拠だと思うんですよね。
実際、今日は逃げた10番と2番手の8番がブービーと最下位になる競馬でしたし、アンジアンも大外枠からあえてペースを握ったわけで、時間さえあればもう少し何とかなりそうな気も。。とは言え、これで一応(?)スリーアウトが成立してしまいましたので、普通であれば…ですよねぇ。。(T_T)
藤原先生がどんな評価をされるかわかりませんが、(あともうワンチャンスが欲しい気持ちもあるものの)ジタバタしても仕方がないので、とりあえず、大人しく関係者コメントを待つことにしますm(_ _)m
**2022/7/30札幌6R 3歳未勝利(芝2000m)・良**
サラ系3歳未勝利【2022年7月30日札幌6R】出馬表、予想:競馬ラボより
このところ大きな動きがなかった募集馬の残口状況ですが、28日10時時点でミスペンバリー’21が『残口僅か』になったとのこと。。そう言えば、『早得1』の期限が今月末ですから、駆け込み出資の会員さんが増えているのでしょう。
あ、もしもそうだとすると、この土日に出資を決める人も多そうですね。少なくとも次の測尺まで様子見を…と考えている人(私とか(^^;))からすると、この土日で売れたとしても、何とか『満口直前』までで踏みとどまって欲しいのですが、そんな話はクラブには迷惑でしょうから、ひとまず固唾を飲んで見守るのみです。
21年産馬については、今のところステラエージェント’21、エンパイアブルー’21、ステラリード’21に出資をしており、デプロマトウショウ’21を前向きに検討中(こちらは早特とか関係ないのでゆっくりと)、さらに秋の追加募集馬と今残っている馬の中から1頭行くかな?という状況なので、個人的にはミスペン仔を含めてもう少し様子見をする予定です。
話は変わりますが、セレクションセールで落札(税抜3600万円)したピエノフィオレ’21は秋の追加募集用ですよね?
まだ何も発表されていないのにアレコレ言うのも何ですが、母父キンカメのエピファネイア牝馬ですから、字面の第一印象はデアリングタクト…。しかもシーザリオ≒フォーリアクイーンの2×2と考えれば、かなり狙いすました配合と言えそうです。ただし、熊癖とOCDの手術歴がありますので、そのあたりを気にするかどうかは(もしも募集馬ラインアップ入りをしたら)検討のポイントになるのでしょう。(個人的にはOCD手術より熊癖の方がイヤな感じ)
あ、またまた本題から外れてしまいそうなのでこの辺にします。
とにかく、気になる募集馬の残口状況には注意しておかなければいけません。その上で、あえて様子見をする場合は『万が一買えなくても仕方がない』と割り切ることも重要ですねm(_ _)m
最後になりますが、今日も忘れずパンサラッサに清き一票を!
JRA 京都競馬場 Presents アイドルホースオーディション 2022
JRA 京都競馬場 Presents アイドルホースオーディション 2022
私もあまりよく知らなかったのですが、京都競馬場プレゼンツの『アイドルホースオーディション』というのがありまして、2022年Step1終了時点でパンサラッサが何と7位にランクインしています。そして、今日の12:00から投票が始まっているStep2で5位以内に入れば、あのターフィー通販クラブで購入可能なぬいぐるみを作成してくれる(かもしれない)という嬉しい企画!!
正直、まだ完全に企画内容を把握していない部分もありますが、投票自体は至って簡単、毎日一度投票が可能とのことなので、もちろん私はパンサラッサに清き一票を投じておきました… そして、明日も投票する予定です!
まあ、細かいことは上のリンクから確認のうえ、各位お好きな馬に投票して頂ければ… いや、できればパンサラッサに毎日投票頂いて、ターフィーショップバージョンぬいぐるみの作成を是非とも実現したいと思っています(^^ゞ
お待たせいたしました✨✨#アイドルホースオーディション 2022 STEP1の投票結果が出ましたので、お知らせします🎊
— 京都競馬場 (@KyotoKeibaJo) July 28, 2022
STEP2に進むことができる10頭は…!!😆 pic.twitter.com/N4Oiwvc2hF
ちなみにパンサラッサ本人(馬)の様子については、shigeさんのツイートで確認することができましたm(_ _)m
おはようございます。札幌記念に出走予定のパンサラッサ、近々札幌競馬場に入厩なので撮り納めにきました☺ pic.twitter.com/pf1ai9FNSr
— shige (@mission_shige) July 29, 2022
**2022/7/30札幌6R 3歳未勝利(芝2000m)12:40発走**
◎ シャノワール
○ グランドゴールド
▲ ホウオウベリテ
△ ヒルノロワール
△ ムガ
△ ロードアライアンス
☆ アンジアン
アンジアンは8枠11番になりました。
正直、今回はもう少し内枠が良かったのですが、決まった以上はアレコレ言っても仕方がありません。こうしてチャンスが回ってきただけでもありがたいと思い、今やれる限りのレースをするだけでしょう!。。
と言ってはみたものの、コーナー4つのコースで外々を回らされるのは避けたいところ。末が切れるタイプではないのである程度前目につけたいですし、できればラチから3頭目までで1~2コーナーを回りたいかなと(^^ゞ
まあ、今回はジョッキーも若いですし、あまり複雑なことを考え過ぎても良くない可能性が高いのかも。。ただ、迷った時は積極策を選んだ方が良さそうな気はしています。(迷いなど無いかもしれませんけれど…)
何だか勝手に心配しているだけ&思考が発散し、展開予想にも何にもなっていませんが、とにかくそれほど追い込まれていますので。。明日は神頼みも含めて精一杯応援したいと思いますm(_ _)m
◇矢作芳人調教師のコメント 「結果は残念でしたが、この強いメンバーを相手に自分の競馬はできました。ニューマーケットに約1カ月間滞在をしてトレーニングを積んできたこともあり、走りが良くなって、馬が力をつけてきていると感じます。馬自身とサポートしてくれた皆さんに感謝しています。」
◇坂井瑠星騎手のコメント 「まずはサセックスステークスという素晴らしい舞台に連れてきてくださったオーナー、矢作調教師、関係者の皆様に感謝いたします。バスラットレオンはパドックで跨った時から落ち着いていて、いつもどおりにゲートインできました。下りながらのゲートでしたし、過去にゲートを出て落馬したこともある馬ですので、躓いたことは想定内でした。道中は上り下りがありましたが、終始手応えは良かったです。自分で馬場を歩いた時にタフなコースだと感じていたので、すごいことだと思いながら直線に向かいました。バーイードが強いのは分かっていましたから、よーいドンの競馬にならないよう直線の残り600メートルから400メートルあたりで差を広げていきました。作戦どおりの競馬ができたと思います。3着に残せなかったのは自分の力不足と思いますが、バスラットレオンは良く頑張ってくれたと思います。次走に向けて希望が持てる内容でした。」
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JRAさんがサセックスSの結果とともに、矢作先生、坂井騎手の詳しいコメントを載せてくれました。
改めて読み返してみると、Baaeedなど本当にすごいメンバー相手に立派に戦ったこと、バスラットレオンが今でも強くなり続けていること、坂井騎手や荒木助手はじめスタッフの皆さんが一生懸命サポートしてくれたことなどについて、感謝の気持ちとともに、バスラットレオンの大いなる挑戦をとても誇らしく思います。
しかし、坂井騎手は本当に素晴らしい経験をしていると言いますか、日本でやっている若手は羨ましく思っているでしょうねぇ。。いや、勝ち星のことだけを考えれば、そりゃあ日本にいた方が有利に決まっているものの、何ごとにも代えがたい経験というのはあると思いますし、矢作先生の厳しさと優しさを感じながら、きっと素晴らしいジョッキーになっていくのだろうと思います。(イケメンすぎるところは心配ですが、まあ、そこは何とかしてもらいましょう(^^ゞ)
このあとバスラットレオンは30日にキングエルメスとともにフランスに渡り、8月のジャックルマロワ賞で再び欧州の強豪に挑みます。ジャックルマロワ賞にBaaeedは出てきませんが、今度は(状態次第で)3歳最強と目されるCoroebas(コロエバス、合田さんによるとカリーバス!)が相手になるかもしれず、引き続き楽な戦いではないものの、陣営はむしろ『これなら次こそは…』との手応えを感じているようですから、私も改めてG1制覇を期待します。
ドバイ、イギリスで見た夢の続きはフランスで…
何だか、今年の初めに中京競馬場で京都金杯を走っていたのがウソのようですが、とにかくバスラットレオンのチャレンジはまだ道半ばですので、最後までしっかり応援し、そのゴールを見届けたいと思います!
サセックスSで低評価覆したバスラットレオン 仏でも期待:スポニチ Sponichi Annex
Full Result 3.35 Goodwood | 27 July 2022 | Racing Post
函館競馬場在厩のテラステラは、28日にゲート試験に合格。ダートコースで速めを乗られています。
◇岡助手のコメント 「兄のカイザーノヴァとキングエルメスは元気を余す感じでしたが、その2頭に比べると本馬は比較的おとなしいですね。入厩後も飼葉をよく食べており体調も良好。ゲートについては練習時と同様に何ら問題なく合格をもらうことができましたし、ダートでの追い切りも動けていた方だと思います。血統的には初戦から走れる馬。このまま順調に調整を進めることができ、来週の追い切りもこなしてくれるようであれば、8月6日(土)札幌5R 2歳新馬(芝1200m)に向かいましょう。鞍上は吉田隼人騎手の予定です」
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函館競馬場に入厩した時点での予想通り、ゲート試験を一週前追い切りに使い、翌週の最終追い切り一本だけでデビュー戦に向かう『矢作厩舎2歳新馬北海道スペシャル』が発動されました。
思い返せばカイザーノヴァもキングエルメスも、追い切りの動きはそれほど目立ったものではなく、デビュー戦はそれぞれ6番人気、2番人気でした。テラステラが来週どんな動きを見せるかわかりませんが、岡助手のコメントを見る限り、2頭に比べてテラステラが劣っているといった雰囲気は全くなく、むしろ兄たちより自信があるのでは?と感じます。
奇しくも8/6デビュー戦の翌日、8/7には兄キングエルメスがモーリスドゲスト賞に挑みます。たまたまとは言え、二日連続で息子を重要レースに出走させるステラリードは本当に大したものだと思いますし、もしも3兄弟連続新馬勝ちなんてことにでもなれば、(Nファームさんには笑われちゃうかもしれませんが)表彰状をあげたいぐらいのスゴイ事だと思います。
ということで、20年産世代の一番星となれるよう、まずは来週の追い切りでしっかり動き、8/6札幌5R(芝1200m)出走についてGOサインをもらうこと、そして、翌日のキングエルメスに勢いがつく勝利を期待します!
【シュウジデイファーム在厩時のテラステラ:公式HP(2022/7/8更新)より】
ロジャー・ヴァリアン厩舎在厩のキングエルメスは、26日(火)にオールウェザー直線コースで追い切られています。
◇荒木助手のコメント 「ロジャー・ヴァリアン厩舎の馬を用意してもらい、併せ馬で6ハロンの追い切りを消化。馬の集中力を切らさないようにラスト1ハロンはしっかりとやりました。上がりの息の感じからも適度な負荷をかけることができたようですし、コンディションは良好。いい調教になりましたね。このあとは8月7日(日)フランス・ドーヴィル モーリスドゲスト賞(G1・芝1300m)に向けて、今週の土曜日にバスラットレオンと一緒にフランス・ドーヴィル競馬場に輸送する予定になっています」
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完敗だったジュライカップの疲れもなく、しっかり追い切りがこなせたのは何よりです。コンディションが良く、適度な負荷のイイ調教が行えているのですから、遠征開始時点から狙っていた、『ジュライカップを叩いてモーリスドゲスト賞で勝負!作戦』については、今のところ計算通りに進んでいると思われます。
それにしても、サセックスSで(先日のジュライカップを制した)Alcohol Freeとハナ差の勝負をしたバスラットレオン先輩の頑張りにより、キングエルメスはまだまだ経験不足、勉強することがたくさんあるなと感じされられました。キングエルメスもすでに京王杯2歳Sを勝っており、素質はバスラットレオンに劣っていないはずですが、起伏のあるコースや斤量への対応、どんな環境でも安定して力を出すことなど、これから少しずつでも身につけていきたいところです。
その意味では、起伏のあるニューマーケットから平坦なドーヴィルへのコース替わり、57.2kgから56kgへの1.2kg減、前回に比べるとだいぶ楽な輸送など、条件的でモーリスドゲスト賞にはプラス要素がいろいろあります。30日の移動中にはバスラット先輩からいろいろ話を聞くなどして、今度こそ実力を出し切って欲しいと思います!
【2022/7/9英ニューマーケット ジュライカップ(G1/芝6F)でのキングエルメス:公式HPより】