**広尾TC 2025・2026年2歳募集馬残口状況**(太字太枠は出資済、残口は1/27時点)
先週、More Than Sacred’23への出資を完了し、23年産世代の出資馬が5頭になりました。(More Than Sacred’23の残口が339から242に減っていますが、私が97口も買うわけはないので、かなり人気が上昇中ってことですね!)
23年産世代については、このあと牝馬を一頭追加して、牡馬3頭、牝馬3頭の6頭体制にすれば当初の計画通りです。せっかくここまで横道に逸れずに来ていますので、当初計画通りに出資を進めていこうと考えています。
ということで、現時点の有力候補はエンパイアブルー’23、パーフェクトラヴ’23、パドックシアトル’23の3頭でありまして、この3頭の最新近況(1/17)は以下のようになっています。
■エンパイアブルー’23(牝)父ルヴァンスレーヴ:吉澤ステーブル在厩。現在は、おもにBTCの直線馬場や坂路を併用し、ハロン17~20秒ペースのキャンター1~2本を乗られています。馬体重454kg(1月中旬測定)
「調教が順調に進んでいましたので年末にかけて早めにリフレッシュ期間を挟み、年明けは早めに再始動。先週に終い15秒台を乗るなど順調にやれていますよ。だんだんと体を大きく使えるようになっており、(ペースを上げても)坂路の最後までブレずに走れるようになってきましたからね。相変わらず併走馬を蹴ろうとするところはありますが、これは気性の悪化ではなく、勝負根性や前向きさが養われている印象。体つきに筋肉のボリュームも出てきました」(本田広報担当)
■パーフェクトラヴ’23(牝)父サンダースノー:小国スティーブル在厩。2週間ほどリフレッシュメニューを挟み、現在は周回コースで軽いキャンター1800m、坂路でハロン20秒ペースのキャンター1本を乗られています。馬体重420kg(1月中旬測定)
「年末にかけて結構攻め込みましたし、馬体も細化傾向でしたので、以降の2週間はハッキング程度で休ませて成長を促進。再び立ち上げている段階です。バネの利いた柔らかい走りで動き自体は良好ですが、飼葉を全部食べているのにまだ筋肉に変わってこないようなところがありますね。これから体力をつけていくなかで450kgくらいまで増えてくれればと思います」(小國代表)
■パドックシアトル’23(牝)父キタサンブラック:シュウジデイファーム在厩。おもに週2~3回、BTCのダートトラックにて軽め2500~3000m、坂路でハロン18秒ペースのキャンター1本を消化。機を見て、終い15秒台まで伸ばして乗られています。馬体重445kg(12月下旬測定)
「順調に目方も増えていますし、大きすぎず小さすぎず、ほどよいサイズ。少しずつペースを上げているなかでも、ちゃんと対応してくれていますからね。ドタバタした走りではなく、素軽い感じですから、やはり芝のイメージです。目下は入念に乗り込み、調教量を積み重ねていければと思います」(岸本担当)
感想としては、エンパイアブルー’23は半兄ブルータスの同時期とほぼ同じ進み具合で高評価。馬体に関しては兄ほど線の細さが目立っておらず、エンパイアブルーの面影に父ルヴァンスレーヴがうまく加わった印象です。ブルータスも結局ダートで勝負をしていますし、リオンディーズからルヴァンスレーヴに替わったことが、むしろプラスに出ている気もしてきました。
パーフェクトラヴ’23は引き続き順調だと思いますが、この一ヶ月で6kg減っているのが気になります。小國代表も「450kgくらいまで増えてくれれば」と仰っていますから、今後はそのあたりを見極めていきたいところです。
パドックシアトル’23は、前回、今回と調教の進捗は順調ですし、岸本さんからキタサンブラック産駒らしい良い評価が聞けるようになりました。新規・ステップアップ特典がないこと、ポイントによる出資ができないことから『募集中』にとどまっていますが、馬体の雰囲気含め、一発勝負をかけるならこの馬?という気がしています。
こうやって、改めて自分の気持ちを確認してみると、今現在はエンパイアブルー’23とパドックシアトル’23が一歩リードでパーフェクトラヴ’23がそれに続く…という感じになっていますが、クエストフォーラヴ’23とMore Than Sacrid’23で悩んだ時と違い、どの馬も満口までには時間がかかりそうなので、その分、いろいろと悩むポイントが多くて困ります。
まあ、これから少し(できるだけ?)様子見をするとして、最後まで1頭に決められなかったら2頭に出資をしても誰も怒らないでしょうし、世代7頭体制であれば21年産世代より一頭少なく収まるわけですしね… と、何だか今から言い訳をしているみたいでアレですが、引き続き正しく楽しく悩んでいきたいと思います(^^ゞ
つい先ほど、More Than Sacred’23への出資申込みを済ませました。
実は私、Belcarra’24への出資を決めた時の記事で、「More Than Sacred’23、パドックシアトル’23についてはいったん判断を保留」と書いていたのですが、その後クエストフォーラヴ’23が満口になったことで、牡馬の有力出資候補は事実上More Than Sacred’23に絞られたわけですし、この期に及んでウダウダするのはちょっと男らしくないかもなと…
加えて昨日、パンサラッサ産駒(第一子)誕生の報告がありまして、何かご祝儀的な行動ができないものかと考えたところ、『ゲンを担いでこのタイミングで出資するしかないだろ!?』という天使の囁きが聞こえてきたのも大きいです(^^ゞ
(外)More Than Sacred’23
兄は菊花賞馬ドゥレッツァ、威風堂々たる強靭さが未来を支配する。
◇牡2歳 鹿毛 2023.05.08生 愛国産
◇父:Bricks and Mortar 母:More Than Sacred (母の父:More Than Ready)
◇美浦・尾関知人厩舎予定
◇販売総額 8,700万円 / 総口数 3000口
◇プラスビタールスピード遺伝子:TT
◇Point!:母はNZオークス馬、兄に菊花賞馬ドゥレッツァがいる英国産の逆輸入良血馬。馬格があって均整の取れた素晴らしい肉体には強靭さが漲っており、米年度代表馬に輝いた父ブリックスアンドモルタルを彷彿させる堂々とした佇まいやドゥレッツァにも似たシルエットは一目見た瞬間に誰もが目を奪われる。肩や腰にも力強さがあり、雄大にして脚取りは軽やか。落ち着きがあり、素直でフレンドリーな性格にも好感が持て、この血統が物語る通り、ポテンシャルの高さは疑いようがない。芝・ダートは不問。爆発的な成長曲線を描き、最高峰の舞台へと駒を進めたい。
◇最新近況(2024/11/15):シュウジデイファーム在厩。おもに場内でハッキング2000~3000mを消化しています。馬体重491kg(12月下旬測定)
「このひと月で馬体重が大幅に増加。成長分もあると思いますが、おそらくは来日時に減ってしまったものが戻ったのではないでしょうか。まずは場内で周回運動に慣らしつつ、さらに操縦性を高めていきたいですね。大柄でおっとりとした性格のようですが、シャキシャキと歩きますし、雰囲気は良好です」(岸本担当)
◇最新写真(2024/12/13更新:シュウジデイファーム)
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出資を決めた理由はいくつかありますが、一番大きいのは『馬体の良さ』だと思います。
来日後の測尺(12月上旬)では『馬体重452kg、体高162cm、胸囲178cm、管囲20.5cm』とのことだったのが、1/17の近況では491kgと体高、管囲に見合った馬体重に戻りましたし、動画で見る身のこなしがとても良く、私の好みにぴったりはまっているんです。こう言っては何ですが、募集のPOINT!にある「馬格があって均整の取れた素晴らしい肉体…」「肩や腰にも力強さがあり、雄大にして脚取りは軽やか…」といった表現は決して誇張ではないと感じています。
ちなみに『2025・2026年2歳募集馬 どうするMore Than Sacred’23?』にも書いた通り、検討にあたってはクエストフォーラヴ’23とどちらにしようかで悩んでいたわけですが、クエストフォーラヴ’23は今のところ422kgとコンパクトな馬体であり、結果的に本馬を選んだ判断は、かつて尾関先生が仰っていた『本当に迷った時には大きい方を選びなさい』の法則にも沿っていますからね。(単純に大きければ良いってものではないものの…)
本来内国産馬として生まれるべきところ、More Than Sacredがユーロン・インヴェストメンツ社に購入されたため、愛国産のマル外馬としてラインアップ入りしたのは決してプラスではないですが(輸入経費も乗っかりますし(^^;))、これだけの馬体と血統であれば、まあまあ多少のことには目を瞑っても良いだろうと思いました。
まあ、G1馬の半弟とは言えブルックスモルタル産駒で8,700万円は、正直、決してお買い得とは思いませんが、以前から切望していた尾関厩舎への出資が叶うと考えればそれもまたアリ。このあたりで『するする詐欺疑惑』も払拭しておきたいですし、パンサラッサ第一子誕生記念の、とても気分の良いご祝儀出資でもありますからね!(^^ゞ
More Than Sacred’23
血統表を見ると、Welsh FlameからAloeにつながる名牝系にCaerleon、デインヒル、Woodman、サザンヘイローと母系に入って良い仕事をする種牡馬が重ねられ、全体的なレベルをバランス良く押し上げている印象で、ドゥラメンテとの配合からドゥレッツァが出たのも『たまたま』のラッキーパンチではないように思えます。
もちろん、ドゥレッツァのような馬がポンポン出るとは思っていませんが、父Bricks and Mortarでこの馬体であれば、場合によってはダートで上をめざす路線だって選べそう…。いや、ドゥレッツァの半弟ともなれば、最初は芝の長いところが本命でしょうが、私にとってはダートで潰しがききそうなのが大きなプラスポイントだったりしています。
例によって勝手な妄想になりますが、(5月生まれでもありますので)3歳春は適当にお茶を濁しておいて、ジワジワ成長して芝の中距離以上で勝負、チャンスがあれば欧州の芝路線への挑戦も… 場合によってはダート路線で頂点を目指す… なんていう都合の良い作戦を考えたりしています(^^ゞ (そのあたりは尾関先生がうまくやってくれるでしょう!)
しかし、これで24年産世代に続いて23年産世代もマル外が2頭の体制に…
ユーロングループとの関係もあり、今後はこういうことが続いちゃうのかもしれませんねぇ(^^;)
合田直弘のWorld Standard! 広尾サラブレッド俱楽部 11月募集馬解説!
**広尾TC 2025・2026年2歳募集馬残口状況**(太字太枠は出資済、残口は1/17時点)
23年産世代の次の出資は牡馬に…ということで、以前から出資候補として注目していたクエストフォーラヴ’23が(16日に)満口になりました。『クエストフォーラヴ' 23が「満口」となりました。(1/16 10:10現在)』
もう一頭の有力候補・注目馬は尾関厩舎のマル外More Than Sacred’23なのですが、こちらは残339口まで減っているもののまだセーフ。できればもう一、二回近況を見たいと思っているものの(23年世代は今年から隔週更新のハズなので)、17日更新の近況報告は私のとってとても前向きな内容でしたし、場合によっては近々出資の決断をする必要があるかもしれません。
More Than Sacred’23最新近況:シュウジデイファーム在厩。おもに場内でハッキング2000~3000mを消化しています。馬体重491kg(12月下旬測定)
「このひと月で馬体重が大幅に増加。成長分もあると思いますが、おそらくは来日時に減ってしまったものが戻ったのではないでしょうか。まずは場内で周回運動に慣らしつつ、さらに操縦性を高めていきたいですね。大柄でおっとりとした性格のようですが、シャキシャキと歩きますし、雰囲気は良好です」(岸本担当)
クエストフォーラヴ’23とMore Than Sacred’23はお値段、タイプともにだいぶ違いますし、正直、どちらを選ぶべきかは難しいところでした。こう言っては何ですが、もしもまだクエストフォーラヴ’23が残っていたら、アレコレ迷った末に両方に…みたいな結果になっていたかもしれず、ひと足早めに満口になってくれてスッキリした気もしています(^^ゞ
一方、ストームハート’23を逃してしまったものの、まだ出資候補が目白押しの牝馬に関しては、エンパイアブルー’23が『募集中』、パーフェクトラヴ’23は『残口僅か』、パドックシアトル’23は『募集中』とまだ余裕がありますから、パーフェクトラヴ’23の売れ行きに注意をしつつ、当面は様子見を継続できそうです。
ちなみに3頭の17日近況を見比べたところ、エンパイアブルー’23とパドックシアトル’23は『かなり前向き』な印象、パーフェクトラヴ’23に関しては、報告内容は引き続き前向きながら、もう少し馬体が増えていて欲しかった…といった印象を持ちました。まあ、パーフェクトラヴ’23がどこまで増えるかを確認するにはあと一、二ヶ月必要かもしれず、さすがにそこまでは引っ張れないかもですね。
いずれにしても、次の出資を絞り切れずにウダウダしていた状況も、年が明けて少しずつスッキリしてきました。(11月末時点の記事→『今月中に一頭決めたいけど…(^^;) 2025・2026年2歳募集馬』 )
これで(私の出資馬に限らず)22年産世代がバンバン勝ち上がってくれると勢いがつくのですが、その観点では今日のロンパイア、マジョレル、来週のブルータス、コンタンゴのレースに注目ですし、特に今回メンバーに恵まれたロンパイア、力量上位が明らかなブルータスには『勝利』という結果を期待したいです!
2025年二日目にはお正月恒例(?)の企画、『もしも募集されたら出資を検討したい馬』です。
昨年までは『木村秀則牧場産馬』という括りでやれていたのですが、諸事情により広尾の繁殖牝馬たちはいくつかの牧場に移動・分散しましたので、今回は『広尾TC所縁の…』ということでまとめています。
**2023/2024/2025年産 広尾TC所縁の馬**(太字は募集馬、太枠は私の出資馬)
*パラスアテナ2024/4/27に死亡
まずですね、(例年と違って)私は23年産馬についてもまだ2頭にしか出資していません。通常は、このカテゴリから正月時点で3、4頭に出資をしていたりするので、ここまでは割りと抑制的な出資行動ができています(^^ゞ
それを踏まえたうえで24、25年産馬を見ていくと…
パッと見で興味度Aランクの馬はステラリード’24、レトロクラシック’24、エンパイアブルー’24、ディメンシオン’24、パラスアテナ’24といったところで、これだけでも5頭になってしまいます。Aランクではないけれど、ルックオブラヴ’24、パーフェクトラヴ’24、セイリングホーム’24、クエストフォーラヴ’24などはB+といった位置付けになりそうなので、24年産馬については2頭、いや、3頭に絞るのだって相当に大変そうです。
でもまあ、そんなことを言っていてもアレなので、あえて24年産馬から3頭を選べと言われたら、現時点ではステラリード’24、ディメンシオン’24、パラスアテナ’24の3頭になりますかねぇ…
■モズアスコット×ステラリード
ステラリード’24は血統云々の前に、正直、ステラリードのラストクロップという要素が大きいです。昨年の北海道ツアーで実馬を見た印象も好感触でしたから、多少、他馬との比較において最初からゲタを履いている部分があるのも事実です(^^ゞ
それに加えてという意味で、モズアスコットの初年度産駒はそれなり以上に頑張ったと思いますし、芝砂兼用で早い時期から動ける印象があるのもプラス材料でしょう。血統の構成要素は多少欧州に寄っているものの、ステラリードのパーソナリティ、産駒の傾向を考えるとそれも悪くないと思います。モズアスコットは母系にStorm Catを持っていますので、全体のバランスは昨年引退したキングエルメスとも重なりますし、現状、積極的に出資を考えたい一頭です。
そう言えば、モズアスコット産駒には『うまく成長すれば矢作厩舎入りがあるかもしれない…』というオマケ(?)もついていますので、そのあたりにも注目です!(と言いますか、この馬が矢作厩舎だったらすぐに売り切れそう!?)
■ロードカナロア×ディメンシオン
ディメンシオン’24については、ディメンシオンの3番仔ということで、これまでコンタンゴ、ディメンシオン’23に続けて出資をしている私としては、余ほどのことがない限り黙って見過ごす気にはなれません。
ちなみに本馬の全兄コンタンゴはまだ未勝利ながら、藤原先生はその素質を高く評価しておられます。加えて母ディメンシオンは6歳8月までにしっかり20戦走った馬でしたから、繁殖牝馬としての本領発揮は3世代目くらいから、つまり、24、25年産あたりからが最も期待できる?…という希望的観測だってできますからね(^^ゞ
血統に関してはシンプルにレベルが高い配合であり、ロードカナロア×ミスペンバリーのパンサラッサにディープインパクトをプラスしたイメージ。全兄コンタンゴは初年度産駒で比較的コンパクトなこともあり、1400m戦でデビューをするほどスピード色が強いわけですが、3世代目でその傾向が変わるかどうかにも注目しています。(走らせてみなきゃわからん!と言われればその通りですが、サイズ感とか馬体のバランスとか、実際に見て雰囲気を感じてみたい…)
■モーリス×パラスアテナ
24年産世代になると、ようやくパラスアテナの産駒が登場します。そして本馬についても昨年の北海道ツアーで実際に見ており、その時にかなり好印象を受けたことを覚えています。
その上で、血統イメージをあえてディメンシオン’24と同じように表現するとしたら、モーリス×ステラリードのテラステラにキンカメ系ルーラーシップをプラスしたイメージ…ということになるのでしょう。2024年はアドマイヤズームが朝日杯FSを勝つなど、モーリスには種牡馬として脂がのってきた感がありますし、スピードとタフさをあわせ持つ馬に成長する気がしています。
あとはですね、本馬は初仔なので順当なら高柳瑞樹先生のところになるのかなと…。瑞樹先生には今もブルータスでお世話になっていますし、とても信頼できる厩舎ですから、もしもそうならさらに前向きに出資を考えることになるでしょう。
以上、現時点で募集されていない24年産馬3頭について書いてきましたが、これはアレですね、もしも無事に募集されたらこの3頭は出資確定みたいな雰囲気ですよね。。自分で書いておいて言うのも何ですが、改めて今の気持ちが確認できたと言いますか、『ああ、24年産はまた出資が増えてしまうのか…』というあきらめに似た気分になってきました(^^;)
そして、これが25年産世代になるとさらに難しい…
難しくなる要素は『パンサラッサ産駒の登場』なわけですが、それに加えてキタサンブラック産駒やコントレイル産駒、イクイノックス産駒までいるとなると、一体どうやって絞れば良いのか…。いや、パンサラッサ産駒の中から2、3頭選ぶだけでも難問なのに、かつての出資馬ストームハートにコントレイル、同じくエンパイアブルーにイクイノックスなんて、無事に誕生したら絶対に欲しいと思ってしまいますからね。(全体から2、3頭はすでに無理ゲー(^^;))
まあ、25年産馬については産駒が無事に誕生してから考えるとして、視点を変えてみると、この世代に積極的に高額種牡馬が配合されているのも、いわゆる『パンサラッサ効果』のひとつと言えるかもしれません。
パンサラッサの活躍でクラブ、オーナーが潤い、次への積極投資につながったのだとしたら、それは我々会員にとってもありがたいことですし、さらに24、25年産馬たちが活躍をして、良いサイクルが継続できれば最高でしょう。
うーむ。。新年早々、夢(妄想?)が広がりますなぁ(^^ゞ
以下、参考までに貼っておきます↓
急に思いついたわけではないのですが、何とかして『早特1』の期限である今月中に、2025・2026年追加募集馬の中から次の出資馬を決め、申込みを完了したいと考えています。
何故そうかという説明は今さらになってしまいますが、早特1とG1マイレージプランの合わせ技はポイント還元率48%の破壊力ですから、どうせ出資をする馬なら早特1の期限内に申し込んでポイントを溜め、様子見モードで検討した結果、早特期限外に申し込むことになった馬にそのポイントを活用する…というのが効率の良い作戦ですからね。
そんな観点で考えると、やはりパドックシアトル’23、More Than Sacred’23のどちらか一頭に申し込むのが普通かなと。。あるいはデッカイ夢に出資をする意味で、あえてBelcarra’24にいく手はありそうですから、その3頭の中から一頭かなぁ…。
まだ全然方針が定まっていないのでアレですが、そもそも『次の出資馬はできれば23年産の牡馬から』と言っていたことからすれば、More Than Sacred’23一択になるはずのところ、ここにきてパドックシアトル’23がMore Than Sacred’23よりイイんじゃないかとも思えてきまして、ああでもないこうでもないと悩んだりしています。
ちなみに両馬の最新近況はこんな感じでありまして…
パドックシアトル’23:(11/15更新)シュウジデイファーム在厩。現在はおもに週2~3回、BTCのダートトラックで軽め3000m、坂路でハロン20秒ペースのキャンター1本を乗られています。馬体重428kg(11月初旬測定)
「坂路入り後も順調にきており、扱いやすく、乗りやすい馬ですね。少々繊細なところがあるのかもしれませんが、変なクセなどは全くありません。個人的にキタサンブラックの初期の産駒は大跳びでダートでも走れるような馬が多いイメージでしたが、本馬も含めて近年の産駒は小気味良い動きで、芝の時計勝負にも対応してくれそうな印象があります」(岸本担当)
More Than Sacred’23:(11/16更新)輸入検疫を経て、本日、無事にシュウジデイファームへ移動しています。馬体重452kg(11/16測定)
More Than Sacred’23は移動後間もないので、具体的な更新情報は馬体重のみ。生まれが5月なので、現状でも450kgを超えているのは安心材料になったものの、さすがにこれだけの情報では…と感じていたところ、なんと半兄ドゥレッツァがJCで2着(ドゥデュースとタイム差なし、シンエンペラーと同着)という大激走をカマしてくれましたからね。
あの走りはクラブの近況コメントに勝るとも劣らない、いやこれ以上ない販促イベントだったと言えますし、このタイミングでそれが起きたのは何かのサイン…と感じる方がいても不思議はありません。
一方のパドックシアトル’23については、岸本さんがサラッと「本馬も含めて近年の(キタサンブラック)産駒は小気味良い動きで、芝の時計勝負にも対応してくれそうな印象」と仰っていて、以前の記事で私が書いた『本馬の場合はSeattle SlewやGulchといったところが利いてきそうで、遺伝子型がCCであることも含めると、募集のポイントにある『クラシウック云々』ではなく、意外にダートの短いところが主戦場になるかも』という話をやんわり否定してくれています。
加えて「坂路入り後も順調、扱いやすく乗りやすい馬」と、性格的にもとても前向きな評価になっていますし、キタサンブラックの牝馬として水準以上の活躍を期待したくなる雰囲気が満々です。
ということで、こんなことを書いている状況下で、あと僅か数日の間に結論が出せるかどうか甚だ不安ではありますが、今のところパドックシアトル’23、More Than Sacred’23、そしBelcarra’24を加えた3頭の中から次の出資馬を決めるつもりです。
果たして本当に決め切ることができるのか、『いい歳をしたオヤジがナニイッテンダ?』とか仰らずに、できるだけ暖かい目で見守って頂ければと思いますm(_ _)m
2025・2026年2歳募集馬 どうするBelcarra’24?
2025・2026年2歳募集馬 どうするMore Than Sacred’23?
2025・2026年2歳募集馬 パドックシアトル’23はお買い得?
**広尾TC 2025・2026年2歳募集馬残口状況**(太字太枠は出資済、残口は11/22時点)
先週金曜日の近況更新後、評価が上昇した2025年2歳募集馬としてエンパイアブルー’23とパーフェクトラヴ’23を上げましたが、その後も2頭は『募集中』のまま。一方、以前から残口表示が出ていたストームハート’23が満口となり、また、私がすでに出資済みのステラリード’23が『募集中』から『残口僅か』に変わりました。
ストームハート’23は15日の近況で馬体重451kg、「基本的には大人しく調教時も乗り難しい感じはない。牝馬にしては立派。柔らかみのある動きができるタイプで登坂時の動きも良好」と、かなり前向きな評価でしたし、ステラリード’23も『【ステラリード’23】かなり順調、今後が楽しみ!』に書いた通りとtれも順調ですからね。
もともと打ち切れ寸前だったストームハート’23が満口になるのは当然でしょうし、ステラリード’23だっていずれ満口になるのが当然の馬ですから、ここから『満口直前』に進むのは意外に早いのかもしれません。
その一方で、11/19には今月分の写真・動画の更新がありました。それらの情報も総合したうえで、エンパイアブルー’23やパーフェクトラヴ’23同様に気になる馬も出てきていますので、それはまた別途告白したいと思います(^^ゞ
そんな状況の中、前向きな近況更新や写真・動画情報よりも有効な販促イベントは、何と言っても現役馬の活躍! もしかしたら今年中の勝利を期待できる唯一の存在かもしれないテラステラには、そのつもりで気合を入れて欲しいですm(_ _)m
2025・2026年2歳募集馬 どうするWildwood’s Beauty’24?
2025・2026年2歳募集馬 どうするBelcarra’24?
2025・2026年2歳募集馬 どうするMore Than Sacred’23?
2025・2026年2歳募集馬 パドックシアトル’23はお買い得?
2025・2026年2歳募集馬 アンジュシュエット’24は本命か?
2025・2026年2歳募集馬 サダムノンノ’24もいました!
パーフェクトラヴ’23
母の半兄にクレッシェンドラヴ、快活な愛娘が名牝系へと昇華する。
◇牝1歳 鹿毛 2023.03.02生 新ひだか産(木村秀則牧場)
◇父:サンダースノー 母:パーフェクトラヴ (母の父:オルフェーヴル)
◇美浦・田村康仁厩舎予定
◇販売総額 1,400万円 / 総口数 2000口
◇プラスビタールスピード遺伝子:TT型
◇Point!:母の半兄に重賞2勝馬クレッシェンドラヴ、いとこに3歳時に2連勝したランドオブラヴがいるハイアーラヴの系譜。トップラインの良さが目に留まる見映えのする好馬体の持ち主であり、広大な放牧地の端から端までを快活に駆け回る姿がとても印象的。ときおりテンションが上がり、群れの仲間とは異なる行動をとることもあるが、人と関わるマナーは守れており、写真撮影なども難なくこなすなど、状況をしっかりと見極めることができている。その走りや母系のスタミナ面からも距離は1800m以上をイメージ。芝・ダート双方に対応してくれそうだ。
最新近況(2024/11/15):小国スティーブル在厩。周回コースでの軽いキャンターに加え、週2回、坂路でハロン18~20秒ペースのキャンター1本を乗られています。馬体重432kg(11月中旬測定)
「疲れが出る馬もいるなかで、本馬はいたって順調にやれていますよ。馬体の雰囲気からはダートっぽくも見えますが、動かせば動かすほど軽快さやフットワークの良さが目立ちますし、硬さがなく歩様も伸びますので、やはり芝のイメージですかね。飼葉喰いや脚元、操縦性などもまったく問題なし。優等生です」(小國代表)
◇最新写真(2024/10/18更新:小國スティーブル)
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先週金曜日の近況更新で評価を上方修正した募集馬の2頭目は、パーフェクトラヴ’23です。
本馬については9月末の見学会で評価が爆上がりし、一気に出資検討対象上位馬に食い込んでいたわけですが、その一方で『次の出資は牡馬を優先したい』という事情により、事実上、検討は一時棚上げになっていました。
ところがですね、23年産の牡馬で有力候補としていたクエストフォーラヴ’23の近況によれば、ハッキングから20秒ペースまで進めたところ疲れが出た云々…という話ですし、11/3の414kgに対して11/1も変わらずの414kgと、どうも思ったほどの成長が(今のところは)見られていないんですよね。
クエストフォーラヴ’23は血統背景も良いし、見学会で見た時もなかなかイイ馬だなと感じていたのですが、私の好みを加味して言うと、一歩踏み出して出資するほどの決め手に欠けるなぁ…というのが正直なところです。(クエストフォーラヴ’23は満口直前まで来ていますので、来月にはコロッと出資しているかもしれませんが(^^ゞ)
話が逸れましたが、要するに、牡馬か牝馬かに拘り過ぎるあまり、その時に一番良いと思う馬を逃す手はないよなと…。
その前提で考えれば小國代表の「疲れが出る馬もいるなかで本馬はいたって順調。ダートっぽさもあるが、動かせば動かすほど軽快さやフットワークの良さが目立ち、硬さがなく歩様も伸びるのでやはり芝のイメージ。飼葉喰いや脚元、操縦性などもまったく問題なしの優等生」というコメントは、見学会時に仕入れた情報からさらにトーンが上昇していますし、今後もペースが上がれば上がるほど良くなっていく可能性を感じますよね。
馬体のバランスの良さは写真の通りですし、現状で433kgあれば牝馬の標準サイズにはなりそう。気性面はこれからとしても、サイズ的な心配がないのは安心感につながります。また、父サンダースノーは地味目な印象ながら、その分、お値段は1400万円と広尾TC的にはリースナブルゾーンですから、ある種のハードルの低さがあるのも確かでしょう。
などなど考え合わせていくと、この世代最大のダークホースはこの馬じゃないのかな?という気がしてきます。(もう一頭の有力候補だったストームハート’23は、迷っているうちに満口になってしまいました(^^:))
あとはそうですねぇ、今朝の記事で触れたエンパイアブルー’23も本馬もまだ『募集中』のままで、入厩直前まで(?)じっくり見極められそうなのも、今となってはプラスポイントかも。。
ということで、23年産馬は現在の4頭に加えてあと1、2頭と考えていますが、その顔触れが決まるのは結構先のことかもしれませんm(_ _)m(More Than Sacred’23も今のところ『募集中』のままですし…(^^ゞ)
エンパイアブルー’23
世界の名牝系を継ぐ女帝候補、美しく鮮やかなブルーの風が立つ。
◇牝1歳 鹿毛 2023.04.21生 新ひだか産(木村秀則牧場)
◇父:ルヴァンスレーヴ 母:エンパイアブルー (母の父:エンパイアメーカー)
◇美浦・高栁瑞樹厩舎予定
◇販売総額 3,800万円 / 総口数 2000口
◇プラスビタールスピード遺伝子:CT型
◇Point!:倶楽部出身の良血馬エンパイアブルーの4番仔。4月下旬生まれの牝馬でもあり、現時点では薄手でシャープな体つきだが、放牧地における俊敏でスムーズな身のこなしや大きめのストライドなどからは素質の高さが窺い知れ、この先の成長によって迫力が備わってくれば、スピーディかつ瞬発力ある走りを見せてくれそうだ。気性は素直で扱いやすく、人にも馬にも友好的。血統背景からはダート寄りのイメージも、自身の雰囲気からは芝向きの印象があり、距離の融通も利きそうな本馬。月日の経過や経験の蓄積とともに大きく花開いてくれるだろう。
最新近況(2024/11/15):吉澤ステーブル在厩。現在は、おもにBTCの坂路でハロン18~20秒ペースのキャンター1本を乗られています。馬体重433kg(11月中旬測定)
「一歩進んだ調教メニューを消化できており、併走馬を蹴ろうとするぐらいの闘争心。ただし、決して煩い馬ではなく、登坂時も真っ直ぐブレずに駆け上がってきますからね。スピーディな走りですし、安定感があり、跳びもきれいな方だと思います。この調子でハミ受け、操縦性をさらに高めていきましょう」(本田広報担当)
◇最新写真(2024/10/18更新:吉澤ステーブル)
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先週金曜日に当歳、1歳馬の近況更新がありました。その内容を踏まえたうえで、これまでより評価を上方修正した方が良いかな?と感じた馬を2頭ピックアップして紹介します。
と、すでに1頭目がエンパイアブルー’23であることは上に載せたプロフィールでバレバレなわけですが、それはさて置き、本馬はもともと注目馬として出資検討の対象だったものの、ここ最近の私の目は牡馬であるクエストフォーラヴ’23やMore Than Sacred’23などに向いていましたので、どちらかというと静観モードに近くなっていました。
ただ、ここに来て半兄のマジックブルー(父マジェスティックウォリアー)が1勝クラスで健闘し、もう一頭の半兄ブルータス(父リオンディーズ)も4戦して2着3回、4着1回と初勝利が目前に迫る走りを見せてくれています。こうなると、やはりエンパイアブルーの仔は私を裏切らないんじゃないかと思えてきまして(^^ゞ
いや、そんな個人的な思い入れにはどうでもイイのですが、少なくとも父がマジェスティックウォリアーであろうがリオンディーズであろうが、ソコソコ以上に走る産駒を出したのはエンパイアブルーの優秀さの証明だと思いますし、父がルヴァンスレーヴに替わり、牡馬が牝馬になったとしても産駒は水準以上のレベルをキープしていると思うんですよね。
気掛かりといえば、ルヴァンスレーヴの種牡馬成績が現在までAEI:0.92(総合)、中央に限ってはAEI:0.61と期待したほどではないことですが(それなのにお値段がブルータスの2600万円から3800万円に上がっている(^^;))、基本的にダート寄り種牡馬は早い時期のAEIが厳しめに出てしまいますし、ルヴァンスレーヴの評価もまだこれからですから…。
そんな中、吉澤ステーブル本田さんの評価は「登坂時も真っ直ぐブレずに駆け上がってきます。スピーディな走りで安定感があり、跳びもきれいな方」と、兄ブルータスの同時期を上回るもので、これはかなり良いんじゃないかと。(こなしているメニューも同時期のブルータスと同じか少し進んでいるくらいで、その中での評価ですから)
馬体重の433kgについては、これまたブルータスの同時期とほぼ同じ。すでに牝馬であってもサイズ不足、ひ弱さを心配する必要はないところまで成長しています。実際、9月末の見学会でもブルータスよりひと回りしっかりしている印象でしたし、馬体のバランス、雰囲気といった点でもブルータスに全く引けを取っていないと思います。
そう考えると、私が主張していたエンパイアブルーには(ルヴァンスレーヴじゃなくて)キンカメ系を!に合っていないからと言って、わざわざ本馬への出資を避ける必要はないのかな?とも思えてきまして、実は再び本馬が出資候補の最有力に近づきつつあるんです。(全く節操がない話で申し訳ありませんm(_ _)m)
ちなみにですが、父キンカメ系との産駒は、いずれ登場するであろうパンサラッサ×エンパイアブルーまで待つ…でもOKかなと。当歳にはルヴァンスレーヴ進化形(?)のエフフォーリアとの牝馬がいますし、それも含めてエンパイアブルーとは一蓮托生の一口馬主ライフ(ミスペンバリーやステラリードがそうであったように)でもイイかな?と考え始めています。
**広尾TC 2025・2026年2歳募集馬残口状況**(太字太枠は出資済、残口は11/4時点)
広尾TCの『2025・2026年2歳馬追加募集馬』の売れ行きは上表のとおりなのですが、11/2に解禁となったWeb申込みに加え、電話による出資申込みが本日11時から始まりますので、もしかしたら超大口(?)の電話申し込みが入るかもしれず、残291口のWildwood’s Beauty’24について迷っている方は、今日、明日の残口の動きには注意していた方が良さそうです。(Wildwood’s Beauty’24の売れ行きが先行するのは想定通りでした)
その他の追加募集馬は今のところ切羽詰まった状況にはないですが、ここに来てジワジワと残口を減らしているのがストームハート’23でありまして、こちらは私も注目馬として取り上げており、できれば次の近況更新まで残っていてくれないかな?などと勝手なことを考えつつ、売れ行きの推移を見守っているところです。
ただし23年産世代については、現時点では次は牡馬、具体的にはMore Than Sacred’23(募集中)とクエストフォーラヴ’23(満口直前)、この2頭のどちらかに出資をしようと考えていますので、ストームハート’23、パーフェクトラヴ’23、そしてパドックシアトル’23あたりへの出資検討は、『その次のテーマ』になる可能性が高そうです。
ちなみにクエストフォーラヴ’23については(見学ツアーにおいて)実際にこの目で確認している一方、More Than Sacred’23は11/5(本日!)来日予定とのことなので、できれば来日後の近況報告があったあと(11月末か、あるいは12月末まで?)に比較検討したいです。More Than Sacred’23は写真で見るととても立派でパワフルな印象ですが、実際にどのくらいのサイズ感なのかとか、そのあたりの情報もあった方が良いに決まっていますからね。
そんな中、昨日、バスラットレオンがラストランを終えましたので、これでパンサラッサに続く大モノが出資馬から抜けることになりました。あとに続いて欲しいキングエルメスは脚元の状態が不透明、テラステラは2勝クラスを勝ち切れずといった状況ですから、今後出資をしていく馬については、掘り出し物感、お買い得感より大モノ感を重視することになりそうな…
いや、大モノ感を重視すればするほどイチかバチか、ホームランか三振かみたいなことになりがちで、しかもホームランより三振の方が圧倒的に多いのがこの遊びだと分かってはいても、今の気分はそんな感じなんですよね(^^ゞ
まあ、楽しく遊ぶという観点で言えば『何事も冷静に…』だけでなく、そういう『何となくの気分』もきっと大事なのでしょう…ということで、今回の追加募集馬たちについても、もう一度今の気分で見直してみようかと思いますm(_ _)m
2025・2026年2歳募集馬 どうするWildwood’s Beauty’24?
2025・2026年2歳募集馬 どうするBelcarra’24?
2025・2026年2歳募集馬 どうするMore Than Sacred’23?
2025・2026年2歳募集馬 パドックシアトル’23はお買い得?
2025・2026年2歳募集馬 アンジュシュエット’24は本命か?
2025・2026年2歳募集馬 サダムノンノ’24もいました!
サダムノンノ’24
おじに重賞馬エルトンバローズ、希望の星が満開の花を咲かせる。
◇牝当歳 鹿毛 2024.03.05生 浦河産
◇父:レイデオロ 母:サダムノンノ (母の父:ディープインパクト)
◇栗東・杉山晴紀厩舎予定
◇販売総額 3,800万円 / 総口数 2000口
◇プラスビタールスピード遺伝子:TT
◇Point!:全体のシルエットが美しく、バランスの整った好馬体は一目瞭然。穏やかで人懐っこく、あまり物事に動じない性格ゆえに放牧地でもゆったりと構えているが、ひとたび動き出せば軽快な脚捌きで、祖母ショウナンカラット譲りの力感に富んだ肩、柔らかな腰まわりなどが頼もしく映る。群れの中でも他馬たちと楽しげにスキンシップを図るなどして周囲をしっかりと見渡すことができており、つねに危なげのない走り。活躍の場は短めのダートにも思えるが、おじのエルトンバローズやドグマのように芝で勝ち星を積み上げていっても何ら不思議ではない。
◇最新近況(2024/10/22):北海道・浦河の桑田牧場在厩。日に17時間ほどの夜間放牧で管理されています。
「当歳馬同士7頭で放牧中。生後すぐから好奇心旺盛で、様々なものにグイグイとアプローチをかけるような馬でした。物怖じしない性格はゆくゆく武器になってきそうですよね。穏やかで甘えん坊な性格はそのままで、離乳を経験したこともあって群れのなかでいっそうの落ち着きを見せ、他馬たちの精神安定にも一役買っているなど、しっかりと自立し始めている姿を見せてくれるようになりました」(桑田代表)
◇最新写真(2024/10/22更新:桑田牧場)
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結局、秋の追加募集馬6頭のうち5頭を昨日までに取り上げましたので、この馬についてだけ触れないのは変な感じですからね。残る一頭であるレイデオロ牝馬のサダムノンノ’24について、簡単に感想を書いておこうと思います。
まず、パッと見の第一印象は、毛色も含めてなかなかきれいな当歳だなと。。まだ全体的に緩い感じがするのは仕方がないとして、飛節や繋はアンジュシュエット’24より芝馬っぽく見えますが、まあ、そのあたりは全てこれから成長次第ですからね。父レイデオロでTT型なので、成長進度はゆっくりかもしれませんが、その分長く楽しめる可能性もありますから。
ということなのですが、今回の追加募集馬については、まずは高額マル外勢にどう向き合うかを決めねばならず、続いてキタサンブラック牝馬のことも考えなければいけなくて、正直、この馬をどうするかまで悩む余裕がないと言いますか(^^;)
こういうことを無責任に書くのもアレですが、一般論として『レイデオロ牝馬のプライオリティを下げる』というのは一口馬主界隈の流れでもありますし、即日満口はもちろん、おそらく早期満口にはならないだろうと割り切って、当初から『様子見カテゴリ』に入れておこうかと考えています。(もしも早期満口になったら仕方がない…ぐらいの感じで)
いや、見学ツアー時に社台SSさんからは、レイデオロはこれからなのでよろしく!的なプレゼンもありましたし、個人的にもレイデオロは世間様に言われるほど悪い種牡馬のハズがないと考えていますが、産駒が多少安くなったり、長く様子見ができたりするとしたら、そういうネガティブな評判もあながち悪い話ではないんですよね(^^ゞ
ちなみに血統面に関しては、(竹内さんも血統診断で指摘されているように)ウインドインハーヘアのクロスには重厚さを強調し過ぎるリスクを感じるものの、ショウナンカラットの牝系は基本的なレベルが高いので…。イメージは中長距離でこそのタイプだと思いますが、それはレイデオロのイメージと合っており、一発長打が期待できるかも…という気はしていますm(_ _)m
合田直弘のWorld Standard! 広尾サラブレッド俱楽部 11月募集馬解説!