シュウジデイファーム在厩のステラリード’23は、週2~3回、おもにBTCの坂路で軽いキャンターを消化しています。10月初旬の馬体重は412kgです。
◇岸本担当のコメント 「BTCに滞在するなどして、環境の変化にも慣らしているところ。たまに気が入るとピューッと行きかけたり、周囲のバタつきにつられてみたりと、少々敏感な一面もあるようですが、坂路入り後もコントロールは利いており、最近ではだいぶ自らを制御できるようになっていますからね。この調子で少しずつ調教のペースを上げていければと思います」
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BTCでの調教については、シュウジデイファームから通うだけでなく(環境変化に対応する練習として)あえてBTCに滞在させることがあるとのこと。これは例年通りのやり方ですが、毎度聞くたびに『なるほどねぇ』と思ってしまいます(^^ゞ
それはさて置き、ステラリード産駒に共通の気性面、テンションについては「たまに気が入るとピューッと行きかけたり周囲のバタつきにつられてみたりと、少々敏感な一面もある」との一方で、「坂路入り後もコントロールは利いており、最近ではだいぶ自らを制御できるようになった」とのことなので、今のところは『やや敏感ではあるが学習能力は高いのでOK』といったところだろうと思います。(ステラ仔としては『普通』な感じ?)
このあとは段々とペースが上がっていくことになりますので、次回の近況ではもう一つの特徴である『頭の高い走行フォーム』についても何らかの言及がありそうです。基本的な運動能力の高さについてはあまり心配していませんが、走行フォームのクセはまた別問題ですから、そちらについても注目していきたいと思います。
ということで、大雑把にまとめると『BTCでの調教も問題なくこなしており順調』ということのようです。順調に進んでいけば、ある程度早い時期から動けるのもステラ仔の特徴ですから、本馬についても来夏デビューを念頭に置いて見守っていくつもりです!(だいぶ気が早い話ですけれど、まあ、何とか行けるでしょう(^^))
【シュウジデイファーム在厩のステラリード’23:公式HP(2024/10/18更新)より】
シュウジデイファーム在厩のステラリード’23は、週1~2回のBTC(軽種馬育成調教センター)入りを開始しています。9月上旬の馬体重は391kgです。
◇岸本担当のコメント 「きょうだい同様に走れる格好をしています。今はまださすがに手が掛かりませんが、自分を持っていそうな馬ですので、これから進めていくなかで気性面がどういった方向に出てくるかでしょう。走行フォームなどにも気をつけながら、普段は場内でハッキング2000m程度、BTCでは屋内トラック馬場にてハッキングキャンター600~1200mを消化しています」
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シュウジデイファームさんがステラ仔の面倒を見るのは本馬で何頭目になりますかね。
特に、キングエルメス以降はほとんど毎年のように育成にかかわっておられますから、本馬についても『現状手が掛からない』からと言って簡単にダマされることはなく、「気性面がどういった方向に出てくるか」と「(頭の高い)走行フォーム」について、最初からそれなり以上の警戒感をもって確認、対応して頂けるということでしょう(^^;)
しかし、改めて動画を見ると本当に良い馬ですよね。
まあ、頭の高い走行フォームが容易に想像できるところなど、いかにもステラリード産駒ではありますが、ステラリードらしさがあるのは決してマイナスではないですし、その点は全兄アスロスとひと味違う部分なのかなと。
来週のツアーでは実際にこの目で確認することができますので、キングエルメス以降、最高のデキじゃないかと感じた私の勘が正しいのかどうか、ドキドキしながら確認したいと思います!(でも、正解かどうかは1年後に答え合わせかな(^^ゞ)
【様似木村牧場在厩時のステラリード’23:公式HP(2024/8/23更新)より】
いろいろと検討し、悩んでもきましたが、結局、ステラリード’23に出資をすることにしました。
本馬の売れ行きに関してはまだ『募集中』表示のままですから、しばらく様子見を続けてもいいワケですが、例によって「早特1」の期限は8月末まででしたし、どうせ出資をするなら早い方が気持ちがイイですからね。
ということで、全兄アスロスが未勝利で終わったとか、血統構成ほぼ同じのレトロクラシック’23との比較ができていないとか、出資を先延ばしにする理由を考えてはいたものの、もう無駄な抵抗はやめて自分の気持ちに素直に従わせてもらいます(^^)
それに、これまで23年産馬はオピュレンス’23、Ononimo’23、ディメンシオン’23に出資をしていて、牝馬2頭に牡馬1頭となっていましたから、ここで牡馬を追加しておくのも自然な流れと言えますからっ!
ステラリード’23
まだまだ続く賢母の成功譚、希望の明星が世代をリードする。
◇牡1歳 栗毛 2023.01.20生 新ひだか産(木村秀則牧場)
◇父:レイデオロ 母:ステラリード (母の父:スペシャルウィーク)
◇栗東・高柳大輔厩舎予定
◇販売総額 5,100万円 / 総口数 3000口
◇プラスビタールスピード遺伝子:TT型
◇Point!:活躍馬を輩出し続ける重賞ウイナーの母から、また一頭、雰囲気を持った期待の産駒が登場。筋肉質でボリューム感に優れたバランスの良いミドルサイズの好馬体は、さながら重戦車のようなパワーに満ちており、それでいて頭の高さは気にならず、適度な柔らかみもあって放牧地での動きも良好。気の強さはあっても人に反抗する様子はなく、敏感すぎる面がないのも好都合と言えるだろう。イメージはマイル前後の洋芝やダート。この時期にしては成長の進度も順調かつ早いため、母や兄たち同様に2歳夏デビューからの快進撃を狙っていきたい。
◇最新近況(2024/8/23):シュウジデイファーム在厩。現在は、おもに牧場内のロンギ場で騎乗馴致を開始しています。馬体重393kg(8月中旬測定)
「すでに様似のほうで馬装馴致を済ませていましたので、ほどなく跨り始めています。いくらかテンションが高く、頭の位置がやや高めなところもこのファミリーの特徴ですよね。ただ、この母系の気性が結果につながる原動力になっているのも事実ですから、もちろんプラスに捉えています」(岸本担当)
*体高153cm、胸囲169cm、管囲20.0cm(7月初旬測定)
◇最新写真(2024/8/23:様似木村牧場)
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出資理由の第一は『2025年2歳馬募集馬・注目馬は!?(2)~ステラリード’23』にも書いたとおり、これまで出資をしてきたステラリード産駒の中でもかなり上位ランクと思える馬体の良さです。
募集のPOINT!には「筋肉質でボリューム感に優れたバランスの良いミドルサイズの好馬体」と表現されていますが、私も全くその通りだと感じていまして、京王杯2歳Sを勝ったキングエルメスに負けず劣らずのポテンシャルがあるのではと。。父がトップサイアーのロードカナロアからちょっと心配されているレイデオロに変わっているとは言え、ハマれば一発の魅力充分だと思います。(また騙されてるぞ!とか言わないで(^^;))
レイデオロ×ステラリードと言えば、未勝利戦終了後に門別に移籍をしたアスロスのことがありますが、まあ、あれは2歳時の怪我が大きなきっかけになったのも確かですし、そもそもkingmanmbo×Robertがステラリードに合わないはずがないですからね。むしろ同配合二度目のチャレンジで大爆発の可能性に賭けたいです。
いやホント、動画で歩く姿を見ると、なかなかそれらしい雰囲気があるんですよね。。テンションが高めで頭が高いとか、そういう部分は現時点の写真、動画では許容範囲に思えますし、それを気にしていたらステラリード産駒には出資できませんから(^^ゞ
ステラリード’23
ちなみに本馬が満口になるまでには、まだ相当余裕がありそうなので、ほぼ同配合のレトロクラシック’23が秋の追加募集でラインアップ入りした際には、改めて比較を楽しみたいと考えています。で、もしもレトロの仔が良かったらそちらにもいく、ステラ仔の方が良いと感じたらその時点で本馬に追加をする…的な作戦もアリなんじゃないかと思います。
ということで、これでまた今年もステラリードの仔に出資をすることになりました。
ミスペンバリーもそうでしたが、こうやって一頭の繁殖牝馬に継続的にかかわっていると、何となく毎年出資をしないと落ち着かないという、ほとんど病気のような感覚にとらわれてしまいます。
それもクラブの作戦と言ってしまえばそうかもしれませんが、それでもあえて底の見えない沼に脚を踏み入れていく。。若干、怖いもの見たさのような気落ちもありますが、私にとって一口馬主とはそういう遊びなんですよね(^^ゞ