イクタトレーニングファーム在厩のゴッドシエルは障害練習を開始しています。
◇生田場長のコメント 「横木通過などを経て、現在は高さ60cmほどの低い障害で練習中。ひとまずは拒否することもなく、前進気勢を見せて向かって行ってくれています。障害飛越を始めることによってフィジカル面だけではなく、気持ちの持ち方が変わってくるケースもありますので、これが少しでもプラスに働いてくれればと思います。馬体重は440kgまで回復してきました」
-----
前走前からの予告通り、障害練習が始まっています。
次走、ラストチャンスであろう小倉のダート1700m戦に向かう流れの中で、何としてもこの障害練習をプラスにしたいわけですが、そのためには、ある程度の飛越センスがないと話になりませんからね。その意味では、「拒否することなく、前進気勢を見せて向かって行く」のは良かったです。
何なら、いきなり障害未勝利戦に挑みたくなるぐらいの適性を発揮して欲しい気もしますが、それはまあ、もう少し先の話だと考えておくことにして…。。
結局、本馬の場合は一にも二にも気持ちの問題ですから、しっかりリフレッシュをした上で、引き続き(障害練習に限らず)トレーニングに取り組んで欲しいと思いますm(_ _)m
【2021/6/20阪神3R 3歳未勝利(芝1400m)でのゴッドシエル:公式HPより】
ワコーファーム在厩のリナーシェは、おもにダート周回コースでダク1500~2000m、ハロン16~18秒ペースのキャンター3000mを乗られています。
◇脇担当のコメント 「元々あまり捌きが柔らかいタイプの馬ではありませんが、レース後にもかかわらず、前回よりは今回のほうがキャンター時にスムーズに動けている印象がありますね。問題は馬体重。まだ407kgしかありませんので、引き続き目方を増やしていくことに注力していきたいと思います。エサについては、ゆっくりですが最後まで食べてくれています」
-----
馬体重が407kgしかないとのことですが、まあ、前回時よりスムーズに動けているのは悪くないですし、次走が8月だと思えばそれほど心配しなくても良いでしょう…
と言いますか、この期に及んで私が馬体重の心配をしても仕方がないですし、それはもう『なるようにしかならない話』と割り切って、少しでも良い状態でワンチャンスがもらえるよう祈るのみです。
まずはとにかく元気回復、よろしくお願いしたいと思いますm(_ _)m
【2021/6/12中京6R 3歳未勝利(芝1200m)でのリナーシェ:公式HPより】
大瀧ステーブル在厩のカナロアガールは、先週同様、おもに角馬場でハッキング1500~2000m、周回コースでハロン17~18秒ペースのキャンター1800mを消化。週1回の速めを乗り込まれています。
◇大瀧代表のコメント 「今週は雨続きの予報でしたので、先週末にも少し速めを。日々の馬場状態とも相談をしながら上げ下げして乗っています。与えた飼葉を残さず最後まで食べてくれていますし、毛づやも良好。体つきに余裕がある中で調教を進めることができているのは良い傾向ですね。普段の動きも悪くなく、体調等に問題はありません」
-----
週を追うごとに大瀧代表のコメントが良くなっていますし、間違いなく状態は上がってきていると思います。飼い喰いも問題なく、馬体もしっかり500kgあるわけですから、あとはバンバン乗り込んでいけば!
と、そこまでノリノリな状況でもないのですが、ようやく上昇ムードが感じられるようになったのは良かったです。カナロアガールにとっては来年3月までがラストシーズンですから、限られたチャンスの中で結果を残していく必要がありますし、だとすれば、せめて好調な時に出走させてあげたいですから…。
そうですねぇ、次走がどこになるかは分かりませんが、秋には東京開催のどこかを使って欲しいかなぁ(^^ゞ
*広尾TC様よりクラブ公式HP等からの情報転載許可を頂いています。
三重ホーストレーニングセンター在厩のカイザーノヴァは、引き続き、ウォーキングマシン60分で管理されています。
◇伊藤場長のコメント 「様子を見つつ、来週あたりから跨っていく予定。腹痛を起こしたり、変に元気を出されたりしても困りますからね。飼葉の量を増やしていくのは、騎乗を開始してからで良いでしょう。ウォーキングマシンを継続している中でも、脚元などに異常は見受けられません」
-----
腹痛は一歩間違えると大ごとになりますので、本来なら、ジッとしている期間はできるだけ短い方が良いですからね。脚元の不安が解消したのであれば、そろそろ本格的に身体を動かす準備をした方が良いでしょう。
あと、変に元気を出すというのは、いわゆるアレのことですかね(^_^;)
そう言えば先週日曜、阪神の新馬戦でアレがアレしたテーオーコンドルが、返し馬の前にローマンネイチャーにのしかかるという笑えない事件が起きましたが、ストレスを溜めこんでおかしなテンションになるのは本当に怖いですから、ここまできたら早く運動が始まって、良い意味で体力気力の発散の場ができればと思います。
ちなみに、エンパイアブルーのデビュー戦で、ゲート裏の輪乗り時に他馬に蹴られて除外になった悲しい経験がある身としては、ローマンネイチャー関係者のお気持ちは痛いほどよくわかります。。m(_ _)m
キングエルメスが新馬勝ちをしたことで、『母は函館2歳Sを勝ったステラリード』という言葉を何度も目にする機会がありました。ステラリードはかつての出資馬であるだけでなく、初期の広尾TCに重賞勝ちをもたらした、クラブにとっても間違いなく功労馬。その馬が無事に牧場に入って多くの仔を生み、その仔に出資をして再び勝利の美酒に酔う…。考えてみれば、これほど贅沢な経験ができたのは本当にラッキーでした。
改めて、キングエルメスの勝利によって、ステラリードの名前が取り上げられて本当に嬉しいです。そして、これからもパラスアテナやカイザーノヴァ、ステラリード’20も含めてまだまだ産駒は勝ち星を重ねるでしょうから、ステラリードのサクセスストーリーはこれからが本番と思っておきます(^^)
気分が良いついでに、キングエルメスと初めて会った2019年6月の記事を検索しましたので、当時のことを思い出しつつ、その全文を掲載しちゃおうと思います。また牧場を訪れて、木村さんのお話を直接聞き、当歳や1歳の馬たちに会う機会がくると良いのですが、それはまだ当分難しそうですねぇ(^^;)
-----
2019/6月 北海道牧場見学報告 ~2019年産馬編(1)~
今回からは2019年産馬、つまり、今年生まれたばかりの当歳馬たちを紹介します。
ただし木村さんによれば、「現時点で当歳募集の話は具体的になっていない」そうですから、果たして近々募集があるのかどうか、どの馬がラインアップされるのかは全く分からない状況だという事です。
今から紹介する馬たちについても、あくまでもその前提でご覧頂くことになりますが、例によって馬のチョイスは木村さんにお任せ。 木村さんが、「クラブから募集になるとしたらこのあたりかな?」と感じている馬たちを見学させて頂きました。
それでは早速、まずはステラリード'19、ロードカナロアの牡馬です!
木村さん曰く、「18年産がパワータイプとすればこちらはスピードタイプ、やはり、放牧地でもかなり目立つ存在です。これだけの馬であれば、セレクトに持っていっても見劣りしないでしょう…」って、いやいやセールで売っちゃダメですよ(^^;)
冗談はさて置き、この馬に関しては木村さんが、「是非見てください」と厩舎の通路を歩かせてくれました。
まだ当歳ながら、一頭でしっかり歩けるし、身体の動きがすごく柔らかく、脚捌きはまっすぐで滑らか。 「歩きもそうですが、放牧地での走りも軽くて綺麗です」と非常に高く評価をしておられました。
18年産もかなり目立つ馬体でしたが、19年産はすでに走る馬のオーラというか、特別な雰囲気すら感じました(^^)
にしても、ステラリードはモーリスの牡馬に続いてカナロアの牡馬と、二年続けて勝負産駒を生んだことになります。 もちろん17年産のルーラーシップ牝馬にも頑張ってもらいたいですが、タイプの違う牡馬2頭には、ハッキリと重賞制覇を意識して欲しいなぁと。。(^^;;
特に19年産は勢いのあるカナロア産駒ですから、木村さんが「この時季にして母の前を軽快に走ることができる」と仰る持ち前のスピードを活かし、古い会員にとって特別な馬であるステラリードの名声を高めてくれたら最高です。
当歳募集か通常募集か、いつ頃募集かは別にして、私の気持ちの中ではすでに出資予約を完了しています(^^;;
-----
いやぁ、我ながらこっ恥ずかしくなるほど惚れちゃってますねぇ。。(^^ゞ
でもまあ宣言通りに出資ができて、オマケにその馬がデビュー戦を勝って、母ステラリードの名前にもスポットが当たったのですから、ここまでは怖いくらいに『めでたしめでたし』ですからね。この先はどんどん相手も強くなり、簡単に勝つワケにはいかなくなりますが、とにかくこの調子で、無事に、長~く活躍して欲しいと思いますm(_ _)m
最後の一枚は勝利の美酒。これからキングエルメスは何度もご馳走してくれるだろうなぁ…などなど、いろいろな意味で今後が楽しみで仕方ありません(^^)
スポーツ報知『【2歳新馬】余力ある勝ちっぷりキングエルメス、ゆったりした身のこなしで距離延長に対応可能』
【6月26日・札幌5R、2歳新馬、芝1200メートル、良馬場=8頭立て】
◆キングエルメス(牡、栗東・矢作芳人厩舎、父ロードカナロア、母ステラリード、母の父スペシャルウィーク)480キロ、馬主=広尾レース、生産牧場=木村秀則
【血統】母ステラリードはデビュー2連勝で09年の函館2歳Sを制した重賞勝ち馬。半姉パラスアテナ(父ルーラーシップ)は秋華賞4着、紫苑S2着。半兄カイザーノヴァ(父モーリス)はデイリー杯2歳S5着、朝日杯FS8着。
【レースVTR】スタートを決めて、ハナを主張したカルネアサーダをマークする形で2番手へ。道中は手応え良く運び、4コーナーで先頭。直線もしっかり伸びて、最後は流す余裕のある勝利。勝ち時計は1分9秒2。
【コメント】坂井瑠星騎手「この血統らしい、いいフットワークでした。競馬のセンスもいいですし、まだ抜け出して遊んでいる感じで、これからが楽しみです」
【将来性】★★★★ ※内の馬を行かせて2番手で収まるレースセンス、余裕をもって追走できるスピード、最後まで勢いを保って伸び切る脚力は重賞で戦う兄姉と同等の高いポテンシャルを感じさせた。ゆったりした身のこなしで1200メートル限定の馬ではないだろう。(一部抜粋)
**種牡馬ランキング(JRA/2歳/総合/6月27日終了時点)**(馬名赤字は新種牡馬)
新種牡馬ドレフォンの産駒がまた勝ちました。26日東京5R、芝1800m戦を勝ったジオグリフは母父キングカメハメハ、母母父サンデーサイレンス、母母母父ノーザンテーストという血統のノーザンF生産馬。直前追い切り(美浦ウッド)ではそれほど目立つ動きではなかったものの、実戦では好位のインで折り合って、直線で上り33.3秒の切れ味を発揮しての完勝劇を見せました。
先週時点では、『そうは言ってもドレフォンはやはりダートの方が…』と考えていましたが、芝でこういうレースができる産駒が出るとなると、芝ダートを問わないオールマイティ系、あるいは、スピードをベースに繁殖牝馬によって様々なタイプを出すという、使い勝手の良い種牡馬と考えるべきかもしれません。
ちなみに、キングエルメスが勝った26日札幌5Rの1200m戦で2着だったカルネアサーダ、3着だったエルバリオはいずれもドレフォン産駒でした。印象として、人気にかかわらずそれなりに力を出す実戦タイプの産駒が多そうですし、早い時期から動ける子を出す当世風の種牡馬とも言えそうで…。勢いがあるうちに、上のクラスで活躍する馬が一頭でも二頭でも出てくれば、種牡馬として相当イイところまで行くような気がします。
広尾TC的にも(7月募集にラインアップしたレトロクラシック’20に注目が集まるので)ドレフォンの活躍は嬉しいことでしょうが、個人的には(レトロクラシック’20は)できるだけコッソリ検討したかったなぁ。。でも、最近の広尾TCはそういう雰囲気でもないので、多少の競合は仕方がないんでしょうねぇ(^^ゞ
一方のシルバーステートは、12日の新馬戦で2着だったリトスが26日の未勝利戦(札幌1R/芝1200m)を楽々逃げ切り初勝利。404kgの小柄な馬体を一杯に使った軽快な逃げで、そのスピードをアピールしました。これからは新馬戦に加え、未勝利戦で着実に勝ち星を拾うのも大事になってきますから、リトスのように2戦目できっちり変わって人気に応える馬が出てくるのは、とても良い傾向と言えるでしょう。
シルバーステートに関しては、私はもう少し時間が掛かる産駒が多いと思っていたのですが、出走頭数9頭で3勝(3頭)は立派のひと言。ディープインパクト後継としてはキズナが頭一つ抜けている印象で、まだ駆け出しのシルバーステートはどうこう言える立場ではないものの、2歳リーディング終盤戦になっても勢いが続いていれば、後継筆頭への挑戦権を得ることになるのかもしれません。
その他では、6/27札幌5Rの芝1200m戦でラブリイユアアイズが勝ち、新種牡馬ロゴタイプが産駒初勝利をあげています。シルバーステートはアタビズム(グレイスフルソング’19)、ロゴタイプはカリグラフィー(コートリーラッシュ’19)と広尾TCにも産駒がいますので、流れに乗っていけると良いですね!
先週土曜には2歳勢の先陣を切ってキングエルメスがデビュー、札幌5R(芝1200m)で見事な勝利を飾ってくれました。結果だけでなく内容も先々の夢が広がる素晴らしいもので、最高のスタートができて本当に良かったです。デビューに向けてトレーニング中のアシタカ、アンジアン、そしてリハビリ中のハキにもあとに続いて欲しいと思います!
キングエルメスについては、一旦シュウジデイファームに移動して状態を確認したあと、函館2歳Sに向かうかどうかの判断をすることになっています。もしも出走となれば、来週早々には函館入りする必要がありますから、今週の近況で何らかの方針が示されることになるでしょう。
SponichiAnnex『【札幌新馬戦】キングエルメス 余裕の2馬身差勝利、坂井「この先楽しみ」』
札幌5R新馬戦(芝1200メートル)は、2番人気キングエルメス(牡=矢作、父ロードカナロア)が早め先頭から余裕の2馬身差V。半姉に20年紫苑S2着パラスアテナがいる素質馬がいきなり能力を示した。
坂井は「この血統らしい、いいフットワークでレースセンスも良い。抜け出してからはまだ遊んでいるところがあるので、この先も楽しみですね」と評価していた。
<札幌5R新馬戦>2馬身差で勝利を飾ったキングエルメス=左(撮影・千葉茂)Photo by スポニチ
デイリー『【POG】キングエルメス 2馬身差で快勝 坂井は伸びしろに期待』
「新馬戦」(26日、札幌):札幌5Rで2番人気に推されたキングエルメス(牡2歳、父ロードカナロア、栗東・矢作)が2番手から抜け出し、2馬身差Vを決めた。母ステラリードは09年函館2歳S覇者。
異父姉パラスアテナ、半兄カイザーノヴァの背中も知る坂井は「血統馬らしく、いいフットワークでセンスのある走りです。抜け出してから遊ぶところがあるので、これからが楽しみ」と伸びしろに期待を込めた。
ZBAT!競馬『【2歳新馬】札幌5R キングエルメス楽々押し切り』
2009年G3函館2歳Sを勝ったステラリードの子供で、2番人気のキングエルメス(栗・矢作、牡、父ロードカナロア)がデビュー勝ち。楽な手応えで2番手を追走し、直線入り口で先頭に立つとそのまま押し切った。「血統馬らしくいいフットワークで走ってくれました。センスが良くて抜け出してからも遊んでいたくらい。これからが楽しみです」と坂井騎手は今後の活躍に期待を寄せていた。
そして今週からは早くも7月、宝塚記念が終わって本格的な夏競馬が始まります。私の出資馬ではドウォーモが7/4の巴賞に出走を予定していますが、2歳馬から8歳馬へ勝利のバトンが渡ってくれたら最高です。いや、ドゥオーモの場合は元気な姿を見せてくれる事が一番なのですが、あまり大敗が続くと限界説が出る年齢になっていますし、いろいろ心配しなくちゃいけなくなりますので(^^;)
巴賞の次が来週7/11の七夕賞で、そちらにはクレッシェンドラヴが出走を予定しています。ドゥオーモに続いてクレッシェンドラヴと、7月になった途端にベテランが登場することになりますが、これが、キングエルメスの勝利に対して『まだ若いもんには負けないぞ!』的アピールの流れになってくれたらありがたいです。
ちなみにクレッシェンドラヴの七夕賞は昨年に続いての同一重賞連覇、一昨年の福島記念を加えて『福島重賞3勝目』をめざすレースですからね。このところG1に挑戦しての負け戦が続いていますが、その分、陣営も気合が入っているでしょうし、改めて勝利を期待したいと思います。
そのあとは具体的な出走予定が出ていませんが、どうやら先週末にヴィジャーヤが栗東トレセンに戻り、土曜、日曜と早速坂路にも入っているようです。今年3月、デビュー直前にフレグモーネで休養に入って以来、結局、3ヶ月以上をロスしてしまいましたが、吉澤WESTではだいぶ調子も上がっていましたので、早ければ7/10か11、あるいはその翌週にはデビュー戦を迎えることになるかもしれません。
出否不明のキングエルメスの函館2歳Sは別にして、7月はドゥオーモ、クレッシェンドラヴ、ヴィジャーヤといきなり重要レースが続くことになっています。アクシデントで休養に入っているパンサラッサやカイザーノヴァが運動を開始したとは言え、復帰までにはまだまだ時間が掛かりますし、まずはこの7月、目先のレースをイイ形で乗り切っていきたいところです。
そうですねぇ、それができれば一気に上昇ムードが出てきますし、(クラブの思惑にハマっている気がしないでもないですが)新規募集馬の検討にも自然と気合が入るというものです(^^ゞ
**出資馬の状況**
**2021年総合成績**
ドゥオーモが巴賞に登録されました。
登録馬は地方馬一頭を含めて13頭、久々のレースに無事出走できそうで何よりです。
ザッとメンバーを眺めてみましたが、(頭数も含めて)ソコソコ落ち着いている印象ですし、(偉そうなことが言える立場ではないものの)久々の一戦には悪くない条件のような… と言っても、ドゥオーモの場合は相手によって戦法を選べるタイプではないですから、あと一週間、しっかり調整をして自分の競馬に徹するのみですね!
ドゥオーモ自身は、ベテランらしく久々の北海道を堪能、満喫しているかもしれませんが、たまに健在ぶりを示してもらうのも大事なこと。。こちらも一発の期待を持ちつつ応援したいと思います(^^ゞ
**2021/7/4函館11R 巴賞(OP/芝1800m)登録馬**
ZBAT!競馬『【宝塚記念】女傑対決制す!クロノジェネシスが史上3頭目のグランプリ3連覇』
第62回宝塚記念(3歳以上オープン、G1、芝2200m)は、クリストフ・ルメール騎手騎乗の1番人気クロノジェネシス(牝5歳、栗東・斉藤崇史厩舎)が好位追走から直線抜け出し勝利。未対戦だった同じ牝馬でデビューから無傷の6連勝で大阪杯を制したレイパパレを撃破し、改めて現役最強を証明。登録を済ませている凱旋門賞(10月3日、仏パリロンシャン、G1、芝2400メートル)に向けて弾みのつく勝利となった。タイムは2分10秒9(良)。
2馬身半差の2着には逃げ粘ったユニコーンライオン(7番人気)、さらにクビ差遅れた3着に2番手追走のレイパパレ(2番人気)が入った。
クロノジェネシスは、ゴールドシップ以来史上2頭目の連覇、さらにはスピードシンボリ、グラスワンダーに次ぐ史上3頭目、牝馬初のグランプリ3連覇を達成。また、1着賞金1億5000万円を獲得し、牝馬では5頭目となるJRA獲得賞金が10億円を突破した。
騎乗したC.ルメール騎手は、今年のJRA・G1・4勝目で、宝塚記念初制覇。これでJRA・G1完全制覇へ残すは、高松宮記念、大阪杯、朝日杯FS、ホープフルSの4レースとなった。
宝塚記念を勝ったクロノジェネシスは、父バゴ、母クロノロジスト、母の父クロフネという血統。通算成績は15戦8勝(うち海外1戦0勝)。重賞は19年クイーンC(G3)、秋華賞(G1)、20年京都記念(G2)、宝塚記念(G1)、有馬記念(G1)に次いで6勝目。宝塚記念は管理する斉藤崇史調教師は20年クロノジェネシスに次いで2勝目、騎乗したC.ルメール騎手は初勝利。
-----
クロノジェネシスが、グランプリホースの強さを見せつける素晴らしい勝利を飾りました。良馬場の阪神芝2200mを無理なく先行、上り最速の脚を使ってつけた2馬身半差は決定的なもので、前残りの流れで2、3着となったユニコーンライオン、レイパパレとは力が違った印象です。
いや、坂井瑠星騎手騎乗のユニコーンライオンもマイペースの逃げからよく頑張りましたし、一瞬交わされたかに見えたレイパパレを差し返すあたり、相当に力をつけていると思います。3着に敗れたレイパパレも正攻法の競馬で強さを示してくれましたので、余計にクロノジェネシスの強さが目立ったということかもしれません。
ちなみに戦前、最強牝馬対決の一頭として注目を集めたレイパパレについては、距離が少し長かった可能性もあるでしょうが、何と言いますか、チャレンジャーの立場で出走し、結果的にどハマリした大阪杯の勝ちっぷりが鮮やか過ぎて、陣営に必要以上のプレッシャーがかかっていたような…。今日だって内容は決して悪くないですし、ホントによく走るイイ牝馬ですから、これからが楽しみではないでしょうか。
牝馬と言えばもう一頭、カレンブーケドールが4着まで来ているのも立派です。G1だとどうしても勝ち切れないレースになってしまいますが、何だかんだで必ず掲示板に載るのですから…。こういう、いつも前向きに、最後まで頑張る牝馬には何とか勲章をとらせてあげたいと思ってしまいますが、今日の競馬を見る限り、クロノジェネシス級の馬を負かすのは相当に大変ですからねぇ(^^;)
ということで、一時はクレッシェンドラヴが出るかもしれない…と思っていた宝塚記念も終わりました。来週からは2021年の競馬も後半戦に突入、休んでいたドゥオーモやクレッシェンドラヴも戻ってきますので、改めて気合を入れ直したいと思います!(上半期最後にキングエルメスが勝ってくれて本当に良かった…)
**2021/6/27阪神11R 宝塚記念(G1/芝2200m)・良**
何だかんだで表にした方がわかりやすいので、昨年の当歳募集馬、3月の14周年記念募集馬、そして今回の通常募集馬(20年産馬)を一表にまとめてみました。(太枠太字は既出資馬)
**広尾サラブレッド倶楽部 2022年2歳募集馬ラインアップ**
表にして分かったことその1として、結局、20年産募集馬は現時点で14頭になったんですね(腰フラで募集中止になったプシュケ’20を除くと実質13頭)。昨年(19年産馬)は秋に4頭の追加があって合計16頭ですから、最終的には、概ね昨年と同じかやや多い程度のラインアップが揃うだろうと思います。
この世代、私はすでに3頭に出資をしていますので、今回ラインアップされた7頭にウインアルエット’20、ミンティエアー’20、ゼロカラノキセキ’20を加えた10頭の中から、できれば2~3頭に絞って出資をまとめたいところです。
ということなのですが、今回は特別枠馬としてほとんど出資決定的なエンパイアブルー’20がいますので、その他の馬から1~2頭を選ぶということになるわけで…。なかなか厳しい検討になりますが、最初からワクを緩めるとキリがなくなりそうですし、ここは頑張って絞っていきたいと思います。
あ、そう言えば、スイートマカロン’20の名前がないのは、秋の追加募集に回したって事なんですかね? 19年産募集馬におけるレトロクラシック’19(サクソフォン)的な存在として。。まあ、現時点でそこまで気を回して検討するわけにもいかないので、それはまた秋になったら考えることにしておきます。
話は変わりますが、エンパイアブルー’20はどの先生にお世話になることになるんでしょうか? あえて予想は書きませんが、エンパイアブルー’20の他にもレトロクラシック’20、ハイアーラヴ’20、それからジアナズドリーム’20あたりの管理調教師がどうなるのか。。これも表にしてみて気付いたのですが、すでに募集されている馬たちは、たまたま(?)栗東の先生中心なので、今回は美浦の先生が多くなるとは思いますけれど。。(ちなみに19年産馬16頭は、栗東8:美浦8と全く同数のバランスでした)
何だか例によって話が発散してきましたし、全容公開前にこれ以上考えても結論は出ませんので、新規募集の話はまたの機会にするとして…。しかしアレですよね、こうやって新しい話に前のめりになるのも、キングエルメスがビシッと新馬勝ちを決めてくれたからこそ…と言えそうです。やはり、現役馬の活躍が最大のプロモーション、これはどの世代でも変わらない事実なんですねぇ…(或いは、単に一口馬主特有の病気なのか(^^ゞ)
*追記:当初の記事で、『2022年2歳馬ラインアップ』にゼロカラノキセキ’20が抜けていました。コメント欄に指摘を頂いたので修正しました。大変失礼いたしました。