クレッシェンドラヴ出走予定
4月4日(日)阪神11R 大阪杯(G1) 芝2000m 57内田博幸騎手
出走可能頭数16頭、出走希望馬13頭
リナーシェ出走予定
4月3日(土)阪神1R 3歳未勝利(牝) ダート1400m 54騎手未定
出走可能頭数16頭、出走希望馬23頭、優先出走順22位(同順位馬は本馬を含む2頭)
または、
4月3日(土)阪神3R 3歳未勝利(混) ダート1400m 54騎手未定
出走可能頭数16頭、出走希望馬23頭、優先出走順23位
※正式な出否は木曜日の出馬投票により決定します。
または、
4月4日(日)阪神2R 3歳未勝利 ダート1200m 54騎手未定
出走可能頭数16頭、出走希望馬20頭、優先出走順20位
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今週末の出走予定について、クラブからアナウンスがありました。
出走希望レースのいずれにおいても、優先出走順位20位以下となっているリナーシェは厳しい情勢ですが、大阪杯・G1に出走予定のクレッシェンドラヴは当然ながら問題なし。すでに競馬メディアで追い切り後の調教師、騎手コメントが前向きに報じられるなど、調整も順調のようで何よりです。
クラブの近況更新は木曜日になりますが、例えば極ウマさんの取材記事には、「陣営の言葉も好ムードで大駆けの気配が漂ってきた」との嬉しい記述もあり、段々とG1出走らしい盛り上がりも出てきました(^^)
極ウマ『クレッシェンドラヴ絶好の動き/G1追い切り速報』
<大阪杯:追い切り>
クレッシェンドラヴ(牡7、林)が最終追い切りで絶好の動きを見せた。美浦ウッドの3頭併せで先行する形。直線は強めに追われる中ソングライン(桜花賞出走予定)と併入し、内グルアーブ(古馬2勝クラス)に先着した。インタビューに出席した陣営の言葉も好ムードで、大駆けの気配が漂ってきた。
-前走の有馬記念を振り返って
林師 いい枠も引けたし、ジョッキーが本当にいい競馬をしてくれたと思います。好位で立ち回り、能力を発揮できたいいレースだったと思います。
-今回へ向けては
林師 有馬記念は現状の力を発揮できました。ただ、高いポテンシャルを持っている反面、メンタル面やハミ受けなどのテクニカル面に課題がありました。そこの改善に着手しなければと着眼を置いてきました。
-調整については
林師 今までは追い切り以外は1頭で調整していたが、他の馬と一緒に調整し、メンタル面やテクニカル面を改善しようとしてきました。乗り手も我慢して教えてくれましたし、馬もそれに応えてくれました。1週前に騎乗した内田騎手から「随分と我慢できるようになった」と評価していただきました。
-追い切りについては
林師 普段は自己主張が激しいので、いつも同じパターンで追い切ってきましたが、それ以上を目指すために、2週前は追走から外へいく形、1週前は追走から内へいく形、今週は私の厩舎にきてからは初めてですが、先頭に立って併せ馬を行いました。どんな競馬もできるようにシチュエーションを考えてやってきましたが、おかげさまで、メンタルやテクニカルの改善を意識してやってきたことが、フィジカルの改善にもつながっている。本当に素晴らしい動きだったと思います。クレッシェンドラヴ号にも乗り手にも感謝しています。
-舞台に関しては
林師 右回りの2000メートルは条件的にはいいのですが、恥ずかしながら管理馬を阪神の芝のレースに走らせていないものですから、そこはジョッキーにお任せしたいと思います。先ほども内田騎手と「(雨が)降れば降るほどいいね」と話しました。何とか湿ってくれればと思います。
-この馬への期待は
林師 私にとってというより、オーナーサイドの期待の大きかった馬なので、まだまだもっと期待に沿えることができたらと思っています。
-G1タイトルがほしい?
林師 そうですね。これまではポテンシャルに頼っていたんですが、G1ではそれだけでは勝負できません。馬は幸いなことに若いですし、やってきたことが結果に結び付いてくれればと思います。まだまだ厩舎に実績はないですが、手をかければ馬は応えてくれると思ってやってきました。できることはすべてやりたいと思ってやってきました。クレッシェンドラヴ号はまだ若いですし、応援よろしくお願いします。
-内田騎手は1週前追い切りに騎乗しました
内田騎手 将来的には大きいところを取れるんじゃないかと思っていた馬ですが、今は充実してきて、ムキになっていたところが、リラックスして走れるようになってきています。精神面の成長が大きいですね。負けたくないとムキになっていたところが落ち着いてきて、すごく乗りやすくなってきています。
-コースは
内田騎手 結果を出しているのが右回りなので、あまり気にしていないが、いつもどおり、この馬のリズムで気分よく走ってくれれば。
-メンバーの印象は
内田騎手 正直、ものすごい強いメンバーだと思います。ただ、戦っていくうちに知らない面が出てきます。結果次第で強化しなきゃいけない面がわかると思いますし、逆にエッというような驚く面が見られることもある。
-雨予報も出ているが
内田騎手 福島で勝ったときのように馬場の悪いところは苦にしない。高速馬場よりは力のいる馬場の方が向いていると思います。
-勝てば50代でG1制覇になる
内田騎手 僕ですか? うまくいけばいいですけど、僕よりも馬自身にタイトルを取ってほしいのが先ですね。いいレースができて、ファンのみなさんが興奮できるレースをできればうれしいなと思います。
しかしアレですね、記事の内容からは、林先生と内田騎手が『大阪杯に本気で挑むぞ』という気持ちがヒシヒシと伝わってきて良いですね。相手が強いので天候・馬場の助けも期待したいとのコメントも出ていますが、それだって本気で準備をしてきて、本気で挑戦するからこその話ですからね。
私も大阪杯出走が決まるまでは、本当は日経賞が良いのでは?とかいろいろ考えましたが、大阪杯にかける林先生や内田騎手の気合いを感じた以上はもう迷いもありません。これまで苦楽を共にしてきた陣営がさらなる高みをめざすなんて、それはとーってもありがたいことですし、応援にも一層気合が入るというものです!
先週の火曜に書いた『アプローチは様々、だからこそ楽しい(^^)』で紹介をした、サンヨー食品さんの『乃木坂ップスター』には続きがあります。実は我が家には、矢久保美緒さんコメント付きだった定番カップスター以外にも、二種類の『サッポロ一番・和ラーシリーズ』が買い置きしてあったのです!
はい、まずはコチラ、博多鶏の水炊き風カップです。
3分待った完成形がこんな感じです。
麺はカップスターと同系統、麺自体に味がつけてある歯切れの良いタイプですね。
そして、ラベルを飾るのはこの方…
ラベル裏のメッセージは星野みなみさんからの「ねぇ~、美味しい?」でした。。はい、スッキリした塩味のスープはなかなか美味しかったです。博多地鶏かどうかまでは分かりませんでしたけれど(^^ゞ
にしても、写真の方と星野みなみさんは別人ですよね? 乃木坂素人にはその辺が難しくてハードルが高いです。写真では別人に見えるのですが、本当にそうなのかどうか自信がないんです。(最近は写真にいろいろ手を加えてあることも多く、こういう時に困ってしまいます(^^;))
それはさて置き、もう一杯の『和ラー』はコチラ、鯛ちり風カップです!
少し混ぜちゃいましたけど、3分後の完成形です。
何度リフトしてみても、麺は鶏の水炊き風と同じものでした(^^)
ラベルを飾るのはこの方でして…
今度の裏メッセージは梅沢美波さんからの「待って!3分だけだから」でした。いや、もう3分待ったあとだし、何なら食べ終わっちゃったんですけど…みたいなことは言いっこなしですよね(^^ゞ
そしてそして、この鯛ちり風バージョンで確信したのですが、ラベルの表と裏のメンバーは別人なんですね。だって、表面の方は多分斉藤飛鳥さんじゃないですかね? そうですよね!?(違っていたらゴメンナサイ)
いや、『アプローチは様々、だからこそ楽しい(^^)』の中では、「乃木坂46のメンバーで見た瞬間に分かる方というと、すでに卒業してしまった白石麻衣さんぐらい」と書いたものの、斉藤さんについては、どこかでお見かけしたことがあるように思うんです。(もちろんテレビの中ですが)
要するに、乃木坂ップスター企画のラベル写真と裏メッセージはランダムの組み合わせなので、表写真を見ても誰のメッセージが隠れているかは分からないって事なんでしょうね。だからこそ、ついつい推しメンのメッセージ欲しさに『いろいろと買い揃えてみたくなる』的な…。
あ、そんな事はどうでも良くて、鯛ちり風バージョンの味についてですが、これがもう驚くほどに鯛ちり風なんですよ。。正直、食べる前はそんなことないだろうと思っていたのですが、一口スープを飲むと、ぶわっと鯛ちり風な香りが広がるという。いやホント、こういうカップ麺をよく作ったよなぁと思ってしまいました。(あまりにも鯛ちり風なので、かえって好みが分かれる気はしますけれど(^^;))
ということで、またまたカップ麺文化の幅広さ、奥の深さを再認識した私なのですが、乃木坂ップスター企画をどこまで追いかけるかについては、『あまり深追いしない』ことに決めています。
いや、そりゃあそうですよね、いい歳をしたオヤジが乃木坂46メッセージを目的にカップ麺を買いあさる姿なんて、きっと傍目には爽やかな絵柄に見えないでしょうから。。それに、私には他に追いかけるべきものがありますので!
極ウマ『クレッシェンドラヴ「元気いっぱいですね」/大阪杯』
今週の日曜阪神メインは春の中距離王を決める大阪杯(G1、芝2000メートル、4月4日)が行われる。
クレッシェンドラヴ(牡7、林)は美浦坂路を1本駆け上がり(4ハロン64秒0)、水曜の追い切りに備えた。篠崎助手は「順調ですよ。すごいメンバーですが、この馬の力を出せればと思います。馬房ではおとなしくて、馬場に出ると元気いっぱいですね」と雰囲気を伝える。歴史的一戦となったジャパンC(13着)、有馬記念(8着)に続き、3戦連続のG1参戦。ステイゴールドの血が騒ぐ。
Sponichi Annex『【大阪杯】クレッシェンドラヴ85点 昨秋より気持ちが入った』
ステイゴールド産駒らしいきつい顔立ち。白眼を出しながら、耳を前方に倒し、鼻をとがらせています。立ち方も闘志満々。左トモを浮かせながら前肢を踏み込んでいる。昨秋よりも気持ちの入った立ち姿。ステイの子にしてはボリュームのある馬体も評価したい。
昨秋より気持ちが入ったクレッシェンドラヴ Photo by スポニチ
ZBAT!競馬『【大阪杯】3冠馬と短距離女王が激突!春の古馬中距離王決定戦の注目点はこちら!!』
★50代初のJRA・G1制覇を狙う内田博幸騎手 7歳馬クレッシェンドラヴに騎乗予定
クレッシェンドラヴ(牡7歳、美浦・林徹厩舎)に騎乗予定の内田博幸騎手は、昨年7月26日に50歳の誕生日を迎えた。同騎手の大阪杯当日の年齢は50歳8力月10日で、Vなら、グレード制が導入された1984年以降、岡部幸雄元騎手、安藤勝己元騎手、横山典弘騎手、武豊騎手に続く5人目の50代でのJRA・G1制覇となる。内田騎手がJRA・G1を勝てば、2018年のフェブラリーS(ノンコノユメ)以来、3年ぶりとなるが、50代になって初のJRA・G1制覇を果たすことができるかどうか。なお、関東馬が大阪杯を勝てば、1999年サイレントハンター以来22年ぶり、7歳馬が大阪杯を勝てば、2005年サンライズペガサス以来16年ぶりとなる。
また、クレッシェンドラヴを管理する林徹調教師には、JRA・G1初制覇がかかる。同調教師は、初出走(2018年3月3日)、初勝利(2018年7月1日)、重賞初勝利(2019年福島記念)をすべてクレッシェンドラヴで記録しているが、JRA・G1初勝利も同馬で挙げることができるかどうか。
ヴィジャーヤは、27日(土)にいったん吉澤ステーブル湖南へ放牧に出ています。
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先週の近況で「機を見て吉澤ステーブルWESTへ放牧に出し、まずはしっかりと治療に専念」と伝えられていたヴィジャーヤですが、WESTの前に湖南でのワンクッションを挟むことになったようです。
という事なのですが、実は私、吉澤ステーブル湖南という施設は初耳(多分、出資馬がお世話になるのも初めてかな?)でしたので、吉澤ステーブルさんのHPで簡単に調べてみました。
それによりますと、どうやら吉澤ステーブル湖南とは、吉澤ステーブルさんが運営する『湖南馬事センター』のことらしいです。もちろん、湖南馬事センターは『研修センター』なので、メインの業務は馬の育成・調整ではなく、競馬界の課題である騎乗者不足を解決する手段としての人財育成になります。
従って、今回のお知らせに「いったん」とあるように、ヴィジャーヤの放牧についても、あくまでWESTに入る前のワンクッションということになりますね。
しかしアレですね、吉澤ステーブルさんともなると、騎乗者確保と人財育成といった大きな課題について、自ら解決するための事業をやっておられるんですね。事業の詳しい内容や現状については良くわかりませんが、単純に外国人騎乗者に頼るだけではないという点において、さすがだなぁと感心してしまいます。
あとはそうですねぇ、6ヶ月の研修を終えると北海道の本場に就職できるなんて、馬の仕事をしたい若者には結構魅力的かもしれません。(いや、そういう若者が少ないから課題なのか…)
騎乗技術を学んで吉澤ステーブルさんで仕事をしながら馬の勉強をする。やがてはトレセンに入ってステップアップをしていき、いずれは調教師試験に受かって強い馬づくりに人生をかけるとか…。
もはや実現する可能性が全くない空想話になりますが、私がもう少し(ン十年?)若かったら、意を決してチャレンジしてみたくなるような、そんな夢とロマンがある話なのかもしれません。(当然ながら、サラブレッドに関わることは楽な仕事じゃないと思いますけれど(^^ゞ)
湖南馬事センター
競馬の未来は君が創る「挑戦したみたい」と思った時が夢への第一歩
緊急事態宣言の解除を受けて、ある友人との約束だった『日本酒飲みの会』を実現してきました。
会場は銀座の『夢酒みずき』というお店。お酒にこだわりがあるのはもちろん、料理にも工夫があって美味しかったですし、少人数で落ち着いて飲むのに適したお店でしたので、ザザッと紹介してみます。
日本酒の会と言っても最初はビール、ブラウマイスターもなかなか美味しいです。
こちらはお通し。穴子を煮たものですが、立派な一品料理でテンションが上がります。これなら席料、お通し代を取られても何の文句もありません(^^ゞ
自家製の柚子七味は風味がバツグン、上品な穴子との相性バッチリの薬味でした。
日本酒に関しては、お店のソムリエさんが厳選した品揃えになっているのですが、たまたま営業自粛中に冷蔵保存してあったお酒を半額で提供頂けるという、お得なキャンペーンをやっていたので…
まずは岩手の『よえもん』からいってみました(^^)
おつまみの最初は、お刺身の盛り合わせと北海道産の塩ウニさんを。ちなみにお刺身は、本マグロと真鯛をひと工夫した味付けで頂くスタイル。感染症予防対策の観点から、一人分ずつ取り分けてあるのも良かったです。(一人分ずつの提供は、お刺身に限らず全ての料理でやって頂けます!)
こちらは本マグロの赤身、上にのっているのは海苔醤油です。
こちらは真鯛、オリーブオイルと塩でさっぱりと頂きます。
中トロにはコーヒー醤油とわさびをのせて。コーヒー醤油は初めてでしたが、ほんのりと香るコーヒーが、いかにも大人の刺身といった雰囲気を醸し出していました。
真鯛を『ばんぺいゆ』とあわせて。柑橘系の酸味がきつ過ぎないのが良いですね。
そして、真鯛の昆布締め。やはり、これをやると旨み風味が増しちゃいますね!
こうなると、もう日本酒さんも止まりません。。で、秋田の『新政』を投入したところで…
北海道産の塩ウニを! これはもう文句なしの美味しさ。同じ塩ウニでも『味噌漬け』もメニューにあったのですが、個人的には塩ウニの方が好みですかねぇ(^^ゞ
ちなみに夢酒みずきさん、日本酒にこだわりがあるだけあって、お酒に合う一品料理、珍味系のおつまみ料理がとても充実しています。例えばで選んだこちらの二品はと言いますと…
まずは鱧のキャビア、要するに鱧卵の塩漬けです。
鱧の卵に関しては、『これでお別れとは残念… @わくら・銀座』で紹介したことがありますが、あの時は出汁で火を通した卵だったのに対して、こちらは卵をそのまま塩漬けにしたもの。うーむ、いわゆるチョウザメのキャビアより上品で淡い塩味なので、正直、こちらの方が好きって人もいるんじゃないかなぁ。。
そしてあん肝のパテ。
見た目通りに滑らかで、レバーパテほどクセの無い美味しさ。それでいて燻製がしっかりと効いているので、ポン酢で食べるあん肝より深い旨みが楽しめます。いやホント、鱧のキャビアもあん肝のパテも、これだけでベロベロになるまで飲めそうな、かなーりGoodなおつまみだったと思います(^^)
そしてこの頃になると、日本酒を嗜みに来たのかベロベロになりに来たのか、ちょっと怪しい精神状態になっているわけですが、あくまで世間様は、自粛生活の延長線上ですからおかしなことはできません。
気合を入れて襟を正すため、ここでうすにごり系の『SoLid・墨延江』を頼んで仕切り直しです。
と思ったのですが、王道系の出汁巻き卵が美味しくて…
ついつい私、『黒龍・しずく』に手を出してしまいました(*^ ^*)
やや辛淡麗系の最高峰と言っても良い、華やかで洗練されたこの一杯。こりゃあアレですよね、これを飲んだらもう他のお酒には戻れません。正直、アウトレットキャンペーンで半額だったから良いようなものの、まあ、何度でもお代わりできちゃうんですよねぇ、純粋に美味しいので(^^ゞ
美味しい料理に美味しいお酒、こういう楽しい時間を過ごす時には、あまり欲望にブレーキをかけることなく、葉ラッキョウの天ぷらとか…
しっとり柔らかい特製のローストポークなんかも頼んじゃましょう!
よーしっ! 勢いに乗ってカニコロッケも\(^O^)/
いやですね、このカニコロッケはカニクリームコロッケではないんです。割ってみるとハッキリわかるのですが、カニクリームコロッケではなくカニみそコロッケ。。濃厚なカニみその旨みがギュッと詰まった逸品でした!
ここで私はふと冷静になりまして、揚げ物には(日本酒も悪くないですが)スッキリした炭酸系をゴクゴク飲んでみたいなと。結果、国産ウォッカの黄金千貫ハイボールを合わせることにしたのです!(残念ながら一杯では足りず、お代わりしてしまったのはご愛嬌ということで(^^ゞ)
それにしても、実に久しぶりの本格的外食(外飲み)の機会でしたが、夢酒みずきさんのお陰で大変楽しく過ごすことができました。ラストオーダー20時という限られた時間でしたが、ある意味、それ以上の長時間にわたって飲み続けると、逆にロクなことにならない可能性が出てきますからね。。(^^;)
まあ、気持ち良く飲んで食べたらそれなりのお値段にはなりますが、楽しいひと時のためにはそれもまた良し。日本酒を嗜みつつ、しばしマッタリ過ごしたい時、またお邪魔してみたいと思えるお店でした。
夢酒みずき
中央区銀座6-7-6 ラペビルB1
03-5537-1888
先週は出資馬(広尾TC所属馬全体でも)出走がありませんでした。本来はカイザーノヴァが毎日杯に出ているはずでしたが、まあ、それはもう言いっこなしにしておきましょう(^^;)
そして、今週末からは4月の競馬が始まります。
その先陣として、昨年の有馬記念以来3ヶ月半ぶりの休み明け、2021年初戦となる大阪杯(G1)にクレッシェンドラヴが出走します。テンコートレセンでいつも以上に良い調整ができたこと、トレセンでの動きも良く、内田騎手、林先生ともに状態面を高く評価していることからも、強い相手にどこまで通用するかが非常に楽しみです。さすがにコントレイルさんに勝つのは大変そうですが、『古豪ここにあり』を示す走りを期待します。
来週になると、春の大目標マイルカップ出走を見据え、ニュージーランドトロフィー(G2)にバスラットレオンが登場します。前走の1勝クラスで格の違いを見せつけた内容、今でも成長して良くなっているとの陣営コメントからも、ここは権利獲り以上の結果を期待したいところです。
同じく来週の出走を予定しているのはカナロアガールです。こちらは初のダート挑戦がどう出るかがポイントになりますが、休養に入った時の想定より1~2ヶ月待たされた感がありますので、久々でもいきなり好勝負を期待したいと思います。毎度毎度の感想ですが、この馬がまだ1勝しかしていないなんて可哀相です(^^ゞ
その次になると、4/18福島民報杯にドゥオーモとパンサラッサが出てきます。今年の福島民報杯は新潟で行われますが、関東、関西の両方から馬が集まって、まさかのパンサラッサ除外対象さえなければ、ようやく先輩後輩の2頭出し、『前から後ろから作戦』が発動することになりますね。その上で、ドゥオーモには元気一杯の走りを、パンサラッサには悲願の賞金加算を期待したいと思います。
その他で4月に出走がありそうなのは、先週、シュウジデイファームからトレセンに移動したラヴマイウェイと、ひと通りの障害練習をクリアして帰厩となったグランソヴァール、そして在厩のまま出走機会を窺っているリナーシェといったあたりです。特にラヴマイウェイは、林先生から「トレセンでの調整期間は短く」との話も出ていましたので、早いタイミングのデビュー戦があるかも…。土曜、日曜と坂路にも入っていますから、いろいろな意味で楽しみです。
あとは、時間がかかることが確定しているカイザーノヴァ、ヴィジャーヤ、ゴッドシエルは仕方がないとして、そろそろマーテルについても何らかの方針が聞けるとありがたいです。おそらく目標レースからの逆算でトレセンに入るのだと思いますが、明らかに馬の状態が上がってきてるだけに、ついつい次のアクションが気になってしまいますm(_ _)m
振り返れば、結局のとこと3月は出資馬の出走2回のみ。。バスラットレオンが勝ってくれたから良いようなものの、正直、少し寂しい1ヶ月でしたから、その分も含めて4月は怒涛の大攻勢といきたいです!
**出資馬の状況**
ZBAT!競馬『【高松宮記念】国内制圧!ダノンスマッシュがG1連勝で春のスプリント王』
第51回高松宮記念(4歳以上、G1、芝1200m)は、川田将雅騎手騎乗の2番人気ダノンスマッシュ(牡6歳、栗東・安田隆行厩舎)が中団追走から直線力強く抜け出し、レシステンシアとの競り合いを制してゴール。昨年の最優秀短距離馬グランアレグリアが不在も、レース史上最多のG1馬7頭が集結した春のスプリント王決定戦を制した。タイムは1分09秒2(重)。
クビ差の2着にはレシステンシア(1番人気)、さらにクビ差遅れた3着にインディチャンプ(3番人気)が入った。
ダノンスマッシュは、JRA・G1・8度目、高松宮記念3年連続の挑戦で待望の国内G1初制覇。また、前走の香港スプリントに続くG1連勝で、父ロードカナロアとの父子制覇を果たした。
高松宮記念を勝ったダノンスマッシュは、父ロードカナロア、母スピニングワイルドキャット、母の父Hard Spunという血統。通算成績は23戦11勝(うち海外2戦1勝)。重賞は18年京阪杯(G3)、19年シルクロードS(G3)、キーンランドC(G3)、20年夕刊フジ賞オーシャンS(G3)、京王杯SC(G2)、産経賞セントウルS(G2)、香港スプリント(海外G1)に次いで8勝目。高松宮記念は管理する安田隆行調教師は12年カレンチャン、13年ロードカナロアに次いで3勝目、騎乗した川田将雅騎手は18年ファインニードルに次いで2勝目。
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春のスプリント王は6歳馬のダノンスマッシュでした。
昨年の香港スプリントでひと足先に海外G1を制してはいましたが、国内G1はこれが初勝利。5歳秋以降はスプリンターズSこそグランアレグリアの2着でしたが、セントウルS、香港スプリント、高松宮記念と完全に本格化した姿を見せているのは、さすがに成長力のあるロードカナロア産駒といったところでしょうか。
2着に入った1番人気のレシステンシアもよく頑張りました。スピードが勝っていて、決して重馬場得意なタイプではないと思いますが、ジワッと先行して直線で抜け出したのはさすがの内容。今日はダノンスマッシュにピッタリマークされ、最後に交わされたのは残念でしたが、1番人気馬らしい堂々たる競馬だったと思います。
3着のインディチャンプは19年のマイルチャンピオンシップ勝ち馬。内を狙って上位2頭をあと一歩まで追い詰めたことで、スプリント戦でもトップクラスの実力があることを示しました。
しかし、昨年のスプリンターズSでダノンスマッシュをアッという間に差し切ったグランアレグリアって、一体どれだけ強いんでしょうね。。来週の大阪杯でクレッシェンドラヴが対戦することを考えると…。まあ、1200mと2000mでは同じパフォーマンスにならない方が常識的ではあるのですが、さすがに2000mで急に弱くなるレベルの馬には思えないっすねぇ… どうなんでしょうねぇ(^^;)
**2021/3/28中京11R 高松宮記念(G1/芝1200m)・重**
ZBAT!競馬『奈穂3週連続勝利 JRA新人女性騎手初の快挙』
史上初だ。古川奈穂騎手(20)=栗・矢作=が27日、中京6R・1勝クラス(ダ1400メートル)で、1番人気のモズピンポン(栗・矢作、牡4)で、5馬身差をつけて逃げ切り3勝目をマーク。JRA新人女性騎手で初の3週連続勝利を挙げた。古川奈騎手は「前めでレースをして惜しいところまできていた馬ですし、減量を生かそうと前へ行きました。馬が最後までよく頑張ってくれました」と、JRA初勝利を決めた13日阪神6Rのバスラットレオン、21日中京7Rのタケルラスティに続く勝利を振り返った。
過去に新人女性騎手の2週連続勝利は、増沢由貴子元騎手(旧姓・牧原)が1996年に、西原玲奈元騎手が2000年にマーク。藤田菜七子騎手(23)=美・根本=はデビュー2年目の17年に3週連続勝利を、19年には7週連続勝利を記録している。
デイリー『古川奈穂3勝目 女性騎手初の3週連続勝利』
「中京6R」(27日、中京)
ルーキーの古川奈穂騎手(20)=栗東・矢作、写真=が27日、中京6Rで1番人気モズピンポンに騎乗。先手を奪って2着に5馬身差をつける圧勝劇へと導き、自身3勝目を刻んだ。
これでJRA初勝利となった13日の阪神6R(バスラットレオン)から3週連続の美酒となり、女性騎手としては初、男性を含めても現役で9人目(短期免許時のルメールを除く)の記録に到達。奈穂は「前めでレースをして惜しいところまで来ていたので、減量を生かして前でレースをしようと思っていました。楽に行けなかったけど、最後まで馬が頑張ってくれました」と振り返った。
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矢作厩舎所属の古川奈穂騎手が27日の中京6Rで勝利、バスラットレオンでの初勝利から3週連続Vとなりましたが、3週連続VはJRA新人女性騎手として初の記録なのだそうです。
まあ、3週連続自体の価値はさて置いて、改めて27日中京6Rを逃げ切った競馬を見なおすと、外枠から強引に仕掛けて内枠の馬を競りつぶし、1000m通過58.4秒のハイペースを作り出して後続を完封するという、自身の4kg減を最大限に利用する内容だったのがなかなか印象的です。
勝ったモズピンポンは単勝2.2倍とここでは地力上位の存在でしたが、こういう形で4kg減を活かすことができるのであれば、「ウチの馬に乗って逃げてみて欲しい」と思う調教師さんもいるでしょうし、女性云々を抜きにしても、減量特典が大きい間はある程度以上の注目を集めることになりそうです。
そして、古川奈騎手が注目されている間はバスラットレオンの名前も頻繁に登場しそうで…。本来、バスラットレオンには違った形で注目を集めて欲しいわけですが、それはまあ、ニュージーランドトロフィーの結果次第ですからね。それより、実績も実力も現時点では全然上なのに、都度引き合いに出される藤田菜七子騎手は大変でしょうが、そこは先人の宿命と思って諦めてもらうしかなさそうです(^^;)
ちなみに女性騎手という意味では、緊急事態宣言の影響で来日の目処が立たなくなり、しばらくその姿を見ることができなくなったミカエル・ミッシェル騎手の動向は心配です。あれだけ日本のことを好きになってくれて、来日を心底望んでいるジョッキーは(モレイラさんもそうでした!)できれば受け入れてあげたいものですし、何しろ彼女の笑顔には周りを明るくする特別な力がありますからねぇ(^^)
デイリー『ミシェル 21年のJRA短期免許取得を断念 入国できず期限内での手続き不可能に』
フランスのミカエル・ミシェル騎手(25)が、2021年のJRA短期免許取得を断念したことが5日、分かった。同騎手は18年にフランスで女性騎手リーディングを獲得し、昨夏に緩和された短期免許取得の要件をクリア。20年いっぱいまで短期免許を申請する資格を得た。
同年末に申請(騎乗開始日は申請から60日が最大)し、21年2、3月の騎乗を目指していたが、新型コロナウイルス感染拡大を受け、日本政府が緊急事態宣言を延長。居留資格のない外国人は入国できなくなり、期限内での手続きが不可能になった。なお、19、20年は取得要件を満たしていないため、21年は申請できない。
2021年のJRA短期免許取得を断念したミカエル・ミシェル
昨年、コロナ感染症の影響で中止となったドバイワールドカップDayが、今年は無事に開催されました。
日本からもグランプリ連覇のクロノジェネシスはじめ、馬券発売対象のG1各レースに有力馬が出走、2年ぶりとなるイベントを盛り上げてくれたと思います。ただ、残念ながら日本調教馬はG1・4レース全て2着という…
まあ、勝ち馬が強過ぎたレースは仕方がないですが、クロノジェネシスとラヴズオンリーユーのシーマクラシックはホントに惜しかった。。今や日本の一線級が海外で通用するのは当たり前になっていますので、どうせなら、どちらかが勝って改めてレベルの高さを見せつけて欲しかった気がします。
ということで、注目のG1各レースについて、勝手な感想を書いてみますm(_ _)m
**ドバイゴールデンシャヒーン(G1/ダ1200m)・良**
1着ゼンデンが逃げてぶっちぎりの競馬だったので、惜しい!というレースではなかったですが、2着に入ったレッドルゼルは後方から良い脚を使って能力の高さを見せました。今年はアメリカの一線級が揃わなかったこともありますが、この結果は充分称賛に価すると思います。
一方でジャスティン、マテラスカイあたりは残念な結果に終わりましたが、輸送を含めた調整をうまくこなし、『いつも通り』の状態でレースに臨むことができていれば…といった印象でした。。その意味では、図らずも、海外挑戦の魅力と難しさの両方を噛みしめるレースになったかもしれません。
*追記:1着入線後に左前を骨折する衝撃的な映像が(一瞬だけ)流れたゼンデンについては、その後、安楽死の措置が取られたとのことです。
ヴァンドギャルドは内ラチ沿いをロスなく回り、直線でもスムースにインから抜け出す完璧な競馬でした。正直、勝ったロードノースとはレーティングでかなりの差がある構図だったので、この2着は充分立派な成績だと思います。
まあ、ロードノースは昨年のプリンスオブウェールズS勝ち馬で、欧州のこの路線でトップクラスの実力があるらしいですから。。時季的に大阪杯と被るので難しいですが、このクラスの欧州馬を負かそうと思うなら、今年で言えばコントレイル、グランアレグリア、サリオスあたりが行かなきゃってことなのでしょう。(別に大阪杯を手薄にしてクレッシェンドラヴで得をしようとか、そんなつもりは全くないです(^^;))
まず、勝ったミシュリフはサウジカップの勝ち馬で、本来はワールドカップに出ている方が自然な気もしますが、普通にこちらに出てきて勝ってしまうのですから恐れ入ります。しかも、出てきた理由は凱旋門賞を意識しているから…らしいので、10月には「やっぱり相手が悪かった」という話になっているかもしれません。
ただし、4レースの中で一番惜しかったのがこのレースでした。
そうですねぇ、中団からレースを進めるクロノジェネシスと、それをマークする位置で虎視眈々と折り合うラヴズオンリーユー。この構図があまりにもマッチレース風になったせいでしょうか、ジョッキーが『この一頭が相手』と決め打ちしたかのような、直線入り口からガチガチ馬体をぶつけての競り合いになったのは誤算でした。
結果的には、2頭のさらに後ろからミシュリフが漁夫の利をさらった形になりましたので、(特にラヴズに競り勝ったクロノジェネシスには)どこかでもう一度チャレンジさせてあげたい気がします。
まず、レース前に2頭が放馬、出走取り消しとなるバタバタ感が印象に残りました(^^;)
そんな独特なムードの中で、チュウワウィザードは本当によく頑張ったと思います。正直、3~4角の手応えは、こりゃアカンかも…だったのですが、戸崎騎手にもサウジカップの口惜しい結果を取り返す気合があったのでしょう。最後までしぶとく追って2着を確保、実力の一端を見せることができたと思います。
正直、ダート戦はアメリカに強い馬がいるかどうか、それが出てくるかどうかでチャンスの有り無しが決まってしまうところがありますが、チュウワウィザードの頑張りは、『日本のダート馬だって捨てたものではない』ということを示してくれました。もしかしたら近い将来、キンカメ系のダート馬が世界を制する日が来るかもしれません(^^)
ZBAT!競馬『【毎日杯】シャフリヤールが驚異の日本レコードタイで重賞初V!』
第68回毎日杯(3歳、G3、芝外1800m)は、川田将雅騎手騎乗の2番人気シャフリヤール(牡、栗東・藤原英昭厩舎)がスタート若干遅れるも、盛り返して一旦は3番手まで上げるなど好位を追走。直線に入ると父ディープインパクト譲りの末脚を発揮。グレートマジシャンが迫るとさらにもうひと伸びし先頭でゴール。2017年に制した全兄アルアインに続く兄弟制覇を果たした。タイムは1分43秒9(良)の日本レコードタイ。
2着はグレートマジシャン(1番人気)、3着にはプログノーシス(4番人気)が入った。
毎日杯を勝ったシャフリヤールは、父ディープインパクト、母ドバイマジェスティ、母の父Essence of Dubaiという血統。通算成績は3戦2勝。重賞は初制覇。毎日杯は管理する藤原英昭調教師は初勝利、騎乗した川田将雅騎手は15年ミュゼエイリアンに次いで2勝目。
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いやぁ、ある程度想像していたとは言え、強かったですねぇシャフリヤール。。2着のグレートマジシャンも相当強いと思いますが、1000m57.5秒の流れを好位追走から上り34.1秒では、さすがに交わすまではムリでした。
これで共同通信杯組からは、2着だったヴィクティファルスに続いての重賞勝ち馬が出たことになります。共同通信杯自体はドスローからの上り勝負で『レースレベル微妙』との評価もありましたが、スプリングSと毎日杯の結果を見ると、相当に濃いメンバーが集まっていたのは確かなようです。
本来であれば、その共同通信杯でヴィクティファルス、シャフリヤールから0.3秒の競馬をしたカイザーノヴァの話もしたいところですが、さすがに1分43秒9の時計は強烈過ぎます。もしもカイザーノヴァが、好調のまま毎日杯に出ていたとしても、後方から懸命に追い込んでどこまで上位に迫れたか…。いや、そういう想像はあまり意味がないのでやめておきましょう(^^ゞ
ちなみに今日の1~3着は全てディープインパクト産駒。改めてその破壊力を見せつけられた思いと、もうすぐディーププインパクト産駒がいなくなるという複雑な思いが交錯します。正直、4着に入ったルペルカーリアだって悪い競馬はしていないはずですし、ディープの仔がいなかったらいずれ重賞も勝てそうな雰囲気ですが。。でも、ディープ産駒との切れ味勝負に巻き込まれると分が悪いんですよねぇ…
しかしこれ、今年のクラシックはどうなりますかね。昨年のように抜けた存在がいない分、どの馬にもチャンスがありそうですが、それぞれのレベルが結構高そうだしなぁ…。
こう言っては何ですが、クラシック参戦の可能性を残していたカイザーノヴァが骨折で戦線離脱、バスラットレオンはマイル路線確定となった今、私としては気楽に観戦できるので混戦でも何でもありです。うーむ、これは本当に面白いことになってきました!(馬券は難しそうですけれど(^^;))
**2021/3/27阪神11R 毎日杯(G3/芝1800m)・良**
三嶋牧場・西舎共同育成場在厩のアンジアンは、おもに屋内ダートトラックでハロン20~24秒ペースのキャンター2400mを消化。週1~2回、坂路でハロン14~17秒ペースのキャンター1本を乗り込まれています。
◇三瓶担当のコメント 「もともと走り自体は良い馬ですからね。スピード調教を重ねるにつれて、少しずつですが着実にしっかりしつつある状況です。以前よりも飼葉喰いが安定していますので、今後は坂路調教を週2回コンスタントに乗っていくことにより、さらなる体力強化に努めていきたいと思います」
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この世代の出資馬の中では(レフィナーダ’19は別にして)、比較的時間がかかるタイプと思っていましたが、現時点での進捗だけで言えば、アシタカやキングエルメスに全く遅れている印象はありません。
そのあたりは、シュウジデイファームの牡馬2頭に比べてコンパクトな牝馬ゆえもあるでしょうが、もともと走り自体は良い馬、つまり、フォームが良くて余計な負荷が掛かりにくい点も理由の一つかもしれません。
あとは、ここにきて飼い葉喰いが安定したこと、これが非常に大きいですね。前回の近況で「エサの種類を工夫した」話が紹介されていましたが、それによって馬体の維持に苦労がなくなり、坂路速めを継続できるようになったのだとしたら、これはもう育成場の皆さんの大ヒットでしょう。
競馬場での勝利は派手なパフォーマンスになりますが、そこに到達するまでには、必ず地道な努力と工夫の積み重ねがある…。いやぁ、こういう話を知ってしまうと、益々応援に力が入ってしまいます(^^ゞ
【三嶋牧場・西舎共同育成場在厩のサティアナ'19:公式HP(2021/3/5更新分)より】