好スタートを決めて、周りを窺いながら無理なく先頭に立つと、道中もスムーズな走りで楽な手応えのまま直線へ。その後は後続に並ばれることなく、最後までしっかりした脚色で2着ケージーコガネ(1番人気)に2馬身差をつける快勝劇でした。
今回は2番人気でしたが、レース前に書いたとおり、中山1200mならケージーよりもスプラッシュが上だということを証明してくれました。北村騎手の積極的な好騎乗も思い描いたとおりで、まさにgood job!だったと思います。
勝ち上がりに苦労する馬ではないとわかっていても、やはり1勝するとほっとします。まだまだ弱いところがありそうな馬で、これでやっと、じっくりと本格化を待つといった馬優先の調整もできるようになりました。
レース後の公式HPから、北村騎手と鹿戸調教師のコメント(いずれも抜粋)です。
「道中は馬がリラックスしてスムーズに走ってくれましたので、そのぶん余裕を残すことができ、最後までバテずにしっかりと走り抜いてくれる競馬でした。弱いところがある馬だけに、その辺が解消してくればまだまだやれるはず。先々は芝でも面白いのではないでしょうか。」(北村騎手)
「今日はスタートも出てくれ、道中も真面目にスムーズに走ってくれました。立派な馬体をしているにもかかわらず、飼葉喰いが一息だったり、ナイーブな面があるため、ここまで100%に近い状態で出走したことなんて1回もないなんですよ。それでも前走よりほんの少し良い状態になっただけで勝つのですから大したものです。ゆくゆくは芝も使ってみたいですよね」(鹿戸調教師)
この馬の将来には、芝レースへの出走も含めて色々な可能性と夢が広がりました。そのためにも、目先のことに拘らず、今まで以上にじっくりと育てていって欲しいと思います。どちらにしても、またまた今夜も祝杯を挙げたいと思います。
(写真は美浦トレセンでのスプラッシュ:公式HPより)
本日の中山1R 3歳未勝利(ダ1200m)、8:23時点の単勝オッズ1番人気は、ケージーコガネで1.6倍。スプラッシュエンドは4.4倍の2番人気で、3番人気には11.1倍のモリノマーケットが続いています。
もちろん、最終的なオッズはわかりませんが、ケージーコガネの人気はいくらなんでもカブリ過ぎでしょう。スプラッシュの単勝が4倍もつくなら、馬券的にも勝負する価値ありです。初めての不良馬場がどうかという心配はあるものの、状態も上向きだし、中山の1200mなら元々こちらが上という気もしています。
今のところ、スプラッシュは直線でジワジワとしか伸びないレースが続いているので、北村騎手にはケージーを早めにセリ潰すような強気の競馬を期待しています。
「昨日の追い切りの動きも良かったですし、ピリッとしたいい雰囲気で調整できています。状態だけは文句のつけようがないので、あとは別定戦でどこまでやれるかですね。もう年齢も年齢ですし、内容が伴わなければ今度が最後ぐらいの気持ちで仕上げていきます」
たしかに、このところずっと調子はいいものの、好走のためには軽ハンデの助けが要るのも事実。次走の仁川Sは別定戦ですから、ハンデの恩恵もありません。ここで無様な競馬になるようなら、年齢的に上積みが期待できない以上、そろそろ引き際ということも充分考えられます。
ずいぶんと長い間頑張ってくれた馬なので、結果は別として、とにかく次のレースで力を出し切ってくれることを祈るばかりです。
どこかが悪いわけではなく、いわゆる短期放牧なので、まもなくグリーンウッド経由で帰厩すると思います。この馬は、使い詰めるとテンションが上がり過ぎてよくないタイプのようなので、レースと短期放牧のサイクルをこまめにやるパターンが合っているのかも知れません。
単純にレースを使うのではなく、色々な方法を試しながら、なんとかオープンへの突破口を開いて欲しいと思います。
(写真は前走時のアルシラート:公式HPより)
2月28日(土)中山1R 3歳未勝利(ダ1200m)へのスプラッシュエンドの出走が確定しました。今回の鞍上は再び北村宏司騎手に戻ります。
公式HPの近況によると馬体(469kg)、体調ともに好調キープできたとのことで、今週末の出走に踏み切ったようです。今日アップされた動画での調教の動きも申し分なく、前走時よりも上向きに見えるほどです。
09.02.25 助手 美南坂稍 1本 51.5 38.2 25.3 12.5 強めに追う
その次走、JRA-VANで他の顔ぶれをチェックしてみましたが、どうやら4戦して2着3回、3着1回のケージーコガネとの一騎打ちになりそうです(人気も)。確かに相手も未勝利では力上位の存在ですが、スプラッシュにとっても得意の中山1200mと相性のいい北村騎手の組合わせはプラスですから、強気の競馬で勝負して欲しいと思います。
公式HPに、「左前足が少しソエ気味のため様子を見ながらの調整で、出走を延ばす可能性もある」と書いてありましたが、現時点では今週末出走の方向のようです。
未勝利はいつでも勝てる状況ですが、何があるかわからないのが競馬ですから、そろそろ1勝して安心したいところです。
JR大森駅近くのBAR Tenderly(テンダリー)。数々のコンペで入賞経験を持つオーナーと女性バーテンダーの本格的なカクテルが堪能できるお気に入りのお店です。
写真は「ベントレー」、お酒が好きな方にお奨め。
東京都 大田区 大森北1-33-11
03-3298-2155
今日のフェブラリーSは、予想は全然当たりませんでしたが、いいレースでした。やはり、ハイペースの競馬は見ごたえがあります。
その立役者が、4着のエスポワールシチー。前走の平安Sではタメ逃げ気味に行ってワンダースピードに差されましたが、今日はその反省もあったのか、ケレン味の無い逃げで持ち味を100%発揮しました。予想時には評価を下げてしまいましたが、気持ち良く逃げると相当強いことを証明しました。
そして、なんといってもサクセスブロッケン。JBCクラシック以降、ヴァーミリアンとカネヒキリに負け続けて評価を下げていましたが(6番人気)見事に雪辱しました。
1、2、4着が4歳勢だったことでダート路線も新旧交代と言われるでしょう。ただ、今回、7歳のダート王カネヒキリが絶好調でなかったことは間違いないと思います。やはり、もう一度この馬(カネヒキリ)を負かすことが、4歳勢に課せられた本当の新旧交代の条件かもしれません。
1着 サクセスブロッケン 内田博幸 1:34.6 -
2着 カジノドライヴ 安藤勝己 1:34.6 クビ ○
3着 カネヒキリ ルメール 1:34.6 アタマ △
4着 エスポワールシチー 佐藤哲三 1:34.8 1 1/4 -
5着 フェラーリピサ 岩田康誠 1:35.0 1 1/2 -
(印は、私の前々日予想:大ハズレ)
食事をしながらR10で撮影した写真を連続で紹介します。(全部で7枚あるので遡ってください)
まず一皿目、クンプラーです。
海老を使ったスパイシーなサラダ。注文時に「辛くしてくれ」と言ったのでかなり刺激的な辛さでした。味はなかなかさわやかでgoodです。