【北九州記念】3歳馬ピューロマジックが年長馬を撃破し重賞連勝を飾る!:サンスポZBAT!
サマースプリントシリーズ第2戦・第59回北九州記念(G3、芝1200m)は、松山弘平騎手の3番人気ピューロマジック(牝3歳、栗東・安田翔伍厩舎)が年長馬を撃破し重賞連勝。好スタートから先手を奪うと、直線でも後続を寄せ付けず力強く押し切った。タイムは1分7秒9(稍重)。
1/2馬身差の2着にはヨシノイースター(9番人気)、さらに1馬身3/4差遅れた3着にモズメイメイ(16番人気)が入り、3連単は7987・5倍の高配当となった。
ピューロマジックは、父アジアエクスプレス、母メジェルダ、母の父ディープインパクトという血統。北海道新冠町・村田牧場の生産馬。通算成績は9戦4勝。重賞は2024年葵S(G3)に次いで2勝目。北九州記念は安田翔伍調教師、松山弘平騎手ともに初勝利。
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北九州記念を勝ったのは、約一ヶ月前に葵S(3歳G3/芝1200m)を逃げ切ったばかりのピューロマジックでした。アジアエクスプレス×ディープインパクトのピューロマジックはダート1400mのデビュー戦で16着に大敗、その後は芝を使われて年明け京都の1200m戦で2勝目を飾ると、マーガレットS・2着、葵S、北九州記念を連勝と完全に覚醒しましたね。
ちなみに今日は抜群に速い二の脚を活かして先行、アッという間にハナに立って前半3Fが32.3秒ですから、そりゃあ周りの馬もついていくのは大変です。結果的に今日は最後まで人気馬を寄せ付けませんでしたが、テンから飛ばしてこれだけビシッと逃げられるとなると、今後のスプリント路線でかなり面白い存在になっていくかもしれません。
それにしても、あんなに楽に逃げていたのに前半3Fが32.3秒で1000m通過が55.4秒かぁ…。こういう『速さ』はそれだけである種の才能ですから、真似しようと思ってもできないですよねぇ。。もちろん、血統の字面だけで探せるものでもないですし、一口馬主的に速い馬を狙うってのも、なかなか高いハードルだろうと思います(^^;)
**2024/6/30小倉11R 北九州記念(G3/芝1200m)・良**
テレビ西日本賞北九州記念【2024年6月30日小倉11R】:競馬ラボ
函館5レース 2歳新馬(芝1800m)で2着となったブルータスの関係者コメントです。
◇大野騎手のコメント 「4コーナーでの手応えも良かったですし、この馬も伸びてくれているのですが、勝った馬が楽に逃げていましたので仕方なかったです。操縦性に不安がない馬で何の問題もなくスムーズに走ってくれましたからね。今日の感じであれば、今後も安定していい競馬ができるのではないでしょうか」
◇高柳瑞調教師のコメント 「美浦での調教よりも函館に入ってからの本馬場での調教が良かったですし、思ったよりもゲートを出てくれて、流れに乗れました。手応えも良く、寄られても大丈夫でしたし、終いの反応も良かったですからね。欲を言えば、勝ちたかったですが、実戦にいって内容ある競馬ができたと思います。しっかりと成長させながら、上を目指せるようにやっていきたいです」
◆クラブのコメント 「反応良くゲートを飛び出し、道中の折り合いや手応えも良好。内枠から楽なペースで逃げていた勝ち馬を惜しくも捕えきれませんでしたが、レースセンスの良さが光った点は収穫と言えるでしょう。なお、このあとは、「疲れがないようであれば、7月13日(土)函館1R 2歳未勝利(芝1800m)へ。態勢が整わないようであれば一旦放牧に出す」(調教師)予定となっています」
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大野騎手によれば、ブルータスは「操縦性に不安がなく何の問題もなくスムーズに走ってくれた」とのこと。最近、あまりこういうことを言われたことがないので、何だかとても新鮮で嬉しいです。テンションがどうの、口向きハミ受けがどうのからヨレるモタレるに至るまで、心配のいらない馬って本当に貴重でありがたいです(^^)
そして瑞樹先生は、戦前の弱気(?)とは打って変わり、「欲を言えば勝ちたかったが実戦にいって内容ある競馬ができた。しっかり成長させつつ上を目指せるようにやっていきたい」と、これまた嬉しいコメントを出してくれました。
うんうん、そうそう。ブルータスは遅い生まれでまだ成長途上。本格的に良くなるのはこれからだと思いますので、成長に合わせて適度にレースを使いながら、息長く活躍できる競走馬に育てて頂きたいと思いますm(_ _)m
また、注目の次走については、「疲れがなければ7月13日(土)函館1R 2歳未勝利(芝1800m)へ。態勢が整わないようであれば一旦放牧に出す」とのことで、「次は決めるぞ」の気持ちを窺わせつつ、慎重な姿勢を保ってくれているのが心強いです。いやホント、今日の内容を見る限りひとつ勝つことに不安は全くないですから、まずはブルータスの状態優先で、適切な時期にレースを使って頂ければと思います。まあ、上積みも普通にありそうですし、次は勝ってくれるでしょう!
しかし、エンパイアブルーの仔は父マジェスティックウォリアーのマジックブルーが勝ち上がっていますし、本馬も勝ち上がりに問題はなさそうですから、今次通常募集される父ルヴァンスレーヴの妹も、ちょっと人気が出ちゃうかもしれませんね(^^)
やはり、エンパイアブルーって能力、才能がある良い馬だったんですよね!
函館5レース 2歳新馬(芝1800m)に出走したブルータスは2着でした。
【レース内容】まずまずのスタートから無理せず中団、1~2角を無難に回って向こう正面では折り合いに専念する形になりました。勝負どころの3角手前から外を回って徐々に進出、逃げる1番人気のゴーゴータカシの外後ろで直線に入りました。直線ではゴーゴータカシを捉えるべく脚を伸ばしましたが、内枠から楽に逃げていた相手の脚もなかなか鈍らず、結果、半馬身差まで追い詰めたところでゴールとなりました。
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惜しかったなぁ…
いやいや充分合格点でしょう!!
戦前に瑞樹先生が「430kgぐらいかな?」と仰っていた馬体重は446kg。GCパドック解説の方は『前肢、後肢の運びが良く身のこなしが柔らかい。良い馬ですね!』みたいなコメントをしておられましたし、まだ幼さが残る中ではあるものの、『良い馬度』はかなり高いレベルにあると感じさせてくれました。
レースでは、少しだけ心配していたゲートをきちんと出てくれましたし、前進気勢がある中でもスローペースにきちんと対応できていたように、いわゆるレースセンスもなかなかイイ線いっているんじゃないかと思います。
まあ、最後の直線で差し切れなかったのは残念ですし、そのあたりが瑞樹先生の仰る「まだワンパンチ足りない、最後にもうひとキレがほしい」部分なのかもしれませんが、正直、今日の勝ち馬とは枠の内外の差、スローで楽に逃げられた結果でしかないですからね。その上で、道中の折り合いやその後のレース運び、直線であと一歩まで追い詰めた内容を考えると、今後に向けて得たものはブルータスの方が大きかったんじゃないかと感じます。(まあ、勝利は勝利で大きいですけど(^^ゞ)
ということで、まずはデビュー戦お疲れ様でしたm(_ _)m
ここまで無事に導いてくれた外厩、厩舎の皆さんはもちろん、鞍上の大野拓弥騎手が正攻法の競馬をキッチリ教えてくれたことも、とーってもありがたかったです。お陰様で将来に希望が持てる2着になれたということで、今日は本当に合格点、デビュー戦としては(最高ではないけれど)文句のつけようがないレースだったと思います。
このあとは『レース後の無事確認』という大事なイベントが残っていますので、まずは関係者コメントを待ちますが、ここまで来たら、夏のうちにひとつは勝ってしまいたいですねぇ(^^)
**2024/6/30函館5R 2歳新馬(芝1800m)・良**
サラ系2歳新馬【2024年6月30日函館5R】:競馬ラボ
**2024/6/30函館5R 2歳新馬(芝1800m)12:15発走**
◎ ブルータス
○ ゴーゴータカシ
△ サッカレッロ
△ セイフウサツキ
△ アディクテッドラン
△ プレシャスデイ
ブルータスは大外11番枠になりました。まあ、大外と言っても11番ですし、もともとデビュー戦からあまり揉まれたくない気持ちがありましたからね。加えて全馬初出走のレースはゲートで何があるかわかりませんし、一番最後に(他馬の様子を見たあとに)ゲート入りできる大外枠を引いたのは、そんなに悪くないんじゃないかと思います。
と言いつつも、函館コースはスタートしてから1角まで270m強しかありませんし、最後の直線は260mほどしかありません。デビュー戦といえどもあまり悠長に構えるわけにもいかず、できれば(多少外を通っても良いので)先行馬の後ろにはつけておきたいところでしょう。もしもスタートで遅れて後方からになった場合でも、さすがに直線一気は難しいでしょうから、早めに進出して4角までにある程度の位置にいる必要がありそうです。
その上で、高柳瑞先生が「最後にもうひとキレがほしい。初戦からいきなりではなく、おそらく使ってから」と仰っているにもかかわらず、ここはやっぱりブルータス本命でイイんじゃないかと。。いや、別に瑞樹先生のコメントを無視するつもりはないのですが、JRAの調教動画を確認したところ、どう考えてもブルータスの動きが一番良いとしか…。
木曜近況で瑞樹先生のコメントを見た時は、64.2-50.0-37.0-11.5秒(馬ナリ)という文字情報だけだったわけですが、実際に動画を見ると脚捌きが軽いし反応もあるし、なかなかセンスがありそうな走りをしているじゃありませんかっ!
もちろん私、念のために今回一緒に走る馬たちの調教動画も見比べました。その結果(追い切りだけの比較ではありますが)このレース、ブルータスとゴーゴータカシの一騎打ちでOKだと思うことにしました(^^ゞ
ついに来ました、2025年2歳(2023年産)通常募集馬のラインアップ発表です!!
散々待たせやがってー的な話はさて置きまして、とにかく以下の9頭がラインアップアされました。全容公開が7/12で申込み受付は7/29からですので、今から約一ヶ月、アレやコレヤやの検討を楽しみたいと思います(^^)
2025年2歳馬募集を対象とした「Hiroo no REIWA」の募集馬ラインアップおよび、募集スケジュール等をお知らせいたします。
◆募集馬プロフィール◆
〇2025年2歳募集馬
☆母は当倶楽部募集馬、四代母ダイナカール
エレナレジーナ'23 牝馬
父 ルーラーシップ 母の父 ノヴェリスト
☆母は当倶楽部募集馬、四代母セックスアピール
エンパイアブルー'23 牝馬
父 ルヴァンスレーヴ 母の父 エンパイアメーカー
☆母は当倶楽部募集馬、待望の初仔
クエストフォーラヴ'23 牡馬
父 ハービンジャー 母の父 キズナ
☆半兄に中央2勝馬、ウィンダミア
クエストフォーワンダー'23 牡馬
父 ゴールドシップ 母の父 マクフィ
☆近親ポエトは愛G3勝馬
スーンシャイン'23 牡馬
父 ルーラーシップ 母の父 ジャスタウェイ
☆母はG2勝ち、亜オークス2着馬
スターオーストラル'23 牝馬
父 キタサンブラック 母の父 Cosmic
☆半兄は京王杯2歳S(G2)勝ち馬、キングエスメス
ステラリード'23 牡馬
父 レイデオロ 母の父 スペシャルウィーク
☆母は中央5勝、京成杯AH(G3)2着、阪神牝馬S(G2)3着馬
ディメンシオン'23 牝馬
父 エピファネイア 母の父 ディープインパクト
☆母の半兄に重賞2勝馬 クレッシェンドラヴ
パーフェクトラヴ'23 牝馬
父 サンダースノー 母の父 オルフェーヴル
◆募集馬リーフレット・申込ガイドの発送:7月12日(金)より順次発送
◆オフィシャルサイトにおける詳細(管理予定調教師、募集価格、立ち写真等)の発表:7月12日(金)夕方
◆申込受付 <先着順による受付>
インターネット・・・・7月29日(月)午前11時~
電話・・・・・・・・・7月29日(月)午前11時~
◆出資確定:申込が殺到した場合、Web申込受信時刻順に口数を確保するものとし、満口到達以降のお申込に関してはその旨を翌営業日までに電子メールでお知らせいたします。
何となく見にくい感じなので、いつもの表でも確認しておきます。
**広尾TC関連主要繁殖牝馬の産駒情報**(2023年産太字下線は予定含む募集馬)
こうしてみると、主要(?)なところで今回募集されないのはレトロクラシック’23のみ。木村さんの生産馬はほぼ漏れなくラインアップに入りました。(血統上ステラリードとモロ被りのレトロクラシックは秋に回した感じですかね?)
個人的にはディメンシオン’23が無事にラインアップ入りしてひと安心。これは間違いなく人気になるでしょうから、厩舎やお値段が発表される7/12を静かに待ちたいと思います。(一体いくらでどの先生にお願いするのかな(^^))
そして、目新しいところではキタサンブラックの牝馬、スターオーストラル’23(レジェンドファーム、4/1生れ)がラインアップ入りです。こちらは全く馴染みがない系統ですが、注目のキタサンブラック産駒ですし、母スターオーストラルがアルゼンチンオークス2着などを含むARG重賞2勝馬という変わりダネ。出資するしないに関わらず、興味津々な募集馬なのは確かです。
あとは、ゴールドシップ産駒のクエストフォーワンダー’23が入ったので、同父の牝馬、ストームハート’23と比較をしなくちゃなとか、クエストフォーラヴは一体どんな仔を生んだのかなとか、ルーラーシップ産駒はやっぱりいいんだろうなとか、エンパイアブルーの四番仔は美人かなとか、いろいろ気になることが出てきました。
いずれにしても、ガチな検討は全容公開後になりますので、今日のところは待ちに待った募集スケジュール&ラインアップが発表になって『良かった良かった…』ということだと思います(^^)
栗東トレセン在厩のバスラットレオンは、週明けより坂路入りを再開しています。
◇岡助手のコメント 「良くも悪くも特に変わりはありません。前走が休み明けのレースでしたし、一度使えばガラッと良くなってくれるかとも思っていましたが、まだサウジでへこんで帰ってきた時の流れが残っている感じもしますね。ここから調教を進めていって、どこまで状態を上向きにできるかだと思います。次の目標レースは7月7日(日)小倉11R プロキオンS(G3・ダ1700m)。鞍上は坂井瑠星騎手を予定しています」
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岡助手のコメントを見ると、やはり、前走時のバスラットレオンはサウジ前の状態に戻り切っていないところがあったようです。追い切りでは相変わらずの時計が出ていましたが、パッと見ではわからない感覚的な部分で…。それが年齢的なものかどうかはさて置いて、希望としては何とか巻き返して欲しいところです。
注目の次走については、小倉ダート1700mの重賞、プロキオンSが目標とのこと。このところのレースぶりを見ていると、距離延長で多少なりともテンが楽になるのはプラスだと思いますので、これがキッカケになってくれたら嬉しいです。
バスラットレオンに関しては、レース選択と好走パターンの組合せが以前より難しくなっていますが、募集馬として本馬を見出してくれた矢作先生、国内、海外を通じて面倒を見てくれている岡助手はじめ厩舎・外厩の皆さん、そして主戦の坂井騎手にお任せするしかないですし、今までもそれで結果を出してきた馬ですからね。次走に関しても、決して楽な見通しではない気がするものの、新たな挑戦として前向きに応援したいと思いますm(_ _)m
アスロスは、27日、函館競馬場に向けてトレセンを出発する予定となっています。
◇蛯名正調教師のコメント 「レース後も特に問題はありませんので、何とか都合をつけて函館へ。福島は節的にすぐに使えそうにないですからね。7月末の地方交流、盛岡の芝レースに使えればいいのですが、おそらくそこは希望馬がかなり多いはず。さすがに盛岡一本で狙っていくのは冒険すぎますので、北海道に向かいます。イメージは函館の最終週(7/13、14)。芝1800mやダ1700mなど、使えそうなところに投票していく予定です」
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まず、レース後の様子に問題がなくて良かったです。前走は骨折明けで9ヶ月ぶりの一戦でしたから、ここで何かがあったらそれこそ目も当てられませんからね。
そして注目の次走については、福島開催、盛岡の交流戦など様々な検討をした結果、北海道シリーズに活路を見出す作戦に。。時期的に好みの条件を選ぶ余裕はないですが、洋芝の1800mは結構あうと思いますし、滞在競馬がテンションの課題に好影響を与えるかもしれず、まずは一番リスクの少ない、可能性の高いルートを選択頂けた…と思います。
あとは無事に北海道入りをしてもらい、函館の環境に慣れたうえで落ち着いて当日を迎えて欲しい。。もう何度も書いているように、未勝利戦で力が足りていないとは考えられませんから、次こそは期待通りの走りを見せて欲しいところです。
プライムラインは、6月29日(土)函館11R TVh杯(3勝クラス・芝1200m)に出馬投票しましたが、非当選による除外となっています。
- 24.06.26 北村友 函館W良 5F 70.0-54.7-40.5-12.4(9) 馬ナリ余力
- 24.06.12 北村友 函館W良 5F 71.0-55.4-40.8-13.1(7) 馬ナリ余力
◇田中克調教師のコメント 「26日にウッドでいい動きを見せていましたが、今週末のレースはさすがに厳しい抽選になり、出走は叶いませんでした。このあとは日高町のヤシ・レーシングランチへいったん放牧に出して待機する予定。札幌で3勝クラスの特別馬房枠が取れ次第、使っていこうかと思っています」
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登録馬が24頭もいたうえに、権利持ちやら何やらがいるわけで、そりゃ抽選に外れることもありますよね。26日に良い追い切りができ、上積みがあったとすれば残念ですが、ここは気分を切り替えて次に向かうしかありません。
その次走に関しては「札幌で3勝クラスの特別馬房枠が取れ次第…」とのことなので、現時点でハッキリどことは言えないものの、芝1200m戦を継続するなら7/20札幌のTVh賞が有力でしょう。もしもそこでなければ翌週のダート1700m戦、ポプラSに向かう可能性もあるのでしょうが、多分、TVh賞が第一希望だろうと思います。
いずれにしても、このところ大きな着順が続いており、次こそはプライムラインらしい走りで頑張ってもらわないといけませんから、まずは放牧先のヤシ・レーシングランチでしっかりリフレッシュして欲しいです!
ブルータスは、6月30日(日)函館5R 2歳新馬(芝1800m)に大野拓弥騎手で出走します。
- 24.06.26 大野拓 函館芝良 5F 64.2-50.0-37.0-11.5(6) 馬ナリ余力
ホウオウダイアン(三未勝)馬ナリの内0.7秒追走0.1秒先着
- 24.06.19 大塚海 美南W重 6F 83.9-67.2-51.8-37.7-11.9(4) G前仕掛け
ロデオクイーン(三未勝)馬ナリの内0.7秒追走同入
◇高柳瑞調教師のコメント 「先週の土曜日に函館へ。26日に現地の芝コースで併せ馬の後ろから行って、馬なりか少し仕掛けた程度で先着しました。大野騎手によれば、『反応もあって、芝の走りや息遣いも良かった』とのこと。ただ、トレセンでの段階ではまだワンパンチ足りない印象があり、最後にもうひとキレがほしい感じでもありましたからね。初戦からいきなりというよりは、おそらく使ってからになるかと思います。馬体重は430kgくらいです」
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ブルータスのデビュー戦出走が確定しました。
レースは30日函館の芝1800m戦。先週末に美浦から函館に移動をして1本追っての出走は当初からの作戦通りですし、まずはここまでアクシデントなく導いて頂いた高柳瑞樹先生以下、厩舎、外厩の皆さんに感謝したいと思います!
26日の追い切りは当日鞍上の大野拓騎手が跨り、芝コースを64.2-50.0-37.0-11.5秒(馬ナリ)という内容でした。大野拓騎手からは『反応もあって、芝の走りや息遣いも良かった』とのメントが出ていますし、併せた3歳馬にキッチリ先着しているのも好材料。また、時計自体も新馬の最終追い切りとして合格点以上のレベルだと思います。
ただし瑞樹先生からは「初戦からいきなりではなく、おそらく使ってからになる」と、弱気ともとれるコメントが出ています…。そうですねぇ、これは、ずっと調教を見てきて「最後にもうひとキレがほしい」と感じていたことに加え、『あまり期待値、ハードルを上げ過ぎずに楽な気持ちで応援してください』という我々への心遣いと受け取りました(^^ゞ
まあ、もともと本馬への出資時には『来年デビューでもOK』と思っていたわけですし、エンパイアブルーの仔が早熟なはずがないと今でも考えていますので、今回は瑞樹先生のお心遣いをありがたく頂戴し、まずは無事にレースを終えること、その上でできるだけ良い着順で戻ってきて欲しいな…くらいの気分で応援しようと思います(^^)
**2024/6/30函館5R 2歳新馬(芝1800m)出走馬**
チャンピオンヒルズ在厩のテラステラは、おもに周回コースで軽いキャンター1000~2000m、坂路でハロン17~20秒ペースのキャンター1本を消化。週2回の速めを乗り込まれています。
◇小泉厩舎長のコメント 「打撲の影響を引きずるようなことはなく、改めて半マイル57~58秒程度での登坂本数を積み重ねているところ。あとはしっかりと日々の調教をこなしていくだけですよね。だいぶ暑くなってきましたが、馬が気にしている様子はないですし、いつもどおり元気にしてくれていますよ」
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まずは、「打撲の影響を引きずるようなことはない」とのことで何よりです。今のところ暑さを気にする素振りも見せていないようですし、厩舎サイドのオーダーである『ひと月ほどかけて帰厩態勢を整えて…』は問題なくクリアできそうです。
ちなみに先週、半弟のアスロスが気難しさを見せて復帰戦で大敗を喫してしまいましたが、思い返せば昨年のテラステラにも、おかしな負け方に見えたレースがありますからね。それが今年に入って(特に直近の2戦は)以前より安定して実力を出せるようになってきたわけで、そのあたりが良くも悪くもステラリード産駒の特徴なのかもしれません。
話を戻しますと、単純計算でいけば復帰戦(8/10新発田城特別?)まであと一ヶ月半ほどです。
2勝クラスをいつ勝ってもおかしくないのは前走の内容からも明らかですし、今年は2歳戦を含めた夏競馬の盛り上がりを期待していますので、テラステラには是非ともその中心を担って欲しいと思います!
【2024/4/27京都10R 御池特別(2勝C/芝1400m)でのテラステラ:公式HPより】