阪神2レース 3歳未勝利(ダ1200m)で4着となったアスゴッドの関係者コメントです。
◇坂井騎手のコメント 「初めての1200mでしたが、勝つことを前提とした競馬を試みました。今回の調教時から少し気の悪いところが出てきていましたので、そのあたりが気になるところではありますが、一度使って状態はさらに良くなるかと思います。勝たせてあげられず、すみませんでした」
◇岡助手のコメント 「今回は休み明けでリフレッシュできており、状態も良さそうでしたが、結果的には帰厩からやや急仕上げで本数が足りなかったのかなと。それに初めての1200mに少なからず戸惑いもあったのではないでしょうか。権利は獲れましたし、ここを使ったことで良くなってくると思います。鞍上とも話をしましたが、距離は1200、1400mのどちらもこなせそうですね」
◆クラブのコメント 「スタートを決めて、先手を奪いに行きましたが、内からハナを主張され、外からは1番人気馬にピッタリとマークされる楽ではない形。最後まで粘ってはいたものの、勝ち切るまでには至りませんでした。なお、このあとは、「このまま厩舎のほうで状態を確認し、問題がないようであれば中1~2週での続戦を考えたい」と岡助手。1200mの距離を使った経験値とここを叩いた上積みをもって、改めて初勝利をめざします」
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坂井騎手の「勝つことを前提とした競馬」をした、というのは全くその通りだと思います。結果は4着でしたが、あそこで簡単に引いてしまってはあえて1200mを使った意味がないですし、今日の競馬で勝てなかった理由は岡助手の言う「結果的には帰厩からやや急仕上げで本数が足りなかった…」に尽きると思いますので。
その上で、次走は1200でも1400でも良さそうながら、どうせならもう一度1200mを使ってみてはどうなのかなと。スタート後がだいぶ忙しく感じられたのは「初めての1200mに少なからず戸惑いもあった」からでしょうし、であれば、慣れが見込める2回目のチャレンジで、改めて1200の適性を確認しておく作戦もアリだと思います。
ただ、無難なのはどちらかというと1400m戦の方ですかね…。そのあたりは連闘なのか中1なのか中2なのか、相手関係や鞍上の都合はどうなのかなど、総合的に検討してご判断頂ければと思います。いや、岡助手は「中1~2週での続戦」をと仰っていますが、何となく、連闘してくる可能性も残っている気がしています(^^ゞ
小倉1レース 3歳未勝利(牝/芝1800m)で8着となったエレガンシアの関係者コメントです。
◇石田騎手のコメント 「まだ競馬を分かっていないみたいで、スタートしてから全くハミを取ってくれず、ずっとフワフワ。最初から追いっぱなしでした。それでも最後の直線でやっとハミを取ってくれて、そこからはいい脚を使ってくれました。これから競馬を覚えてくれば、もっとやれると思います」
◇高柳大調教師のコメント 「目標を1200mのレースから1800mに切り替えたのは正解でしたね。確かに距離はあったほうが良さそうなレースぶりでした」
◆クラブのコメント 「なかなかハミを取ってくれず、前半は馬群から離された後方のポジション。3~4コーナーでは最後方まで下がってしまいましたが、直線残り200mを切ってからようやくステッキに反応し、ラストは急追しながらゴールに飛び込んできました。このあとは権利が獲れなかったため、定かではありませんが、「長期の休み明けを使った次回は変わってくれるのでは」と調教師。やはり持っているモノはありそうですので、経験を重ねていくなかでの確かな前進に期待を寄せたいと思います」
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やはり、スタートしてから全然ハミをとらなかったようですが、前走との違いは最後の200mでようやくハミを取って走ったこと。これはほんの僅かな進歩かもしれませんが、ゼロと1では大違い、『千里の道も一歩から』ですよね!(^^;)
まあ、贅沢を言えばキリがないのですが、少なくとも大輔先生が、今日の内容をそれなり以上に前向きに捉えてくれて良かったです。権利がとれず、節の関係が微妙ながら、一応、続戦を基本に考えて頂けるようですし、そう遠くない時期に出走が叶うとしたら、今日の経験も踏まえたさらなる前進を期待したいところです。
それと、プラス6の444kgだった馬体に関しては、数字以上に良くなっていると感じました。エレガンシアの完成期はまだ先でしょうが、馬体の良化に精神面の成長が追いついてくれば、アッという間に強くなる可能性があると思います!
阪神2レース 3歳未勝利(ダ1200m)に出走したアスゴッドは4着でした。
【レース内容】互角のスタートから坂井騎手が押しまくって先行態勢、2番手からのレースになりました。道中の走りは楽な手応えで、リズムも良かったように感じました。4角付近で馬ナリで上がっていき、直線で先頭に立った時には並んできたホウショウマリスとの一騎打ちかと思いましたが…。スタート直後に脚を使ったことが響いたのか、あるいは急仕上げ気味の10日競馬の影響か、ホウショウマリスに楽に交わされ、後続勢の強襲も凌ぐことができず、口惜しい4着入線となりました。
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いつも直線が案外なんですよねぇ…
急仕上げの所為もあるでしょうけれど…
もうワンパンチが欲しいっす(^^;)
スタート後に押して先行させた作戦は良かったと思いますし、番手に収まってからの走りは文句なしに見えました。直戦で踏ん張り切れなかったのも、急仕上げ気味のプロセスを考えれば想定内ではあるのですが…。
何と言いますか、アスゴッドの場合は『4角までは完璧なカタチが作れるのに直線に入ると案外』というレースが多いので、いずれそのあたりが解消されてこないと上のクラスでは苦労すると思います。もちろん、未勝利戦を勝たないと上のクラスには行けないですが、それはさすがに大丈夫だと思いますし、今日だってしそんなに悪い内容ではないですからね。
まあ、今回も無難に権利は取れましたので、当初の予定通り来週のレースに連闘しましょう。
引き続き1200mを使うなら3/8阪神の3レース、1200mはやっぱり忙しいと思えば3/9阪神の2レースに向かえばイイですから、一度使った上積みを前提に、改めて現状の力を確認したいと思います。
と、すっかり連闘策を既定路線にしてしまいましたが、そこは関係者のコメント待ちで(^^;)
でも、連闘するんじゃないかなぁ… 絶対に連闘策の流れだと思うんですよねぇ…。
**2025/3/1阪神2R 3歳未勝利(ダ1400m)・良**
サラ系3歳未勝利【2025年3月1日阪神2R】:競馬ラボ
小倉1レース 3歳未勝利(牝/芝1800m)に出走したエレガンシアは8着でした。
【レース内容】まずまずのスタートも行く気を見せず後方3番手で1コーナーへ。その後もなかなかハミを取ってくれないのか、石田騎手が促して何とか前に進んでいる感じ…。勝負どころの3コーナーから少しずつ前との距離を詰めたものの、直線に入った時点でまだ後方2番手。直線ではそれなりに脚を使って8着まで上がってくれましたが、傍から見ている印象では、スタートからゴールまで一度も真剣に走らなかった??というレースになってしまいました。
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いやぁ、どうなんでしょうねぇ…
初戦のようにレースをやめなかったのは進歩?
8着まで上がったので最低限はクリア??
マジメに走ればもっとやれそう???
7ヶ月間の鍛え直しを経て、初戦戦より良くなっているのは確かでしょう。ただ、マジメにレースをして帰ってくる、という点においては課題が残ったままですから、合格点をあげるところまではいかない感じでしょうか。(あくまで画面を通しての印象なので、現地でどう見えたか、実際の手応えは?など石田騎手のコメントも聞いてみたい…)
逆に言えば、そんな中でも最後に8着まで上がってくるのですから、もう一段の成長、もうひとつ気持ちが変わってくれば1800mで充分にやれるという、その可能性は感じられたと思います。
超々前向きにとらえるとすれば、デビューから4戦をとぼけた敗戦で消化し、ようやくやる気を出した5戦目で勝ち上がると、最後には重賞を2勝してくれたクレッシェンドラヴみたいな成長曲線を描く可能性があるのではと…。(^^ゞ
いずれにしても評価が難しレースなので、まずは関係者コメント待つしかありません。その上で、久々を一度使った上積み、変わり身を期待する意味でも、続戦を基本路線に考えて頂きたいところです。
**2025/3/1小倉1R 3歳未勝利(牝/芝1800m)・良**
サラ系3歳未勝利【2025年3月1日小倉1R】:競馬ラボ