前回チェックはオリンピック開幕前の7/22でした。
日本チーム大活躍のオリンピックを挟み、今現在私はいわゆる夏休みに入っていますが、それはさて置きJRA2歳種牡馬ランキングがどう変わったのか、早速確認していきたいと思います。
**種牡馬ランキング(JRA/2歳/総合/8月11日終了時点)**(馬名赤字は新種牡馬)
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1~4位の顔触れは前回と変わらず実績ある種牡馬が並んでいます。1位のモーリスは前回4位からジャンプアップしたカタチですが、新馬戦でブルータスに勝ったゴーゴータカシがコスモス賞で2着に入ったのが利いていますね。
ちなみにコスモス賞は勝ったアスクシュタイン(ドゥラメンテ産駒)がダントツで、7馬身差2着のゴーゴータカシのタイムは1分50秒3と、前日の未勝利戦で4着だったブルータスの1分50秒0より遅いというレースでした。ドゥラメンテは7/22にはランキング外でしたが、今回は6位まで上がってきていますし、パフォーマンスが強烈だったアスクシュタインの活躍次第、札幌2歳Sの結果次第でさらに上昇しそうです。
モーリス、キタサンブラック、キズナ、エピファネイア、ドゥラメンテと10位以内で争っているのが新種牡馬たちで、5位にアドマイヤマーズ、7~9位にサートゥルナーリア、タワーオブロンドン、ナダルが並び、ひとつ挟んで11位にモズアスコットがつけています。やはり、全体的に今年の新種牡馬たちは元気がいい印象を受けますが、AEIを見るとアドマイヤマーズ、モズアスコットが双璧で、ナダル、サートゥルナーリア、タワーオブロンドンがそれに続くカタチででしょうか。
ただ、サートゥルナーリアなどは前回10位からジワッと順位を上げていますし、秋競馬になると期待馬、評判馬がデビューしてきてグンと上昇する雰囲気がありますからね。新種牡馬リーディングという意味では、アドマイヤマーズとサートゥルナーリアの争いにモスアスコット以下がどこまで絡んでくるか…といった構図かもしれません。
個人的には何とかモズアスコットに頑張って欲しいのですが、期待のアスゴッドがソエで休みになってしまいましたし、今のところ直接的な貢献ができていない状況です。果たしてアスゴッドが札幌最終週に間に合うのか、このところ調子が上がってきているストラテージュが秋に活躍できるのか、引き続き注目していきたいと思います。
全体的にはダントツの種牡馬がいないので、今後の重賞路線次第で順位が大きく変わってくるでしょう。何となく上位に入っている実績馬たちが強い気がしないでもないですが、新種牡馬の一発も期待できる、面白いリーディング争いが続きそうです。
これまでも初年度や2年目と産駒の傾向が変わった種牡馬はたくさんいましたが、配合なのか育成なのかその両方なのか、何らか工夫するのでしょうね。感心します。
でもロードカナロアは変わらないですね。暑さに弱いのもあるのでしょう。コンタンゴはゆっくりでいいと思います。
モーリス、キタサンブラックの現時点ワンツーはイメージと違いますよね。
何方かも仰ってましたが、配合、育成のノウハウが溜まり、それが影響しているのは間違いないでしょう。
うーむ。。奥が深い(^^;)