［チャレンジＣ（Ｇ３）］ソーヴァリアント完全復活の重賞Ｖ！

【チャレンジＣ】ソーヴァリアントがあっさり抜け出し史上３頭目の連覇達成！：サンスポZBAT!
第７３回チャレンジカップ（３歳以上オープン、Ｇ３、芝２０００ｍ）は、クリストフ・ルメール騎手の１番人気ソーヴァリアント（牡４歳、美浦・大竹正博厩舎）が道中４番手追走から、勝負どころで一気に前との差を詰め、直線ではあっさりと抜け出して１馬身３／４差の完勝。１９７０・７１年ケイサンタ、２００９・１０年のキャプテントゥーレ以来となる同レース連覇を達成した。タイムは１分５７秒５（良）。
２着には内でロスなくレースを進めた紅一点のルビーカサブランカ（４番人気）、さらにクビ差遅れた３着にエヒト（８番人気）が入った。
チャレンジＣを勝ったソーヴァリアントは、父オルフェーヴル、母ソーマジック、母の父シンボリクリスエスという血統。通算成績は１１戦５勝。重賞は２１年チャレンジＣ（Ｇ３）に次いで２勝目。チャレンジＣは大竹正博調教師は２１年ソーヴァリアントに次いで２勝目、Ｃ・ルメール騎手は１９年ロードマイウェイ、２１年ソーヴァリアントに次いで３勝目。

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今日は中山でステイヤーズＳ（Ｇ２）がありましたが、私が注目したのは阪神メインのチャレンジＣ（Ｇ３）の方。。何故そうなのかと言いますと、確かに3600ｍの超長距離戦は観戦するにはとても面白い名物レースなのですが、どうしても（私の出資馬と対戦する可能性がある）2000ｍ路線の馬たちの方が、より気になってしまう存在だからです(^^ゞ

そんな話はさて置いて、今年のチャレンジＣを勝ったのはオルフェーヴル産駒の４歳馬ソーヴァリアントでした。

レッドベルオーブが1000ｍ通過57.7秒で飛ばす中、ポツンポツンと離れた4番手を追走、４角手前で抜群の手応えのまま前を射程圏に入れると、直線では余裕を持って抜け出して、最後は0.3秒差をつける完勝劇はお見事でした。

ソーヴァリアントは昨年のこのレースを勝って以来の重賞２勝目ですが、骨折休養明け、１０ヶ月ぶりだった前走オールカマー（クレッシェンドラヴの引退レース）で心房細動を発症し、そこから立て直した直後に単勝1.9倍に支持されるほどの素質馬ですから、ここで完全復活をアピールできたのは大きいと思います。このあとの路線がどうなるかは分かりませんが、ハイペースを追走して１分５７秒５を叩き出したことも含め、Ｇ２、Ｇ１の舞台でも油断の出来ない存在なのは間違いないようです。

そしてもう一頭、個人的にとても注目しているレッドベルオーブについてですが、今日は福永騎手が、ある程度馬の行く気に任せて逃げるという、今までとは少し違った競馬を見せてくれました。

その結果が前半1000ｍ通過57.7秒と、まるでパンサラッサが刻むようなハイペースにつながったわけですが、もしかしたら距離が少し長かったのか、直線入り口で一杯になって結果は９着に。。ただし、今日はプラス１８ｋｇで単純に太め残りだった可能性もありますし、こういうカタチの逃げが自分のものになっていない部分もあるでしょうから…。

気性的にかなり難しそうな馬で、なかなか簡単ではないのかもしれませんが、何となく見ていて他人事とは思えないタイプなので（実際、バスラットレオンのライバルだったワケですし…）、もう一度重賞で良いところを見せて欲しいと思っていますm(_ _)m

あとはそうですねぇ、重賞で好き勝手に57秒台で逃げて勝ち負けをするなんて、やはり並大抵のことじゃないんですよね。こういうことを言うのも何ですが、パンサラッサって規格外なんだなぁと、改めてそう感じてしまいました(^^;)

 

＊＊2022/12/3阪神11R チャレンジカップ（G3/芝2000ｍ）・良＊＊

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