外国で一時的個人的無目的に暮らすということは

猫と酒とアルジャジーラな日々

日本語スピーチコンテストと猫の餌付け

2013-03-10 21:28:02 | ヨルダン(猫中心)


昨日、「第16回日本語弁論大会」なるものを見に行った。
これはつまり、日本語を勉強しているヨルダン人の日本語スピーチコンテストである。

前半は「プレゼンテーション・セッション」だった。
9人の出場者がパソコンの画面を駆使して、ヨルダン文化を(文化遺産、自然、結婚式、ボランティア活動など様々な局面から)紹介する、という趣旨のものだ。
後半は「スピーチ・セッション」で、6人の出場者が各自の日本語学習体験や、それを通して学んだ人生訓などを説明した。

アンマン大学には日本語学科はなく、JICA(国際協力機構)から派遣された先生がボランティアで教えているという状況なので、出場者は日本語を専門に勉強している学生ではなく、建築学科の生徒だったり、働きながら趣味で日本語をやっているビジネスマンだったりしたのだが、みんなとても上手だった。
ヨルダンの日本語学習者の人数は少なそうだが、やってる人はかなりマニアックに情熱を燃やしているようだ。
スゴイ。
私にはとても、アラビア語であんなスピーチはできん・・・

プレゼンテーション・セッションの優勝者はなんと14歳の男の子だったのだが(どうみても20歳以上にしか見えなかったけど)、彼のテーマは「ヨルダン人の好きなペット」だった。
彼によると、ヨルダン人に一番愛されているペットは「なんといっても猫!」だそうである。
「ヨルダン人は猫にエサをやって可愛がっていますが、猫たちはいつも家の中にいるわけではありません。
色んな場所をウロウロしています。
でも自分が可愛がっている猫を他の猫と間違えることは、絶対にありません」
ということだったが、それってペットとして飼っているというよりは、単に野良猫を餌付けしているだけでは・・・という気がする。
でも猫に対する彼の愛情はビリビリ伝わってきたので、細かいことはまあいいか。

そんなわけで、私も猫の餌付けとアラビア語学習をがんばろう!と意を新たにして帰途につきました。


猫を呼び寄せるヨルダン人男性


あ、触った。いいな~
コメント
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