外国で一時的個人的無目的に暮らすということは

猫と酒とアルジャジーラな日々

母猫ふぁーちゃんのお持ち帰り攻撃

2014-09-22 15:02:44 | ヨルダン(猫中心)


母猫ふぁーちゃんがベビー猫を全員連れてよそへお引越ししてから、もう3日たつ。
みんな元気にしていたらいいんだけれど

当初はふぁーちゃん本人も混乱していて、
引越しの事実を忘れて、寝室で「私の赤ちゃんがいない~!」と騒いだりしたものだが、
翌日には憑き物が落ちたように平常モードに戻った。
そして、食事のときだけうちに通ってきて、終わったら速やかに帰っていくようになった。
しまちゃんは、弟妹たちがいたときよりも頻繁に甘えてくるようになった。
やっぱりちょっと寂しいのかな?

ベビー達がうちにいた頃、ふぁーちゃんはちょくちょく、どこかから食べ物を運んできたものだ。
前回の出産の時も、前々回の出産の時もそうだった。
離乳期の赤ちゃんに食べ物を運ぶのは、母猫の本能なんでしょうね。
うちで十分ゴハンをあげてると思うんだけど、
さらによそのおうちでいただいたものをテイクアウトしてくるふぁーちゃん。
甲斐性があって頼もしい。
私も見習いたいものだ。
でもあんなに太るのはイヤだな…

持ち帰ってくるのは、調理済みの鳥肉や魚が多かったが、
時にはソーセージロール、干からびた羊の腸のようなもの、シッポのないトカゲ、なんてこともあった。
トカゲは勘弁してほしいです、ふぁーさん。


お持ち帰りした鶏もも肉(煮るか揚げるかしてある)。匂いを嗅いでみたら、東南アジアの匂いがした




子猫へのお土産かと思いきや、自分で食べるふぁーちゃん。その様子をを見つめる目が4つ…



丸ごとの焼き魚、美味しそうな匂いだった。これはホントにもらってきたのか?
もも肉のかたまりといい、魚といい…「もしや盗ってきたんじゃ」という疑惑が脳裏をよぎるが、気がつかなかったことにする



なぜかパンも…これはうちのもので、庭に持ち出してピクニックしてた様子




母親を見習って、子猫たちもよそのお宅で食べ物をもらう技を身につけて欲しいわあ!
と思って矢先、ある日寝室でしみちゃんがワーワー雄叫びを上げた。
この叫び方、も、もしやしみちゃんも何かテイクアウトしてきた?!
と、ドキドキしながら見に行ったら、床に落ちていたのはこれだった。



しっとり濡れたドブ色のボロ雑巾



しみちゃんはなんでこれを運んできたのかな~?と聞いても、知らん顔




ベビー猫との引越し以来、ふぁーちゃんはうちで出したゴハン(の一部)を、新居に運ぶようになった。
逆テイクアウトだ。
だから私は、ふぁーちゃんが咥えて運びやすいように、適切な大きさの鳥肉を茹でてあげるのだ。
しまちゃんたちが全部食べてしまわないように、気を配らないといけないし、
猫食堂のおばちゃんも、ラクやないわ~



コメント
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