ミーロの日記

日々の出来事をつれづれなるままに書き綴っています。

心も軽く

2013-06-20 16:54:03 | 日記
ほとんど毎日続けている「スロージョギング」

苦しくなく走れるので、こうして毎日続けられるのだろうと思う。

そして、なにより走ることが楽しいからだと思う。

以前は周囲の景色を楽しみながら走っていたのだが、最近はほとんど何も考えずに走っている。

ただ、心の中で感謝の言葉だけを繰り返しつぶやいている。

自分の好きな時間に走ることができる環境にいられること、ジョギングができる健康な身体があることに感謝する。

そして、こうして走らせて頂いている大地にも感謝をする。

すこし前は、急に避けられるようになった知り合いの女性にも感謝して走っていた。

何か誤解を生んでしまったのか?など、ふとした時に彼女のことを思い出して、ちょっと暗い気持ちになってしまったから・・・

でも、そのように暗い気持ちになることも次第に無くなり、最近は彼女の事はほとんど気にならなくなっていた。

たまに偶然出会ったりするのだけど、相手の反応に一喜一憂することなく淡々と普通に挨拶をしていた。

女性が女性に対して使う言葉としては、適切ではないかもしれないが、多分「執着」が無くなったのだと思う。

なんとなく嫌だと思っている人がいたとして、よく顔を合わせなければいけない環境だとしたら、他の人以上にその人を気にしてしまうということがある。

その結果、相手のなんでもない仕草や言葉に敏感に反応して、自分の思い込みもあって悪いほうへ考えを巡らし、ますます相手が嫌いになっていくという悪循環が始まる。

思えば、私達はいろいろなことに執着をして生きているのだなと思う。

人やお金や物・・・人によっては地位や名誉といったものもあるのだろう。

でも、もしもその執着を一つずつ切り離していくことができたら、きっと心がとても軽くなり、もっともっと生きやすくなるだろうと思う。

状況は何も変わっていなくても、執着が消えた途端、あっという間に自分自身が明るく変わる。

さて先日のこと。

ジョギングをしている途中で、ばったり彼女に出会った。

久しぶりに会った彼女はとても痩せていた。

「走ってるの?」と驚いた顔で聞かれたので、最近スロージョギングにハマっている事など話した。

すると彼女の顔から固さが消えて、昔のような穏やかな顔になり、自分も走ろうかなと言いはじめた。

思わず「一緒に走ろう」と言いかけたが、その言葉は飲み込んだ。

彼女にプレッシャーをかけるようなことを言ってはいけない。

「うん、気持ちがいいから走ってみたら!」とだけ言って別れた。

なんだか、とても嬉しかった。

ところで最近、スロージョギングに連れができた。

それは夫。

あんまり私が楽しそうに?走りに行くものだから、「そんなにいいものなら一緒に行くかな」と言って、一緒に走るようになった。

夫が一緒に走ってくれるので、夜道でも走れるようになったのはいいが、二人のペースが合わないのが難点・・・

夫はペースが速いのだ。

夫に合わせると息が上がってくるし、私に合わせてもらうと夫には遅すぎるらしい。

そんなわけで、道中「遅い」だの「速い」だの言い合いながら走っている為、一人の時のように感謝想起しながら走れなくなってしまった。

しかしまぁ、それもまた楽し。。。











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