ミーロの日記

日々の出来事をつれづれなるままに書き綴っています。

荷物は少なめに

2013-09-02 22:53:03 | 日記
今日はいつもの部屋の掃除の前に、不要なものの整理(廃棄)をした。

まず子供部屋のおもちゃ類。

子供達が大きくなるにつれ、ほとんどのおもちゃは処分してきたのだけど、まだすこし残っていた。

まだ遊ぶからと言って残しておいたゲーム類、それからもらいものの大きなぬいぐるみ。

いつか遊ぶと思っていたけど、もうずっと遊ばずに埃をかぶっているので、そろそろ捨ててもいいだろうと思った。

それから、ついでに食器棚の中も整理したくなり、使っていなかった食器もすこし処分することにする。

大きなゴミ袋一杯の不用品を片付けたら、部屋の中がすっきりしたような気がした。

まだ使えるものなので、もったいないと言えばそうなのだが、もらってくれる人の心当たりも無いので、来週のゴミの日に出すことにした。

しかし・・・

来週まで、その不用品の入ったゴミ袋を保管しておく場所が問題なのだ。

それは、けっしてお姑さんの目にふれない場所に置かなければいけない・・・

80代のお姑さんは、多分 その年代の多くの人は同じかと思うが、物の無い時代を生きてきたせいか、簡単に物を捨てることをしない。

たとえ子供が大きくなって、ぜったいに遊ばないだろうと思われるおもちゃであっても「いつか使うときが来るかもしれないから取っておきなさい」と言う。

まして使っていないという理由だけで割れていない食器を捨てると知ったら・・・あぁ恐ろしいや。

だから、うちのお姑さんを含めて今の老人の方々の荷物は非常に多い!

特に女性の方が溜め込みやすい傾向にあるような気がする。

今回、一人暮らしをしていた父が高齢者住宅に入り、実家の荷物を整理しようとして、あまりの荷物の多さにびっくりした。

これは今は亡き母が溜め込んだものだった。

頂き物の食器類やシーツやタオルなどなど、昭和のレトロなデザインの品物が出てくるわ、出てくるわ。。。

新しいまま箱に入ったシーツなどでも、長い年月が経つと黄ばみが出るものなのだ。

せっかくこんなにたくさん新しいものを持っていながら、自分達はずっと古いシーツを敷いて寝ていたことを思い出す。

もったいないと仕舞っておいたのかもしれないが、使わなければ、それこそ本当にもったいない。

だから、私は新しいものでもどんどん使ってしまう。

でも、次々と新しいものは買わないと決めている。

自分に必要な量以上の物は増やさない。

50代になった時、これから自分の身の回りを少しずつ軽くして行こうと思った。

年老いて自分が死んだ時、ほんのわずかな荷物だけしかないというのが私の理想なんだよなぁ。

わずかな衣類と必要最低限の家具だけで、子供達に後始末の負担をかけないというのが理想。

ところで、以前ヘルパーで担当した90代のおばあさんのことが思い出される。

息子さんはお医者さんだとおっしゃっていたが、子供に負担をかけたくないからと、自ら高齢者住宅に入所した方だった。

そして、その方の荷物はほんの少しだった。

タンスとベッド、椅子とテーブルくらい。

テレビは持っていなくて、小さなラジオを持っていた。

それから、90代のおばあさんには不釣合いなカメラを一台持っていた。

そのカメラで毎日、朝日を撮るのだと教えてくれた。

「同じように見える朝日でも、こうして写真に撮ると、毎日違うのよ」とたくさんの朝日の写真を見せて頂いた。

「かっこいいー!!」

その時、そのおばあさんのことを、すごくかっこいいと思った。

多分、あの時のおばあさんのかっこよさにも影響されていると思う。














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