ミーロの日記

日々の出来事をつれづれなるままに書き綴っています。

アルバイトしよう

2013-09-05 16:45:23 | 日記
夏休み中の長男パインが二日間のアルバイトに行って来た。

本当は一週間のバイトの予定だったのだが、バイト前日にパインが指を骨折してしまい二日間しかできなくなってしまった。

ふだん大学のある時は忙しくて継続したアルバイトができないとかで、唯一の稼ぎ時?である夏休みのバイトにかけていただけに、パインはとても残念がっていた。

さて、そのバイトというのは某ミュージシャンのコンサート会場の設営と当日の警備だった。

上手くいけばステージを見れるかもしれないと甘い考えもあったようだ。

ところが現場に行って驚いたそうだ。

そこは罵声と怒号が飛び交う修羅場のような現場だったとか。

仕事場であるコンサート会場はステージを作るためにクレーン車が入り、作業をする人たちが忙しそうに動き回っていたそうだ。

そして、そこではアルバイトであるパインたちに容赦ない罵声が浴びせかけられるのだそうだ。

「おい、そこのバイト!バカ野郎!ぼーっとしてんな!」

「何やってんだ!アホタレ!」

バカ、アホと言われ、怒鳴られ続けた二日間だったそうだ。

パインはできるだけ罵声を浴びないように、とにかく仕事を探して(作って?)必死に動き回っていたそうだが、他の人が怒鳴られているのを聞いているだけで、まるで自分が怒られているような気分になって気が滅入ったそうだ。

また、入場するお客さんの持ち物検査も担当し、お客さんにカメラは禁止なので一時預かりますと言う説明をしたところ、「何でなんだよっ!」とすごい剣幕で詰め寄られ困ったそうだ。

もちろん、あわよくばコンサートも見られるかもしれないという期待は打ち砕かれ、コンサートの最中も音楽など聴いている余裕はなかったとか。

パインは怪我の為、たった二日間のバイトだったが、今回は肉体的なことよりも精神的にかなりきついバイトになったようだ。

そして、一緒にバイトに申し込み一週間働いたパインの友人も「あの罵声を浴び続けるのはきつかった。精神的にきつい。これ以上は無理だった」と言っていたそうだ。

そんなバイトを終えたパインから話を聞いた夫は、にやっと笑って「いい経験をしたんじゃないか。バイトってのは、色んな仕事を見てくるということに意味があるんだ」と言っていた。

世の中にはいろんな仕事場があり、そこでいろんな人たちが働いているのだあるのだと知ることは、とてもいい勉強になったと思う。

自由な学生時代にたくさんのバイトをやってみるのはいいことだと思う。

さて、次のバイトの予定を立てているパインが「秋の収穫時に、今度は農家の手伝いのアルバイトに行ってくる」と言う。

そして、その横で「私も早くアルバイトやりたい~!」と叫ぶ次女ピーチがいて(ピーチの学校はアルバイト禁止)、さらにそれを聞いていた長女チェリーが「わたしは毎日働いてる」と言った。

そう、チェリーは毎日作業所から色々な職場に派遣されて働いているのだった。

一番幼かったチェリーが、一番多く働く経験を積んでいるね。




















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