ミーロの日記

日々の出来事をつれづれなるままに書き綴っています。

剪定と植林

2017-11-20 16:22:07 | 日記
昨日降った雪は今朝になってもとけず、裏庭の森はこんな感じ↓



これは根雪になるだろうか。30センチ近く積もった。

先月、森に入って木を切ってきてよかった。

育ちすぎてウチの庭にまで枝を伸ばしていた木を切っていなかったら、今頃は雪の重みで庭に森の木が覆いかぶさっていたかもしれない。

この土地に住み始めた頃は、まだ森の木が小さくてずっと遠くまで見渡せるほど見晴らしがよかったのだが、10年以上の歳月で木はすっかり大きくなり、今や庭にまで枝を伸ばしてきてしまった。

それにしても、まさかここへきて木こりのお仕事をするとは思ってもいなかった・・・

木を切ると言っても切り倒すのではなくて、上部の幹をノコギリで切っただけなので木は死んではいない・・・と思う。

ここは市が管理している森林なのだろうと思うが、誰かが来て管理しているところを見たことが無く、それ故に管理されない森林は伸び放題になる。

人の手が入っていない自然の美しさというのもあるが、人里近くの自然はやはり人の手で管理しないと荒れたという印象になると思う。

しかし、我が家の年代物のノコギリはあまりにも切れなさ過ぎて大変だったわ。

来年は切れるノコギリを買ってこないと、雑木林の剪定は無理。

電動ノコギリはなんだか怖いし、斧も使いこなせる自信がないから、やっぱり新しいノコギリ買ってこよう。

ところでウチの裏が管理されていない森林だとすれば、管理された林を作ろうという取り組みが北海道夕張市で始まっているそうだ。

夕張と言えば、2006年に財政破綻した町。

かつては炭鉱の町として栄えた夕張も今は閑散とした寂しき町という印象が強い。

唯一有名なのが夕張メロンと狂暴キャラのメロン熊?だが、そんな夕張が再建をかけて薬木の植林を始めたそうだ。

漢方薬の原料となる薬木は現在輸入に頼っていて、国産原料の安定供給が課題になっている。

また成長の早い薬木がほかの樹種より短期間で収益が見込めることも、薬木の植林に着目した点だそうだ。

ちなみに夕張市で植える薬木は樹皮を胃腸薬に使う「キハダ」で、植栽面積は2019年度にも全国最大になる見込みだそうだ。

超高齢化社会になり、漢方薬の需要は高まる一方だろうと思う。

知恵を絞れば、まだまだ道が見つかるものだと感心する。

今後は日本一の薬木生産地を目指すそうだ。薬木の植栽でなんとか再建して頂きたいと心から思う。








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