夫が10年ぶりくらいに歯医者さんに通っている。
噛むと詰めた奥歯が痛むようになったからで、「歯医者へ行って下手に触らない方が、歯は長持ちする」と言って、頑固に歯医者さんへ行かなかった夫もいよいよ痛みに我慢しきれなくなったようだ。
「仕事帰りに通える良さそうな歯医者を調べておいて」と言われて、「ここは良さそうかな」と思った歯医者さんを教えた。
今まで通った歯医者さんは数知れず・・・たくさんの歯医者を渡り歩いた実績を買われて?夫に良さそうだと思ったことろを教えてほしいと言われたのだが、こればかりは通ってみない事にはわからない。
で、夫が歯医者さんへ行った初日、帰宅した夫に「どうだった?」と聞いてみたところ、「うん、落ち着いた良い歯医者さんだった」というので安心した。
夫によると、痛みのあった奥歯は詰め直すだけの簡単な治療で済むそうだが、なんとまったくマークしていなかった歯に大きな問題が発見されたそうだ。
それは前歯の一本で、いつの頃からか歯の色が変わっていたのだが、「どこかにぶつけましたか?もしかしたら根が死んでいるかもしれません」と言われたそうだ。
夫にはぶつけた記憶はまったく無かったが、遠い記憶をさかのぼって行ったら、二十数年前にまだ赤ちゃんだった長男がぐずったので抱っこしてあやしていた時に、大きくのけぞって泣いていた長男の頭が前歯に当たって「痛い」と思ったことを思い出したそうだ。
そう言われてみると、私もそんなことがあったような気がして来た。
前歯の検査してみたら歯医者さんのおっしゃるとおり根がもう死んでいたため、差し歯にすることになったのだが、なんと夫は60年間生きてきて人生初の差し歯なのだと言うのでびっくりだった。
そういえば夫の歯には差し歯と言うものがなく、すべて自分の歯なのだった。
診て頂いた歯医者さんに「この年齢にしてはずいぶん歯がしっかりと揃っていますね」と感心されたのだと言っていた。
夫の口の中には、なぜしっかりとした健康な歯が揃っているのか。
朝昼晩と三回念入りに時間をかけて磨いている私の方が歯が弱くて、朝晩二回の歯磨きで、それも決して長いとは言えない歯磨き時間の夫の方が歯の状態が良いとは、あまりにも理不尽ではあーりませんか。
もしかしてあんまり歯医者さんに行かない方がいいとか?
夫の言う「歯医者で下手に触らない方が、歯は長持ちする」というのは本当だったりして!?
いやいや、やっぱり歯医者さんにはこまめに通って歯と歯茎の状態を診てもらったほうがいいでしょう。
だって、歯磨きのクセで磨き足りない場所が3か月くらいの間に歯茎の状態が悪化することもあったから。
というわけで、なぜ夫の歯は年齢の割に良い状態なのかを知りたくて、注意して夫の行動を見てみたら、夫はある事を頻繁にしていることがわかった。
それは「うがい」
昼間も夜間も水道水でうがいをしているのだ。
外出から帰ったらうがいをするのは絶対なのだが、外出しなくても手を洗ったついでにうがいしたり、夜間はトイレに起きたついでにうがいしたりする。
これは夫の長年の習慣になっていて、私も今まで気にしたことは無かったのだが、夫の口の中の状態が良いのはうがいに間違いないと思った。
口腔内には歯周病菌やら虫歯菌やら細菌がたくさんいる。
特に朝おきた時の口の中が、ひどく汚れているのはよく知られているが、うがいを頻繁にすることで、口の中が清潔に保たれて歯や歯茎の健康につながっているのではないだろうか。
そう思って、私も夫の真似をしてみることにしたのだが、これがいい。
うがいだけだから歯磨きのように面倒くさくなく、何かのついでにさっとできる。
特に夜中のうがいがよかった。
口の中がさっぱりとして気持ちよく眠ることができるし、朝おきた時も口の中がまださっぱりとした状態が保たれていた。
というわけで、うがいを日々の習慣にしたので、今度の歯の定期健診が楽しみになった。
きっと「歯茎の状態が良いですね~」と言われるはずだ・・・
言われたい・・・いや、言って欲しい(←切実な願い)
噛むと詰めた奥歯が痛むようになったからで、「歯医者へ行って下手に触らない方が、歯は長持ちする」と言って、頑固に歯医者さんへ行かなかった夫もいよいよ痛みに我慢しきれなくなったようだ。
「仕事帰りに通える良さそうな歯医者を調べておいて」と言われて、「ここは良さそうかな」と思った歯医者さんを教えた。
今まで通った歯医者さんは数知れず・・・たくさんの歯医者を渡り歩いた実績を買われて?夫に良さそうだと思ったことろを教えてほしいと言われたのだが、こればかりは通ってみない事にはわからない。
で、夫が歯医者さんへ行った初日、帰宅した夫に「どうだった?」と聞いてみたところ、「うん、落ち着いた良い歯医者さんだった」というので安心した。
夫によると、痛みのあった奥歯は詰め直すだけの簡単な治療で済むそうだが、なんとまったくマークしていなかった歯に大きな問題が発見されたそうだ。
それは前歯の一本で、いつの頃からか歯の色が変わっていたのだが、「どこかにぶつけましたか?もしかしたら根が死んでいるかもしれません」と言われたそうだ。
夫にはぶつけた記憶はまったく無かったが、遠い記憶をさかのぼって行ったら、二十数年前にまだ赤ちゃんだった長男がぐずったので抱っこしてあやしていた時に、大きくのけぞって泣いていた長男の頭が前歯に当たって「痛い」と思ったことを思い出したそうだ。
そう言われてみると、私もそんなことがあったような気がして来た。
前歯の検査してみたら歯医者さんのおっしゃるとおり根がもう死んでいたため、差し歯にすることになったのだが、なんと夫は60年間生きてきて人生初の差し歯なのだと言うのでびっくりだった。
そういえば夫の歯には差し歯と言うものがなく、すべて自分の歯なのだった。
診て頂いた歯医者さんに「この年齢にしてはずいぶん歯がしっかりと揃っていますね」と感心されたのだと言っていた。
夫の口の中には、なぜしっかりとした健康な歯が揃っているのか。
朝昼晩と三回念入りに時間をかけて磨いている私の方が歯が弱くて、朝晩二回の歯磨きで、それも決して長いとは言えない歯磨き時間の夫の方が歯の状態が良いとは、あまりにも理不尽ではあーりませんか。
もしかしてあんまり歯医者さんに行かない方がいいとか?
夫の言う「歯医者で下手に触らない方が、歯は長持ちする」というのは本当だったりして!?
いやいや、やっぱり歯医者さんにはこまめに通って歯と歯茎の状態を診てもらったほうがいいでしょう。
だって、歯磨きのクセで磨き足りない場所が3か月くらいの間に歯茎の状態が悪化することもあったから。
というわけで、なぜ夫の歯は年齢の割に良い状態なのかを知りたくて、注意して夫の行動を見てみたら、夫はある事を頻繁にしていることがわかった。
それは「うがい」
昼間も夜間も水道水でうがいをしているのだ。
外出から帰ったらうがいをするのは絶対なのだが、外出しなくても手を洗ったついでにうがいしたり、夜間はトイレに起きたついでにうがいしたりする。
これは夫の長年の習慣になっていて、私も今まで気にしたことは無かったのだが、夫の口の中の状態が良いのはうがいに間違いないと思った。
口腔内には歯周病菌やら虫歯菌やら細菌がたくさんいる。
特に朝おきた時の口の中が、ひどく汚れているのはよく知られているが、うがいを頻繁にすることで、口の中が清潔に保たれて歯や歯茎の健康につながっているのではないだろうか。
そう思って、私も夫の真似をしてみることにしたのだが、これがいい。
うがいだけだから歯磨きのように面倒くさくなく、何かのついでにさっとできる。
特に夜中のうがいがよかった。
口の中がさっぱりとして気持ちよく眠ることができるし、朝おきた時も口の中がまださっぱりとした状態が保たれていた。
というわけで、うがいを日々の習慣にしたので、今度の歯の定期健診が楽しみになった。
きっと「歯茎の状態が良いですね~」と言われるはずだ・・・
言われたい・・・いや、言って欲しい(←切実な願い)