健診へ行ってきた。
最も気にしていた胃カメラの結果は、問題なしだった。ほっとした。
前回、バレット食道になっている部分があると言われていたので、それがどうなっているか気になっていた。
ところが、今回の健診ではどこにもバレット食道の痕跡は見つからなかった。
いつの間に治ったのだろうか。
医師にその辺の事を質問してみたら「見方によってバレット食道に見えることがあります」との事だった。
ってことは、もともとバレット食道ではなかったということ?
前回は、結果を知って胃炎になりそうなほど心配して(その内すぐ忘れたけど)、バレット食道について調べまくったのに、あれは何だったのだろう。
健診はたまにこういう事がある。
以前、検査結果と一緒に分厚い紹介状が郵送されて来て焦った事があった。
慌てて病院に再検査に行ったら、何ともなくて力が抜けた。
とはいえ、万が一本当に病気が発見されたということもあるかもしれないので、やはり健診に行ってしまう。
ところで健診は、一般的な検査と婦人科の検査をしている。
婦人科は乳癌と子宮、卵巣癌の検査だが、乳癌検査はマンモグラフィを2年に一度の間隔で受けるのがいいと聞いたので、そうしている。
今回はマンモグラフィを受ける年だったので受けたのだが、結果は問題なしだった。
こちらは胃癌検診と違って、当然の結果のように受けとめてしまう。
本当は当然なんてことはないのだろうけど、身内に乳癌に罹った人がいなかったので、なんとなく自分は(胃癌は心配だけど)乳癌は罹らないような気になっていた。
そこで婦人科の医師に聞いてみた。この際なので、気になる事は何でも聞いてみる。
「マンモグラフィって何歳ころまで受けた方がいいんでしょうか?私60歳になったんですが、もう受けなくてもいいんじゃないかと思っているんですが」
するとお医者さんがおっしゃった。
「乳癌は60歳でも70歳でもなります。私は今後も受けた方がいいと思っています。乳癌は早期発見で治ります。発見が遅れる前に健診で見つけた方がよいです」
乳癌と言うと、比較的若い年代40代くらいが罹る病気なのかと思っていたが、そうじゃないということを知った。やはり受けようと思う。
ところで健診では希望者だけ無料で体力測定をしてくれる。
検査の時間が一時間以上空いたので、申し込んでみた。
体力測定はしばらく受けていなかった。
歳と共に衰えてくる体力。どれくらい衰えたのだろうか、せめて年齢の平均値くらいはキープしているだろうかと受けたのだが、結果は、、、
驚いたのが握力だった。なんと以前受けた時より大幅に上がっていた。
右手34キロ、左手29キロ。
50代女性の平均が27キロ代だそうで、それより上だった。
家に帰って過去の結果を調べたら、44歳の頃に受けた握力が左右30キロちょいだったので、右手は16年前より上がっていた。
これは、きっとアレのお陰だろうと思う。
アレとはスクワット。自宅で運動をする時は必ずスクワットをやっている。
スクワットをするだけで、何も鍛えていなかった握力が上がると、以前観たテレビでやっていた。
44歳の時は、週に一度プールで2時間くらい泳いでいたが、今はスクワットやラジオ体操などを20分くらいするだけ。
気が向けば30分、向かなけれ15分か、まったくやらないかというゆる〜い運動だが、週に5日はやっている。
きっとアレはコレだと思う。
でも、どうして足を鍛えると握力もアップするのだろう?不思議だ、、、