最近少しネットもテレビも観る時間を減らしていた。
今やニュースは、どれもロシアとウクライナのことばかり。
そうじゃなければコロナの話。
ここ三年くらい息が詰まるような暗いニュースが、トップを飾り続けている。
もっとほのぼのとした話や楽しい話は無いのかと思うが、マスメディアの使命とやらでは、このようなニュースを流し続けなければいけないのだろうか?
本当はテレビは観ないタイプなのだが、家族と一緒に暮らしているとそうも言っていられない。
家族がつけたテレビからは、ウクライナとロシアの戦争のニュースが聴こえてくるし、ネットでも悲惨な写真を目にすることがある。
そして相変わらずのロシア叩きと、気の毒なウクライナというスタンスは変わっていないらしい。
わたしにはロシアとウクライナ、どちらが正しいのかわからない。
でも戦争は、どちらも自分が正しいと思っているから起きるのだろう。
間違いないのは、一番の被害者は庶民であるということで、これは過去の戦争すべてに言える。
というわけで、この様なニュースばかり観ていると、どうしても気持ちが沈むので、そんな時は身体を動かすようにしている。
最近やっているのがダンベルで、一回につき10分程度、ダンベルを持って筋トレをしている。
ところで、先日読んだ新聞記事に興味深いことが載っていた。
病気の発症予防や死亡リスクを下げるために必要な筋トレは、一週間に30~60分が最適だということで、それ以上、特に130分〜140分を超えると効果が得られず、むしろリスクとなる恐れが出るというものだった。
一回に30分〜60分ではなくて、一週間合わせて、、、というのがとても驚いた。
たったそれだけでいいの?という感じだが、東北大と早稲田大、九州大の共同研究グループが、研究結果を英国のスポーツ医学専門誌に発表したそうだ。
研究グループが筋トレと病気、死亡の関係を調べた結果、筋トレをしている人はしていない人に比べ、ウォーキングや有酸素運動をしているかどうかに関係なく、死亡、がん、心血管疾患、2型糖尿病の発症リスクが12〜17%低くなることが判明したそうだ。
また筋トレに費やした時間別で調べてみると、死亡や心血管疾患、がんの発症リスクが一番低かったのが、一週間に30〜60分の筋トレをしたグループで、リスクが9〜18%低下していた。
ただし生活習慣病である2型糖尿病では、筋トレ時間が長ければ長いほどリスクが低減していたということだ。
いずれも適切な筋トレに有酸素運動を組み合わせることで、さらにリスクが下がることがわかっているそうだ。
わたしの場合、身体の健康のためと言うより、精神の健康のための方が大きいのだけど、でも身体を少しでも動かすとスッキリするので、今は飽きるまでダンベルで筋トレをしようと思う。
そして飽きたら、次、行ってみようという感じで、ゆる〜くね。