まさか先日書いた記事の「理解不能なこと」の続編を書くことになるとは思ってもいなかったが、あまりにも理解不能な出来事があったので備忘録として書いておこうと思う。
先日書いた「理解不能なこと」をもう一度簡単に書くと、チーンという金属音が2回、鳴るはずのない部屋の中で鳴ったということ。
1回目は私たちの座る椅子の背後で、2回目は前方で鳴ったのだが、どちらの音も空間で鳴った(ような気がした)
空間というのが文章で伝わるかどうかわからないが、つまり何も物質がない空中から聴こえてきたという感じだった。
その音は私だけではなく一緒にいた夫も聴いたので、決して幻聴や耳鳴りではない。
ブログでも書いたが、私自身は音が聞こえたことは、ほとんど気にしていなかった。そんな事もあるだろうと思っていた。
だから忘れかけていたのだが、それを鮮明に思い出すことが起こった。
それは入浴中に起こった。
ひとり自宅の湯船に浸かり、目を閉じてゆっくりしていた時のこと。
湯加減も丁度良くて、とても気持ちがよかったのだが、この様な時によく行っていることがある。
それはゆったりとした呼吸をしながら、頭の中を空っぽにして、何も考えない時間を過ごすこと。
もしかするとこれを瞑想というのかもしれないが、その時もそのようにして入浴していた。
すると「チーン」という微かな音が聴こえた。
「家族が外に行ったのだろうか?それとも誰か来たのかな」と思った。
そう思ったのは、実はお風呂場は玄関のそばにあり、玄関ドアにはベルがついていて、ドアを開けるとチャリンチャリンという金属音が浴室に居ても聞こえることがある。
そのまま呼吸を続けていると、さらに同じ金属音が断続的に聞こえてきた。
それはだんだん大きくなってきて、はっきりと聞こえる様になった時にわかった。
玄関のベルの音ではない。
部屋の中で聴いたあの音だとわかった時には、頭の中は「なぜ?なぜ?」というクエッションマークしか浮かんでこなかった。
そのまま呼吸を続けると、息を吸った時に聴こえる事もあれば、息を吐いた時に聴こえる事もあって、特に音が鳴るタイミングに決まりはないようだった。
ではどこから聞こえてくるのかと思ったら、それは頭の左側のやや後方のようでもあり、頭の中で鳴っているようでもあった。
しかし、前とまったく同じ音が鳴っているという不思議。
前回と違うのは、音が私の頭か身体の中で鳴っているので、他の人が一緒にいても自分にしか聴こえないのだろうということ。
でも部屋の中で夫と一緒に聞いた音が、なぜ私の中から聞こえてくるのかが、あまりにも理解不能だった。
とても気になったので調べてみると、私と同じような音を聴いた方がいて、その方が金属音の動画を紹介されていた。
そちらを聴いてみたらほぼ同じ音だった。➡︎こちら
やはりよくないものではなかったと思いほっとしたが、これは私の経験した不思議な出来事の中で、最下位からいきなり上位に躍り出た理解不能な出来事になった。