月曜日から九州へ行っていた。
今回行ったのは宮崎県と鹿児島県。どちらも初めての土地なのでとても楽しみにしていた。
飛行機は福岡空港で宮崎行きに乗り継ぐことになったのだが、福岡に飛行機が到着してスマホの電源を入れたら、宮崎県日南市で地震というニュースが飛び込んできた。
日南市は翌日行く予定だったので心配だったが、さらに心配なことが起きてしまった。
当時の九州のお天気は風をともなう雨。
天候が悪いため、乗り継いだ飛行機が宮崎空港に降りられない可能性があり、出発はするが福岡へ引き返すかもしれないとのアナウンスがあった。
すでに宮崎ではホテルやレンタカーを予約していたので、どうしても行きたい、、、飛行機がだめなら新幹線。そう思うと気が重かった。
飛行機の中で祈るような気持ちでいたが、なんとか宮崎に着陸することができた。
到着後は雨の中、靴もびしょびしょになって宮崎市内を観光したが、ブーゲンビリアの花やヤシの木が、気分を一気に明るくさせてくれた。
翌日は雨が上がり、予定していた青島神社と鵜戸神社の参拝に行った。
どちらの神社でも参拝をすると、嬉しさが湧き上がってくる。
また九州に来ることができたことが嬉しいのか、飛行機が無事着いて嬉しいのか、はたまた参拝できたことが嬉しいのか、何が嬉しくてこんな気持ちになるのか自分でもよくわからないのだけど、嬉しさでいっぱいになりながら参拝をした。
上の写真の鵜戸神社は、洞窟の中に御本殿がある珍しい神社だった。
ところで宮崎はフルーツが豊富というイメージがあって、フルーツを食べることも楽しみだった。
特に皮ごと食べられる金柑というものを食べてみたいと思っていた。
ところが、どこのお店をのぞいてもない、、、
諦めかけた時に通りがかったお土産さんで偶然見つけることできたのだけど、なんと最後の一袋だった。
実は金柑の旬はもう終わりだそうで、食べることができるギリギリだったとお店のお姉さんが教えてくれた。
お姉さんがとても嬉しそうに金柑の美味しさや果物のことを教えてくれるので、最後の一袋を握りしめながら私も嬉しくなってしまった。
ホテルに戻って食べた金柑は、食べたことがないくらい甘くて美味しかった。
お店のお姉さんはもちろん、工事現場で交通整理をしていたおじさんも親切丁寧に観光案内をして下さって、宮崎は嬉しさいっぱいの旅になった。
というわけで、次は鹿児島へ向かいました。