「クリスマスツリーは飾った?」
スーパーで食料品の買い物をしていたら次女ピーチからメールが来た。
「飾ったよ。今、明日のクリスマスパーティの買い物中だからね」と返事をしたら、「了解しました!」と満足そうな返事が来た。
ピーチは子供の頃から、我が家では「お祭りオンナ」と呼ばれているほど、にぎやかなことが好きな子で、そんなお祭りオンナのピーチが最も好きなのがクリスマスなのだ。
と言っても、うちはクリスチャンでもなんでもなく、単にクリスマスを口実に楽しむだけなのだが、実は私も子供の頃、クリスマスがとても待ち遠しかった思い出がある。
赤や青の電球がピカピカと光っているクリスマスツリー、いつもよりもちょっぴり豪華な食事、そしてイヴの翌朝、枕元に置いてあったプレゼント・・・
今でもプレゼントを包んでいたデパートの包装紙の匂いを憶えているほど嬉しかった。
いつもサンタさんのプレゼントは、まるいさん(札幌の老舗百貨店)の包装紙で、サンタクロースはプレゼントをまるいさんで買ってくるのだろうかと思っていたものだが・・・
そんなワクワクした子供時代のクリスマスだったので、私も親になって自分の子供たちにも同じ思い出を作ってやりたいと、毎年クリスマスはプレゼントを用意して、張り切って食事の用意もしてきた。
20歳前後になった子供たちは、さすがにもうプレゼントを置いていくのはサンタさんではないことは分かっているが、それでも毎年クリスマスプレゼントを深夜にそれぞれの寝室に置いて歩く。
朝起きてプレゼントを開ける子供の顔を見るのが、わたしの幸せの瞬間なのです。(過保護ですね・・・)
ところで、さすがお祭りオンナのピーチは友人達を自室に招き、もうすでにみんなでクリスマスパーティをやったと、写真つきで教えてくれた。
みんなで一緒に作ったという料理はなかなか豪華でおいしそうだった。
三種類もの手作りケーキ、揚げ餃子、鍋物、それから・・・クラッカーの上にクリームやチーズをのせただけのオードブル。
このオードブルはぜったいピーチが作ったのだろう、あまり料理ができないピーチらしいわ・・・と思ったら、やっぱりオードブルはピーチ作で、ほかの料理はすべて友だちが作ってくれたとか。
よそのオタクの娘さんは、ちゃんと料理ができる子が多いのね・・・ピーチにも、もっと料理を教えなければいけなかったと反省。
さて、我が家のクリスマスはピーチが帰省する25日にやることになったのだが、長男パインはまだ帰れないそうで、クリスマスに参加できないパインのために年末にも盛大な?パーティをすることにした。
その時は「ビンゴ大会」をしようと思っている。
ビンゴの景品も買ってきた。
あ~楽しみ。
みんな盛り上がってくれるかなぁ。
ここまで書いて思ったのだが、ピーチのお祭り好きはもしかして私譲りだったのかもしれない。
元祖お祭りオンナってね・・・
時間は矢のように瞬く間に過ぎ去っていく。
子供たちと一緒ににぎやかに過ごすのも永遠に続くわけではない。
そう思うと、この時間、この瞬間がとても大切なものに思えてくる。
ところで子育てをするのに、とても心に残っている言葉がある。
脚本家の倉本聡さんが、このようなことをおっしゃっていた。
「今の日本では親と子供が一緒に感動することが非常に少なくなりましたよね。
一人ひとりは感動してもそれを共有している家族がどれほどいることか。
今は親が子供に感動を与える機会が少なすぎます。
親には子供が成人するまでの間に感動という遺産をきちんと伝える責任があるはずです。
死んでからカネや土地を残しても何の意味もない。
本当の遺産とは何か、いつ伝えるのが最も有効なのか、を親たちは考えないと。
親子で感動をともにしてきた家族からは、絶対に曲がった子供は出てきません」
そう、親子で感動できる時をたくさん作ろうと思う。
スーパーで食料品の買い物をしていたら次女ピーチからメールが来た。
「飾ったよ。今、明日のクリスマスパーティの買い物中だからね」と返事をしたら、「了解しました!」と満足そうな返事が来た。
ピーチは子供の頃から、我が家では「お祭りオンナ」と呼ばれているほど、にぎやかなことが好きな子で、そんなお祭りオンナのピーチが最も好きなのがクリスマスなのだ。
と言っても、うちはクリスチャンでもなんでもなく、単にクリスマスを口実に楽しむだけなのだが、実は私も子供の頃、クリスマスがとても待ち遠しかった思い出がある。
赤や青の電球がピカピカと光っているクリスマスツリー、いつもよりもちょっぴり豪華な食事、そしてイヴの翌朝、枕元に置いてあったプレゼント・・・
今でもプレゼントを包んでいたデパートの包装紙の匂いを憶えているほど嬉しかった。
いつもサンタさんのプレゼントは、まるいさん(札幌の老舗百貨店)の包装紙で、サンタクロースはプレゼントをまるいさんで買ってくるのだろうかと思っていたものだが・・・
そんなワクワクした子供時代のクリスマスだったので、私も親になって自分の子供たちにも同じ思い出を作ってやりたいと、毎年クリスマスはプレゼントを用意して、張り切って食事の用意もしてきた。
20歳前後になった子供たちは、さすがにもうプレゼントを置いていくのはサンタさんではないことは分かっているが、それでも毎年クリスマスプレゼントを深夜にそれぞれの寝室に置いて歩く。
朝起きてプレゼントを開ける子供の顔を見るのが、わたしの幸せの瞬間なのです。(過保護ですね・・・)
ところで、さすがお祭りオンナのピーチは友人達を自室に招き、もうすでにみんなでクリスマスパーティをやったと、写真つきで教えてくれた。
みんなで一緒に作ったという料理はなかなか豪華でおいしそうだった。
三種類もの手作りケーキ、揚げ餃子、鍋物、それから・・・クラッカーの上にクリームやチーズをのせただけのオードブル。
このオードブルはぜったいピーチが作ったのだろう、あまり料理ができないピーチらしいわ・・・と思ったら、やっぱりオードブルはピーチ作で、ほかの料理はすべて友だちが作ってくれたとか。
よそのオタクの娘さんは、ちゃんと料理ができる子が多いのね・・・ピーチにも、もっと料理を教えなければいけなかったと反省。
さて、我が家のクリスマスはピーチが帰省する25日にやることになったのだが、長男パインはまだ帰れないそうで、クリスマスに参加できないパインのために年末にも盛大な?パーティをすることにした。
その時は「ビンゴ大会」をしようと思っている。
ビンゴの景品も買ってきた。
あ~楽しみ。
みんな盛り上がってくれるかなぁ。
ここまで書いて思ったのだが、ピーチのお祭り好きはもしかして私譲りだったのかもしれない。
元祖お祭りオンナってね・・・
時間は矢のように瞬く間に過ぎ去っていく。
子供たちと一緒ににぎやかに過ごすのも永遠に続くわけではない。
そう思うと、この時間、この瞬間がとても大切なものに思えてくる。
ところで子育てをするのに、とても心に残っている言葉がある。
脚本家の倉本聡さんが、このようなことをおっしゃっていた。
「今の日本では親と子供が一緒に感動することが非常に少なくなりましたよね。
一人ひとりは感動してもそれを共有している家族がどれほどいることか。
今は親が子供に感動を与える機会が少なすぎます。
親には子供が成人するまでの間に感動という遺産をきちんと伝える責任があるはずです。
死んでからカネや土地を残しても何の意味もない。
本当の遺産とは何か、いつ伝えるのが最も有効なのか、を親たちは考えないと。
親子で感動をともにしてきた家族からは、絶対に曲がった子供は出てきません」
そう、親子で感動できる時をたくさん作ろうと思う。