前回は甥が結婚したことを書いたのだが、なんと先日、今度は息子が彼女を初めて家に連れて来た!
お付き合いしている人がいることは、息子から聞いて知っていたが、正式に紹介してもらうのは初めてで「連れて行くから」と息子から連絡をもらってからは、嬉しいやら戸惑うやらで落ち着かなかった。
彼女が我が家へ来る日は、朝から念入りに掃除をして、お茶菓子は何がいいかと頭を悩ませていたが、夫が「な~んも、ありのままの我が家を見てもらえばいいさ」という一言で「それもそうだな」と思った。
きっと彼女も緊張していることだろう。
できるだけ彼女が緊張しないような雰囲気作りをしよう・・・
思えば30年以上前、夫の実家に初めてご挨拶に行く時は緊張したものだった。
(結婚前の)夫に連れられて家に入ったら、なんと総勢10名の親族が出迎えてくれて目がテンになった記憶がある。20個の瞳でじ~っと見られて緊張のあまり何も食べられなかったっけ。
なんて思っているうちに約束の時間になって二人がやって来た。
先に玄関を入ってきたのは息子で、あとから続いて彼女が入ってきた。
そして「こんにちは、今日はお時間を取って頂きありがとうございます」と言ってくれる。
なんと礼儀正しい娘さんなのだろう。
その後、お茶菓子を食べながらお互いを紹介しあって雑談をしたのだが、とにかく明るくて素直でいい娘さんだった。
逆に「こんな息子でいいですか?」と聞いてみたほどで、きっとご両親がきちんと育てられたのだろうと思った。
ところで息子から聞いていた彼女の様子から、もしかしたら彼女の生まれ育った家は我が家と似ているのではないだろうかと思っていたのだが、まさにどんぴしゃで、彼女がしばらくして「なんとなく、うちと似ています」と言ってくれた。
そんなことから彼女とは話が弾んでしまって、当初は「一時間くらい」と言っていた滞在時間がすっかり伸びて二時間半くらい話し込んでしまった。
結婚の話は、息子の口からはまだ出ていないものの、多分このままいけば二人は結婚するものと思われる・・・
そうなったら嬉しいなぁ。かわいい娘がもうひとり増えるなんて嬉しすぎる。
思えば、ついこの間まで私は嫁の立場だったのに、もう姑になるかもしれない。時の過ぎるのは早いものだ。
嫁の立場はもうずいぶんベテランになって、こういうことを言われたら傷つくとか、逆にこういうことを言ってもらって嬉しかったとか、そんなノウハウはずいぶん蓄積されている。
しかし、そんなことよりただただかわいい娘ができて嬉しいという気持ちのままでいた方がいいのかなと思う。
今度は、ご飯を食べに来てくれるそうなので今から楽しみにしている。
なんだかとても嬉しかったので、ついつい記事にしてしまいました。。。