今度はミディ(涙)
しかも健康診断ではない。
以下、大変ビロウな話です。
食事前、食事中の人はそれを済ませてから読んだ方がいいかもよ
事の始まりは金曜日の夕方。
そう、フリスキーを病院に連れて行った、まさに同じ日の夜。
猫という生き物は、毎日グルーミングを欠かさない清潔な動物だ。
食事の後と、排泄の後は、グルーミングも真剣さを増す。
なんとなく、ミディがいつもよりもましてグルーミングを
しているのが気になった。そのエリアが「お尻」ということが
気に入らない。
彼女とはもう長年一緒に暮らしているので、彼女が普段と違うことをすれば
やっぱり気がつくものだ。
何気なく彼女の黄門様を見てみると、さすがにキレイには保たれているものの、
何かが違う。
何が?って聞かれても、これ!って言えない。
やっぱり獣医じゃないから。
でも何かがいつもとは違うのがわかった。
何か余計なものがそこにあるような...。
ハニバニとさらに一緒に凝視してみて、彼もこれ!とは指摘できないが、
やっぱり何か変ってことはわかるらしい。
急病って感じでもないので、月曜日の朝に病院に行く予約を入れると
いうことで、土日は様子を見た。
土日は、金曜ほどしつこく黄門様を舐めることはなかったが、
やっぱり医者の意見を聞くまでは、こっちの気分も収まらない。
実は、進行していて気がつかなかった変な病気だったらどうしよう。
嫌な予感が頭をぐるぐる。
で、月曜日の夕方に予約を入れることができたので
不機嫌な彼女(ミディ)を連れて行ってきた。
病院では、「あれ?金曜日来なかったっけ?」って
いろんな助手に声をかけられた。
検査室では獣医のドクターJに会う前に、彼女の助手のロビンが
簡単に状況を調べていく。
じっと彼女の黄門様を見つめて一言。
「これって肛門のう炎じゃないかな。」
そしてささっとまた検査室に戻る。
『...なんじゃそれは。』と、そこに残された私は
眉間に皺を寄せて彼女の言ったことを繰り返す。
しばらくしてドクターJがロビンと一緒に入ってきた。
「きゃー♪また私に会いに来てくれたの?フリスキーはどう?」
と豪快に言ったあと、私をハグして左の頬にキスまでしてくれる。
いつもながら、超フレンドリーなお迎えだ。
彼女とロビンが再びミディの黄門様を眺める。
ドクターJは、うなずいて言った。
「ロビンの言うとおり、これは肛門のう炎よ。ミディ、可哀想に。」
犬や猫の肛門には、肛門の両脇にすっごい臭い液体をためておく
袋があるのだけど、普段はその液体は、糞と一緒に出てくるらしい。
その液体が出てくる腺がなんらかの形で詰まってしまうと
そこから炎症を起こすそうだ。
普段、やる人はちゃんとやってるらしいが、
「肛門しぼり」ということをした方がいいらしい。
えっとですね、
しっぽを持ち上げて、黄門様の両脇(ちょうど8時と4時の位置)
から上の方に向けて、思いっきりぎゅーぎゅーと押す...
すると、2箇所の穴からクリーム状の液体(強烈に臭いらしい)が
にゅるにゅるとでてくる。
など、インターネットではそう書かれていた。
いつも思うが、どの説明にも「大人しい猫」の姿が描かれている。
「しぼる際、猫が『虎』に豹変します」...などとは一切説明がないのがイケナイ
ただ、ミディはもう炎症を起こしてしまっているので
押すだけでは膿が完全に出ない。
ではどうすればいいか?
ドクターJが「ケイエス、あなたも見ておきなさいよ。
すごいものが出てくるから。」
と、ゴム手袋をはめた彼女は右手人差し指にジェル状の
クリームをつけるとおもむろに、ミディの黄門様にブス。
しかもぐりぐり。
あぁぁぁぁぁ。
そこからはもう、ミディの叫び声やら
ドクターJが取り出した膿(結構硬くなってた)やらで、
私は気が遠くなりそうだった。
ケイエス、まさに
ムンクの叫び状態。 画像、まさかの使いまわし
結局人間の小指の先ぐらいの量の膿が出てきた。
こんなんが黄門様を圧迫してたらやっぱり居心地悪かっただろう。
興味深いことに、炎症を起こした腺から出てくる膿は
全く臭わないのだ。
ドクターJは「腺が破裂する前に来てよかったよ!」と言った。
とりあえず、炎症を抑える痛み止めを貰って家に帰った。
家に帰るともうミディも私もよれよれ。
とんでもない目に遭ったミディは、それでもお尻が
爽快になったからなのか、どこか余裕で伸びをしていたような気がする。
異常に疲れたのは私だ。
よりによって、月曜日だ。
ま、特に変な病気でもなかったし
良かった、良かった。
4週間後にフォローアップでまた病院に連れて行く予定。
「肛門しぼり」、家でちゃんとやってる方々、すごいです。
私にはとうてい出来ない業です。
さて、今日のミディ。
黄門様を見てみると、いつもどおりのキレイで
本来の黄門様の姿がそこにあった。
************
「読んでて私も疲れたよ」って人クリック!
↓ ↓ ↓
いつもありがとう。
しかも健康診断ではない。
以下、大変ビロウな話です。
食事前、食事中の人はそれを済ませてから読んだ方がいいかもよ
事の始まりは金曜日の夕方。
そう、フリスキーを病院に連れて行った、まさに同じ日の夜。
猫という生き物は、毎日グルーミングを欠かさない清潔な動物だ。
食事の後と、排泄の後は、グルーミングも真剣さを増す。
なんとなく、ミディがいつもよりもましてグルーミングを
しているのが気になった。そのエリアが「お尻」ということが
気に入らない。
彼女とはもう長年一緒に暮らしているので、彼女が普段と違うことをすれば
やっぱり気がつくものだ。
何気なく彼女の黄門様を見てみると、さすがにキレイには保たれているものの、
何かが違う。
何が?って聞かれても、これ!って言えない。
やっぱり獣医じゃないから。
でも何かがいつもとは違うのがわかった。
何か余計なものがそこにあるような...。
ハニバニとさらに一緒に凝視してみて、彼もこれ!とは指摘できないが、
やっぱり何か変ってことはわかるらしい。
急病って感じでもないので、月曜日の朝に病院に行く予約を入れると
いうことで、土日は様子を見た。
土日は、金曜ほどしつこく黄門様を舐めることはなかったが、
やっぱり医者の意見を聞くまでは、こっちの気分も収まらない。
実は、進行していて気がつかなかった変な病気だったらどうしよう。
嫌な予感が頭をぐるぐる。
で、月曜日の夕方に予約を入れることができたので
不機嫌な彼女(ミディ)を連れて行ってきた。
病院では、「あれ?金曜日来なかったっけ?」って
いろんな助手に声をかけられた。
検査室では獣医のドクターJに会う前に、彼女の助手のロビンが
簡単に状況を調べていく。
じっと彼女の黄門様を見つめて一言。
「これって肛門のう炎じゃないかな。」
そしてささっとまた検査室に戻る。
『...なんじゃそれは。』と、そこに残された私は
眉間に皺を寄せて彼女の言ったことを繰り返す。
しばらくしてドクターJがロビンと一緒に入ってきた。
「きゃー♪また私に会いに来てくれたの?フリスキーはどう?」
と豪快に言ったあと、私をハグして左の頬にキスまでしてくれる。
いつもながら、超フレンドリーなお迎えだ。
彼女とロビンが再びミディの黄門様を眺める。
ドクターJは、うなずいて言った。
「ロビンの言うとおり、これは肛門のう炎よ。ミディ、可哀想に。」
犬や猫の肛門には、肛門の両脇にすっごい臭い液体をためておく
袋があるのだけど、普段はその液体は、糞と一緒に出てくるらしい。
その液体が出てくる腺がなんらかの形で詰まってしまうと
そこから炎症を起こすそうだ。
普段、やる人はちゃんとやってるらしいが、
「肛門しぼり」ということをした方がいいらしい。
えっとですね、
しっぽを持ち上げて、黄門様の両脇(ちょうど8時と4時の位置)
から上の方に向けて、思いっきりぎゅーぎゅーと押す...
すると、2箇所の穴からクリーム状の液体(強烈に臭いらしい)が
にゅるにゅるとでてくる。
など、インターネットではそう書かれていた。
いつも思うが、どの説明にも「大人しい猫」の姿が描かれている。
「しぼる際、猫が『虎』に豹変します」...などとは一切説明がないのがイケナイ
ただ、ミディはもう炎症を起こしてしまっているので
押すだけでは膿が完全に出ない。
ではどうすればいいか?
ドクターJが「ケイエス、あなたも見ておきなさいよ。
すごいものが出てくるから。」
と、ゴム手袋をはめた彼女は右手人差し指にジェル状の
クリームをつけるとおもむろに、ミディの黄門様にブス。
しかもぐりぐり。
あぁぁぁぁぁ。
そこからはもう、ミディの叫び声やら
ドクターJが取り出した膿(結構硬くなってた)やらで、
私は気が遠くなりそうだった。
ケイエス、まさに
ムンクの叫び状態。 画像、まさかの使いまわし
結局人間の小指の先ぐらいの量の膿が出てきた。
こんなんが黄門様を圧迫してたらやっぱり居心地悪かっただろう。
興味深いことに、炎症を起こした腺から出てくる膿は
全く臭わないのだ。
ドクターJは「腺が破裂する前に来てよかったよ!」と言った。
とりあえず、炎症を抑える痛み止めを貰って家に帰った。
家に帰るともうミディも私もよれよれ。
とんでもない目に遭ったミディは、それでもお尻が
爽快になったからなのか、どこか余裕で伸びをしていたような気がする。
異常に疲れたのは私だ。
よりによって、月曜日だ。
ま、特に変な病気でもなかったし
良かった、良かった。
4週間後にフォローアップでまた病院に連れて行く予定。
「肛門しぼり」、家でちゃんとやってる方々、すごいです。
私にはとうてい出来ない業です。
さて、今日のミディ。
黄門様を見てみると、いつもどおりのキレイで
本来の黄門様の姿がそこにあった。
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