バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

Let's move on

2011年09月22日 | お仕事

今日、テストを受けてきた。




昨夜は自宅でなんとなくではあるが
自分なりにテストのヤマカケをするべく、
あれはでるかな、これはどうかなとエクセルをいじりにいじりまわしていたが
さっぱりアイデアが湧かない。


当然のことながら、試験内容は毎回変わる。


ただ確実に出題される事柄がある。


1. ピボットテーブルの作成
(一つのデータをいろいろな視点から統計をとったり、分析したりできるか)

2. グラフの作成

3. フォーミュラの作成


この3つは必須である。


*****************


さて、私はメールでスケジュールを言い渡されたように、
3時半きっちりに担当者から問題がメールで送られてきた。


『エクセルの<HELP>でやり方をチェックするのは構いませんが
他人にやり方を聞いたり手伝ってもらってはいけません。』



と注意事項が書かれてある。


思わずどこかに隠しカメラが設置されているのではないかとキョロキョロしてみる。


それから


『制限時間は1時間だけです。1時間以内に問題を解いて
メールで送り返してください。1時間ですよ。いいですね。』



何度も『1時間ですよ』と念を押すところが時限爆弾を抱えさせるという意味、
かなり脅迫じみているなと思うが、メールの終わりに小さく、


『じゃ、ケイエスさん、頑張ってね。Good luck!』


と書かれてあり、それは少し私を笑わせた。


しかしその笑顔は長生きしないこととなる。


メールに添付されてある問題を見るや否や
私は固まってしまった。


時間にして数十秒だったのだろうが、
私は画面を5分ぐらい凝視していたような気がした。


何これ。


というのが率直な感想だ。


担当者の話では1時間の中で数学とエクセルの問題が出題されるということだったので
私はその2つは別物と思っていたが、
問題を開けてみると、その2つはいい感じにミックスされており、
出題の90%は応用問題であった。


数学、とい点においてはフォーミュラ(計算式)を作成するときの関数、ということだったのだ。


なるほどね。


と、感心してる場合ではない。
なんと言っても私には1時間しかないのだ。


動揺を隠し切れない私だったが、
正常心を取り戻すために、できるだけテストを受けているというよりも
これは今まさに仕事をこなしているのだと思うようにした。
そうすると少し落ち着けた。


一つ一つをこなしながら、何でこんなに難しい問題にするんだろうと腹が立ってきた。


一問だけ、明確にひっかけ問題とわかるのがある。


この計算式がどうしても思い浮かばない。


時間が迫る。


作業に集中するためにiPodを聞いていたが、
音楽よりも自分自身の心臓の音の方がもっと大きく聞こえていたと思う。


試行錯誤を繰り返して、やっと計算式が出来たところで時間を見ると
残り3分であった。


急いで一通りの問題と解答をチェックして、
それからはもう堪忍してメールを送り返した。


送信したらいきなり疲れがどっと現れた。


デスクの壁にかけてある鏡で自分の顔を見たら
可哀想なぐらい疲労が出ていて驚いた。


まるで24時間ぶっ続けで働いてきたようだ。


率直な感想。







今回もまたダメですよ。






実技試験で不合格だとそこで終わりなので、
担当者からの面接(2次試験)の連絡はもはや無いものと思われる。


帰り際に別の職種にも応募しといた。


まるで高校や大学の「滑り止めのための試験」を次々受けるようだ。


今回それとは違うのは、滑り続けるだろう、ということだった。



*********************


心が疲れたときはやっぱりジャンクフードでしょう。





まったくヘルシーとは言えないが、
これからぐれてやる街道まっしぐらな人間にはぴったりの晩ごはん。




いつも物欲しげなミディさん。


食べながら、あ、あの解答は絶対に合ってる、あ、あれの計算式はあれじゃなくてやっぱりこうだったのにと
安堵と失望が繰り返しやって来た。


しかし、もう後の祭りなのである。


Let's move on. 


次のターゲットに向けて、前進するしかないのである。



************
テストの結果は早くて明日には出るらしいよ。
合格者には面接のスケジュールがメールで送られてくるんだって。


クリックしといてね♪
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いつもありがとう。
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