実家というのは、とにかく良い。
『食べたいものは、しっかりリクエストするんよ。』と言う母の言葉に甘えていろいろリクエストしてみたら、
和洋折衷でるわでるわ。
ある晩の食卓
またある晩の食卓
基本的に私が作る晩ごはんとは、ワンプレートの中にご飯、おかずが2種類ぐらいのみ...なので
それに比べると実家でははるかに品数も量も多い。しかも美味しい。
まるで夢のような晩ごはんなのである。
今回はハニバニの要望で、そごうのデパ地下にある『御座候』という2重焼きの和のデザート(?)をよく食べた。
帰国すると、たいていクリームたっぷりのケーキを食べることが多いので今回はなんとなくヘルシーな感じ。
実家滞在では父の車を借りてハニバニが運転し、ちょっと遠出もしたりした。
とりあえず行ってきたのは呉市にある大和ミュージアム(呉市海事歴史科学館)。
ここには第二次世界大戦で活躍した潜水艦や軍艦の展示やら造船の技術やらを展示しているだけでなく
戦争に関するあれやこれやもいろいろあって、広島市内にある原爆資料館みたいな感じもあった。
私は潜水艦も軍艦も戦争にも全く興味がなく、造船に関わった人はなんて頭がいいのだろう!とか
お舟はやっぱり大きいのね!とかそういう安っぽい感想しか言えないのだが、
戦死した、特に人間魚雷で若い命をささげた兵士にはちょっと思うことがたくさんあった。
人間魚雷って私今まで何のことか知らなかったのだけど、
よくテロリストが『Suiside Mission』ってやるじゃん。
自らの命を投げ出す覚悟で突撃してくっていう、あれ。
ずっと昔、日本には兵隊さんがいて、国のためにって自分の命を捧げたんだよー。
でね、自分はもう助からないだろうという瀬戸際で手紙を書いてる兵隊もいてね
手紙の相手はお母さんとか奥さん宛てだったり。
いずれにしても、最期は「素晴らしい人生をありがとう」っていう感謝の言葉で結ばれていてね。
そういうのを読みながらなんか、食い入るように展示物を見つめてる自分にびっくりしたりして。
軽々しく「戦争」と口にするのも何だけど、戦争はやっちゃいかんよ。
最近の言葉で『誰得?』(誰が得するの?)っていうのがあるけど
まさにそれ。
戦争で得する人なんて絶対にいないと思うな。
外国人観光客も多いようで、ハニバニも興味深く見物することができた。
海の香りも良かったよ。
呉市海事歴史科学館
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帰国前に大風邪を引いたけど、あっさり治って良かった!
二人とも元気でした。
↓ ↓ ↓
いつもありがとう。
お母様腕によりをかけたね!
凄い料理の数々。
うちはもうこんなには作れないな。
呉の博物館、いいねー。今度行ってみよう。
人間魚雷って苦しいし暑いしで
魚雷があたるまでも辛いらしいのに
当たらないこともあって、
そうなるともう地獄らしいよね。
そんな死に方させちゃダメだわ。
でも、シビリアンコントロールされてる
今のチベットを見ると
戦争よりも、こっちの方が
地獄ではと思うこともあるんだ。
難しいね。
妹は結婚する前に母の手料理をしっかり習得していったからその結果が出てるんだろうけど
私は何も知らん時に出て行っちゃったから母の味ってものが自分で出せないんだよ。
だから帰国したときの母の手料理がもう特別なの。
短時間にいろんな料理をちゃちゃっと作っちゃうところが本当にすごいと思う。
チベットねー。だから中国は全世界から叩かれるんだよー。
魚雷もさ、考えてみたらあれ、狭い空間が超苦手って人にはもうそれだけで生き地獄だよね。
そういう経験をした人の命のおかげで今の日本があるんだと思うと感謝してもしきれないよね。