バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

獣医へ行ってきた

2011年02月17日 | 猫の話


なんと、今年初めての<猫の話>を飾るお話が獣医へ行ってきた話しになるとは。


主役はもちろん、このお騒がせな彼女。








話は今朝の出来事から始めたい。


私には朝起きて、まず何が何でも真っ先にすることがある。
それは猫トイレを覗くことである。


お世辞にも爽やかな香りがしてきそうな朝のスタートとは言い難いが、
朝一番で、No.1No.2(していれば)の状態を確認する癖が私にはある。


いつものとおりトイレを覗くと、
いつもよりは少し柔らかめのNO.2があった。


ミディがしたものだとすぐわかる。
彼女は自分が排出したものを猫砂で埋めようとしないのだ。


柔らかいやつならよくあることなので、あまり気にせず、私は彼女らに続いて下のキッチンへと降りていく。


キッチンへ行き、明かりをつけた瞬間、私は

















フロアに点々とする血液を見て、さーっと血の気が引くのがよくわかった。


傍から見ると滑稽に見えるのだろうが、
私はキッチンに居座るお嬢を交互に見ては

"『Who is bleeding?  WHO is bleeding???!!!』

ものすごい動揺で、泣きそうだった。


正解率の高そうなミディのお尻を見てみたら、
そこが赤くなっているうえ、とてもキレイに舐められてる感じもあったため、
『肛門のう炎』参考記事疑惑浮上。


動揺しつつも、獣医からもらった医療カルテのコピーを引っ張り出し、いつやらの記録を探し出す。
頭のどこかが落ち着いて指令を下してるとしか思えなかった。

それぐらい私は動揺していたからだ。


2008年10月に発症している。


どうして今まで気がつかなかったんだろう。
これは厄介なことになったな。
袋が破裂して、とうとう出血したか。


とりあえずハニバニを起こそう。
事情を説明してこの大事件を分かち合わなければ、私一人では解決できそうにない。


ハニバニを起こし、何が起こっているのか説明し、
一緒にキッチンへ戻る。


「ミディ、全然平気そうじゃんか。一人大騒ぎしよるのはケイエスだけよ?
とりあえず、落ち着きなさい。そして、お嬢らに朝ごはん。朝一番で獣医に電話して、
それからの行動はそこから考えること。それではおやすみ。6時にまた起こしてね。」


と言い残して彼はベッドへと戻る。


ああ、言われてみればとりあえずミディは平気そうだ。
お尻も舐めようとしていない。


彼女らに朝食を振る舞い、
私も身支度をして、
6時になったところでハニバニを起こす。


さっきの大騒ぎから一転、普通の朝になった。


それから40分後、私が家を出ようとしたところで
ミディがトイレに行く。


おしっこをして、出てくる。

30秒後にまたトイレへ戻る。

そしてまたおしっこをする。





え?





もしかして





膀胱炎すか?







会社に着いてから獣医に電話をし、その日の予約をとった。
念のため、昼休憩に車をぶっとばして家に戻る。
彼女がどうしているかを確認するためだ。


今日は仕事も全く手につかなかった。



病院に到着したら、すぐにドクターJに迎え入れられた。


ドクターJも肛門のう炎と膀胱炎の両方の疑いがあるねと言い、
両方のテストをしてもらう。


果たして症状は











膀胱炎であった。


袋には何も詰まってなかったって。


とりあえず、厄介な病気は避けることはできたわけだが、
また膀胱炎とは。


15ヶ月ぶりの発症。


抗生物質をもらって、10日後に再び尿検査です。




ミディもお疲れだったけど、飼い主もぐったり。





今日も早く寝てやる。
本気で今日は精神的に疲れた。




ミディはまたもや何もなかったみたいにぐーぐー寝てます。
しかも食欲は旺盛だという。

それは飼い主もちょっと、うれしい。

ミディ、早ぅ元気になれよー。



************
獣医から戻ったらフリスキーがミディの「獣医臭さ」に
シャーシャーと怒っていました(爆笑)。


クリックしといてね♪
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いつもありがとう。


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8 コメント

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あああ (solo_pin)
2011-02-19 01:29:58
みで嬢、膀胱炎ですか。
あたいも経験ありですが、あれは痛いですね。
早く良くなるよう祈っております。
おしりぐりぐりされたのー。
やだったねー(T_T)でも仕方ないのですよー。
みでさんのためよー。

それにしても焦るだろうな、床に血がついてたら。
いや、ほんとお大事に!
ケイエス様もお疲れさまでした。ゆっくり寝てね。
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あいむそーりー… (ミミ)
2011-02-20 02:55:28
膀胱炎でぶりーでぃんぐするんですね
痛いのは同じだけど、水戸黄門ならぬ
みで黄門さまの 笑 (ゴメンナサイ;)
こうもん絞りっつうのやられなくて良かったね
おかーさんの言う事聞いて早く良くなってにゃん
みでちゃん テイクケア~ 
 
返信する
Solo_Pinさんへ (ケイエス)
2011-02-20 06:17:26
抗生物質の効果というものはすごくて、
薬投与開始(その夜)からすっかり普通の生活を取り戻しました。
でも油断は禁物。
10日間は抗生物質を続けないといけないので、ドクターの指示に従います。
抗生物質でこれから気をつけないといけないのは、下痢ですね。
悪い菌を殺すと同時に良い菌もやっつけてしまうので腸が弱ります。
飼い主の苦労はエンドレス...(涙)

心配してくれてありがとう。
みでさん、お薬は大嫌いだけどその後のスナックは嬉しそうです(笑)
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ミミさんへ (ケイエス)
2011-02-20 06:22:24
膀胱炎、詳しくは
Urinary Track Infection (尿道炎)なんですね。
私も若い頃膀胱炎やったんですが、重症なやつで尿検査で採取した尿がトマトジュースみたいでした(ひ~~~)。
だから彼女のDiscomfortぶりは共感できるのです。

結局肛門しぼり、されたんですよ~
でも袋が空でよかったです。
これが慢性してくると手術で袋を除去しなくてなならないので(恐)。

お薬飲むときは機嫌悪いけど、そのあともらえるおやつが楽しみなので
頑張ってお薬飲んでるみでさんです。

心配してくれてありがとうございます!!!
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ゲンゾー (Unknown)
2011-02-21 15:05:14
ケイエスさん、遅ればせながらお仕事一段落されておめでとうございます!!
読み逃げ専科のゲンゾーです(笑)

今朝、うちの子が緑色(おそらく胆汁)の液体を吐いたので、びっくり、まさに同じくムンクの叫び状態でした。ケイエスさんの不安なお気持ち、とても良く分かります。

ミディちゃん、早く元気になーれ!
返信する
びっくりされたでしょう!! (Elvis' Fan)
2011-02-22 05:09:43
ミディちゃん 可哀想に~ 
どうか順調に回復しています様に!
最近知り合いの猫ちゃんに膀胱炎が多発しています。何度も何度もトイレに行き、痛いのか「にゃあにゃあ」と始終鳴くそうです。
幸い抗生物質が効き、ほぼ皆ニャン治ってほっとしました。
トイレの監視と投薬で疲れた!と皆言っておりました。
ミディちゃんは食欲が有るのとケイエスさんが早く気付かれたので治るのも早いと思います。
ミディちゃんどうぞお大事に
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ゲンゾーさんへ (ケイエス)
2011-02-22 10:02:25
あら、ゲンゾーさんじゃないですか。
読み逃げ専科でいらっしゃるのに(笑)

うわー。
緑色の液体ですか。
あれはまさに胆汁ですね。朝、ということなので
おそらく極度の空腹だと思われます。
うちでも最後に食べた時間と次の朝食べる時間が結構空いたときに
あります。
ああいうことがあると、やっぱりそこまで空腹なのか...って思うので
『お腹すいたよ』」サインが起こるとすばやく起きてすぐにかるくドライフードでもあげるようにしてます。
それとか夜のご飯を寝る前まで延ばして、多めにあげるとかね。

飼い主の悩みは尽きませんよ~
でも愛あるからなのです。
そうでしょう?

仕事、今もやっぱり忙しいけど、とりあえず一段落です。
労をねぎらっていただき、ありがとう!!!
返信する
Elvis' Fanさんへ (ケイエス)
2011-02-22 10:07:48
びっくりしましたよ!!!

床の血(っつーても鮮血ってわけでもないのですが)を見た瞬間
ほんと、こっちがぶっ倒れそうでしたもん。

ミディ、もうすっかり平気ですよ。
やっぱり薬は効きますね。
よく、そういうときに投与をやめちゃう飼い主さんも多いらしいのですが
それがいけないのです。
薬は獣医に決められた回数はあげないとね。
でもミディはその薬が大嫌いなんですよ。
でも回復が早いのでここはアメと鞭を使い分けて投与、です。

Urinary Track Infectionはとても起こり易い猫の病気ですからね~
特にメス猫。
膀胱炎になるのは人間でも女性が多いのと一緒ですよね。
尿道が短いからばい菌が入りやすいんですってよ。
嫌ぁね。

ミディの心配、どうもありがとう。
もう元気に走り回ってますよん。
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