バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

素敵な思い込み

2019年12月05日 | アメリカ生活

今日、デミ嬢と一緒にランチをする予定にしていたのに、
出がけに用事が出来てしまい、彼女に先に行ってもらうことにした。

 

その後で私の仕事も一段落したので、彼女の待ついつものスタバに向かっていると
デミ嬢からテキストが入り、「いきなり混雑し始めた!早くおいでよ。」というので
ヒールのブーツだったけど、少し走る。

 

到着すると、確かに長い行列ができており、しかもスタバのバリスタ(馴染みの女の子)が
一人で頑張っていた。これは気長に待つしかない。

 

待っていると、横でデミ嬢が私の前の5,6人ぐらいの女グループを陰で指さし、
「なんかね、感じ悪いんだよあの女たち」って言うの。

 

なんでも彼女らはデミ嬢が使う会社のジムでもたまに見ることがあるらしく、
いつもデミ嬢を頭の先からつま先までじろじろと見たり、
たまにNasty Look(感じ悪い視線)を向けたりしているらしい。

後でバリスタの子に聞くところによると、私とデミ嬢が話してる最中にも
その女グループはデミ嬢だけでなく、私のこともじっとり見ていたらしい。

 

もしかして、レズ?と、一瞬考える。

 

同じような行為は、私が化粧品売り場や、アクセサリー売り場などで
そこの店員がアジア系の若い女の子だったりするとよくあることだった。

 

おそらく彼女らにしてみれば、同じアジア人として(多分同年代だと思う)
どこの国の人だろうかと、軽く私をチェキラウCheck it out)してるんじゃないか
と思うが、見られる側としてはあまり気持ちの良いものではない。
ある日から、私はこう思い込むことにした。

 

じろじろ見てくる女たちは、きっと私に嫉妬しているんだ

 

というのも、私自身、綺麗であか抜けた女性を見るのが好きで、
相手にバレないようにじっと見つめるか、チラ見を繰り返すからだった。

私の場合、嫉妬の視線というよりは、羨望の眼差しなんだけど。

 

「腹が立つからそのうち『何か文句あるの?』て言ってやりたい」
と、横でブツブツ言うデミ嬢に、

「きっと彼女たち、あんたにジェラシー燃やしてるんだよ。
あんたは彼女よりずっと綺麗でカッコ良くて、スタイルもいいから、
『なんでこんな女が運動する必要あるのよ嫌味ね、ビッチ』て
思ってんだよ。良いじゃん、嫉妬させてれば。」

と、言ってあげると、最初は私の言ったことにブッと吹き出していたが
そのうち「ケイエスの思い込みは極端すぎて、逆に幸福感をもたらすね。」
と言いながら、そのうち機嫌を直して、クリスマスの話をし始めた。

 

思い込みでいいじゃん。
それで気分が落ち込まないで済むなら。

 


家では「要求」という名の視線をバキバキ送ってくるのがいる。

ハニバニの懐で寝たいから、毛布を持ち上げて欲しいらしい。

こっちが黙って見ていると、彼女もしばらく根気よく待っていて、

フリちゃんに気が付いたハニバニが、彼女を招き入れる。

良かったねー:)

 

昼寝から目を覚ましたハニバニが、
フリスキーの鼻って、湿ってて冷たいんだよーって言う。

 

そんなの知ってるよと思うが、
それは新たな発見!みたいに、大げさに驚いてあげる。

 

 

 

 

 

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『俺』に再び出会う日

2019年12月04日 | お仕事
覚えていますか、あの男を。


新婚旅行から帰って来るにあたって、デスク周り職人がゴージャスにデコレーションしたんだが、
(6月の出来事)
数日前に隣の男が急に笑い出し、何事かと思ったら、


「お前らねー、よくここまで考えたな」と言って、笑い転げているので
振り返ってみると、電話の受話器をこちらに向けていて、
その受話器の口元の『俺』を見つけた様子。






今さら?!


無理はない。
彼の電話は大抵がWebミーティングなので、
電話での会話はヘッドセットを使って行われる。


受話器はまず触ることがなかったんだった。


「なんか気持ち悪いよーーー(笑)」とか言って笑う。


そういえば、その次の回に投稿した記事の中で私が、

きっと数週間後、数か月後になって、忘れた頃に「俺」が出てくるんだろうなと思うが、
12月のカレンダー(彼の誕生日がある)にも「俺」が貼られていて、
それは12月になるまでわからないことになっているので、
彼が今年最後の「俺」を発見するのがまた楽しみでもある。


と書いたことで、彼のその後が気になっている人もいらっしゃる。
私もいつ彼が今年最後の「俺」に気が付くかワクワクしていたんだけど
12月に入っても静かなので、ああ、もう当の昔に気が付いてバレちゃってるんだ
って思っていた矢先。


今日、突然、

うわっ...。

っていう声にびっくりして振り返ったら、
彼が真っ赤になって、肩を大きく揺らして笑っていた。


『俺』がいる!しかも誕生日に!!!





夏からずっと多忙だった彼は、
6月からもうずっとカレンダーをめくる余裕もなく
ひたすら仕事をしていた模様。
(うぅ。なんだか可哀想だ。)


久しぶりにまとめて12月まで破いてみたら、
忘れていた頃に登場。

Happy Birthday,俺!みたいに。


全米が職場全体が笑った。


隣のこの男が、楽しい12月を迎えることが出来たらいいと思う。








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クリスマスセールの敵

2019年12月01日 | アメリカ生活
感謝祭が終わったら、アメリカはクリスマスの準備一色になる。


クリスマスの飾りつけや、クリスマスショッピングで
アメリカが活気づく。


メールはいろんなお店の大セールの宣伝、
郵便受けにはカタログ(しかも雑誌みたいな厚さ)が届く。


アメリカの小売店には悪いが、
今ケイエスには物欲が、ほとんどない。


こないだグラス半分の水の話で
フリちゃんが陽だまりで毛繕いするのを見ていたら
物欲がなくなったってことを言った。


本当ならこの時期、お買い得なセールばかりやっていて、
うん!買っちゃえ、買っちゃえ!ついでに新車も見に行って来よう!
みたいな、超特大浪費家と化すのだけど
このところ、それが全く無いのだった。



平たい顔族のフリちゃんを


上から見ると、ふふふてなるw


可愛い❤


(何気にイカ耳)飼い主の心の声が漏れたか?!


逃げられました。



こないだ帰国した時に、両親にも聞かれたの。
「何か買ってあげたいんだけど、何が欲しい?」


そうか、それならば...と思って考えた挙句、
何も欲しい物がないことに気が付いた。



私と私の愛する家族と、私の友人(そこのあなた)、
それからリビングの床の上に体育座りしていると、
どこからともなく静かに横にやって来て、
私のとなりにいてくれるこの猫が
この先もずっと元気で、みんなが普通に幸せに生活できること。


それぐらいかな、望むものは。


感謝祭から少しずれてしまったけれど、
私にはこんなにも感謝すべき人や物があり、
本当に心からありがたいと思う。


ありがとう。


と、いうわけで、
今ケイエスには購買意欲が全く無い。


アメリカの経済に影響があるわけではないが、
クリスマスセールには無関心なのであった。
(全てはフリちゃんのせいよ!)


でもなんか、近日冷蔵庫が壊れそうな気配はかなりあって、
生活のため、それは下見に行かねばと思っている。


明日は月曜日。

そうだ。
まずはデータ収集だったな。









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