今年もつくば植物園の林の中で見かけました。小規模ですが群生しています。今年は花が遅くて小さいような気がします。写真のように観察路から見られるのが恥ずかしいのか、こちらを向いてくれない拗ねた感じのカタクリでした。カタクリは落葉樹の林床で春先樹木に葉が出るまでの間の短い一時期に美しい花を咲かせます。樹林が葉で茂る初夏には葉も落ちてしまいます。写真は4月14日に撮影しました。
つくば植物園の中央広場奥の丘の樹木の根元で見かけました。白い花が美しいスミレです。良く観察すると、葉はハート形で、花茎は白くて長く、白花の中央に見える黄色がワンポイントとなって美しさを強調しています。写真は4月15日に撮影しました。
つくば植物園の池の辺りで見かけました。地面近くであまり目立たないですが、薄紫の小さな可憐な花が愛おしく見えます。説明によれば、「Viola japonica」、スミレ科の多年草です。図鑑を観ると、北海道~九州まで広い範囲の人里近くで生育するおなじみのスミレのようです。写真は4月15日に撮影しました。
つくば植物園の池の畔で咲いていました。黄色い菊のような花が集まって咲いています。本州~琉球にかけての沢筋に分布し、「Pephroseris pierotii」、キク科と記されていました。道端で咲いているハルシオン等と同じ仲間のようです。写真は4月15日に撮影しました。