シマフジバカマ（Eupatorium luchuense）

つくば実験植物園の多目的温室で咲いていました。キク科の琉球列島の固有種と考えられていますが、台湾産の近縁種との区別がはっきりしないので研究中だそうです。花がとても独特で印象的です。

シマケンザン（Dyckia brevifolia）

つくば実験植物園のサバンナ温室で咲いていました。南アメリカ（ブラジル）原産のパイナップル科の植物で、花茎を１．５m暗い高く伸ばしてその茎の周りに黄色い花が房にのように咲いています。

テイキンザクラ（提琴桜）

つくば実験植物園のサバンナ温室で見かけました。５弁の濃い紅色の小さな花ですが、トロピカルで情熱を感じます。トウダイグサ科でキューバ原産の植物と記されていました。

王冠竜（Ferocactus glaucescens)

つくば実験植物園のサバンナ温室で見かけたサボテンの一種です。メキシコ原産で球状の葉には刺が多く、頂点に写真のような花が咲いていました。黄色いカサカサしたような花です。

朧月（Graptopetalum paraguayense)

つくば実験植物園のサバンナ温室にある多肉植物（サボテン）の展示区画で見つけました。ベンケイソウ科の多肉植物で名前がとても気に入りました。葉にリンゴ酸を蓄えてCAM（Crassulacean Acid Metabolism)型光合成をすることで知られています。図鑑によれば、二酸化炭素を夜に取り込み、昼に還元するベンケイソウ型有機酸合成のことのようです。花はとても可憐で、乾燥した鯖kなどで見ると感激すると思います。

ウメ ’冬至’

つくば実験植物園の梅林で咲き始めていました。毎年この花を見るのが楽しみです。梅の園芸品種であり、「Prunus mume 'Toji'」と記されていました。