つくば実験植物園で白い花をつけていました。これはキイチゴの仲間で、主に西日本の温暖な地方に分布しています。葉が大きくて花も直径が5㎝位のものもあります。常緑低木で、樹高は3m位になるものもあります。写真は4月16日に撮影しました。
食卓を彩る美味しい果物として愛好されているイチゴです。前掲のバージニアイチゴとチリイチゴの交配によって作られた栽培品種です。日本に導入されたのは、江戸時代末期の頃と言われ、栽培が始まったのは明治に入ってからと言われています。甘い香があってみずみずしい果物として生食されるほか、ジャムなどにして頂いても美味しいですね。写真は4月6日に撮影しました。
つくば実験植物園のイチゴの多様性展示区画には、各種のイチゴが展示されています。苺は、大きく分けると、ラズベリーやブラックベリーなどのキイチゴ(低木のものが多い)と称されるもの、そして多年草であるオランダイチゴやバージニアイチゴなどの花托を食用にするイチゴとに区分されます。オランダイチゴは、写真のバージニアイチゴとチリイチゴの交配によって作られたと説明されていました。バージニアイチゴはオランダイチゴより一回り葉も実も小さいように見えます。写真は4月16日に撮影しました。
つくば実験植物園で今年から各種のチューリップを展示するようになりました。原種や園芸品種は展示されています。黒紫色の独特の花が特徴の「クイーンオブナイト」は4月中旬には咲いていました。写真は4月16にtに撮影しました。