食卓でおなじみの小松菜の花です。菜の花と同様アブラナ科の野菜です。もともとは中国南部が原産のようですが、和名は江戸時代に江戸の小松川付近で栽培されていた青菜を八代将軍吉宗に献上した際、評判が良かったことで、広まったため、その場所の名前を付けて「小松菜」とされたと記されています。野菜としての品種改良がどんどん進んで、ほぼ年中食卓を飾っています。花は写真のように菜の花にそっくりですが、伸びた茎の最上部に数輪がまとまって咲いていました。写真は1月5日に撮影しました。
つくば実験植物園の観察路脇で赤い実をいっぱいつけています。バラ科で、中国原産のものは別名をベニシタンと呼ばれています。近年春の花や赤い実を鑑賞したくて園芸品種も庭植えなどに使われているようです。写真は1月5日に撮影しました。