つくば実験植物園の中で見つけました。冬の時期に赤い小さな実を付けていました。関東以西の比較的暖かい地域の産地の林の中で生育しているつる性のキイチゴの仲間です。台湾や中国などにも分布しています。9-10月頃小さなバラ科独特の花を咲かせ、11月~12月の頃から赤い実を付けます。艶のある粒状の実が集まって美味しそうに見えます。ブドウ糖や果糖・ビタミンC等を含み、古来生食や果実酒として活用されています。老化防止や滋養強壮に良いとされています。写真は1月5日に撮影しました。
つくば実験植物園の食の植物の多様性の区画で冬の花の定番でもある各種のハボタンが展示されていました。最近は矮星の園芸品種が多く、かつてのような直径30㎝くらいの大きなハボタンはあまり見かけなくなりました。アブラナ科のキャベツの仲間です。写真は1月5日に撮影しました。