つくば実験植物園の観察路脇で春一番に咲く花ですが、今年は半月程度早いような気がします。淡い黄色の蝋で人工的に作ったような花をしており、とても香りが良いのが特徴です。例年ですと、この花を観ると続いてマンサクや梅などが咲き始め、春の到来を告げる花です。今年は、年末の頃から花が開いており、写真を撮影した1月5日にはもう満開を過ぎていました。季節感を間違えるほどに早く咲いた年だと思います。その証拠に葉がまだ散らないで枝についた状態で花が咲いているロウバイの樹が多くみられました。
つくば実験植物園の熱帯雨林温室でほぼ通年濃いオレンジ色をした花を咲かせています。写真は日差しが当たってやや醜くなっていますが、温室の中で見ると驚くほどに美しいので撮影してしまいます。園芸種のサンタンカは沖縄でも露地栽培されています。アカネ科の花で、一般的には切り花として使われると記されていました。写真は1月5日に撮影しました。