つくば実験植物園には各地で栽培されている名物の柿が植栽されて展示されています。その中の一つ「平核無(ヒラタネナシ)」が赤く実っていました。説明によれば、形が平らで種子がない柿で、「庄内柿」の名前で栽培されているようです。また佐渡では「おけさ柿」として栽培されています。原木は、新潟県新津市にあり「八珍柿』として県の文化財に指定されていると記されていました。写真は9月15日に撮影しました。
つくば実験植物園で夏の終わり頃から10月頃にかけて鮮やかな青紫色の花を咲かせてくれます。今年も長い蔓を伸ばして成長していました。野朝顔(ノアサガオ)とも呼ばれ、熱帯から亜熱帯地域に自生するつる性の多年草と記されていました。関東地方の暖かい地域では、冬越も出来るようです。写真は9月15日に撮影しました。
つくば実験植物園の観察路脇で綺麗な模様がある五弁の花が咲いていました。説明に寄れば、岡山県で最初に発見されたことからの和名ですが、東海~中国地方と長野県の南部に分布しているようです。写真は9月15日に撮影しました。
つくば実験植物園の入り口付近で黒い粒状の実がなっていました。初夏に直径1cmほどの淡い黄色のまめか独特の花を咲かせます。実は鞘に入っていますが、9月中旬頃割れて黒い実が出てきます。図鑑によれば、豆を健康茶として飲むこともあるそうです。写真は9月15日に撮影しました。
つくば実験植物園の高山植物展示区画で見かけました。草丈が低く葉が細いのが特徴です。説明によれば、長野県などの2000m級の高山帯で夏の終わりごろ咲き、秋を告げる花と言われるようです。写真は9月15日に撮影しました。
つくば実験植物園で白い花の曼殊沙華が咲いていました。数本が群生しています。説明によれば、「鍾馗水仙」と「小彼岸花」との自然交雑種であり、本州から沖縄にかけて分布しているようです。写真は9月15日に撮影しました。
つくば実験植物園の観察路脇にある「霜柱(シモバシラ)」が開花し、白い穂状の花を咲かせていました。真冬の2月初旬気温が氷点下4-5度になった朝、この植物の枯れたように見える茎の根元にこんもり盛り上がるように霜柱ができることが和名の由来です。9月初めころから写真の様なきれいな花も観ることが出来ます。写真は9月15日に撮影しました。
つくば実験植物園で9月15日になって「小紫(コムラサキ)」が紫色が濃くなってきました。枝いっぱいに紫色の実が付いていることから、愛好家が多く、10月に入ってから紫色になる小さな実の「紫式部(ムラサキシキブ)」と間違われることも多い植物です。写真は9月15日に撮影しました。