鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

女優考

2020-04-06 23:51:05 | TV・ドラマ

3月、4月は、春だけれど、真冬になったり、初夏になったり、気温の変動が、激しくて、いろいろと大変。

明日は、主要都市に、緊急事態宣言が、出されるらしい。

みどりの狸の某・都知事の・・・あの欺瞞に満ちた記者会見だの、昭和か?と思われる貧乏くさい布マスクを意地でも外さない某・安倍総理だの・・・茶番だね・・・などと思ったりで。

国民は、蚊帳の外。

 

そんな中、先月、2020年各テレビ局の冬ドラマも最終回を迎え、ぼちぼち溜めといた録画でも・・・なんてことで、ドラマなど見ている。

私は、世間のひとびととは、嗜好が違うようで、演技力のある女優と評されているのが、不思議だ・・・と思うのだけれど。

一番嫌いなのが、セリフが、ヘタな女優かと思っていたのだけれど、古くは(古くもないけど)、和久井映見の話し方・・・アレが大嫌いで、なんだか、鼻のあたりが、モゴモゴしているような・・・鼻にかかった?というのだろうか・・・アレがイヤだった・・・アレがいいってひともいるだろうが・・・。

最近では、似たような発声????(・・・という言い方でいいのか、ダメなのか???)、『テセウスの船』の奥さん役で出ていた上野樹里がダメだ。

気持ちが悪い。話し方の他にも、『私は、凄い女優なんです』オーラ出しまくりで、ものすごく嫌いなんだよね~~~。

 

発声には問題ないが、『トップナイフ』の広瀬アリスは、騒がしく、ウザイく気色悪い。医学部トップ卒業、脳外科医には、一億歩譲っても、そうみえない。不細工だし。

出てこなくていいよ・・・と思いながら見ていた。

 

演技力とセリフには、問題が多そうだし、棒読みといわれている本田翼は、『絶対零度』に出演していたけれど、あのクールな美貌は、演技力、セリフ下手が、許されてしまうような・・・というより、世間のひとは、ヘタだというが、私的には、何故かOKだと思うんだよね。

 

冬ドラマには、関係ないけれど、深田恭子なんかも、演技力とかセリフとか、さしてうまいとは思えないけれど、ヴィジュアルと本人が、かなり乖離しているようで、ヘタでも、まあいいか・・・綺麗だし可愛いし・・・と思ってしまう。

 

まあ、偏向の強い私の好みの問題なんだし、嫌いな女優が出るなら見なければいいだけのハナシなんだけど。

映画・演劇業界で、演出家や監督に好まれて起用され、演技の天才?とか言われている大竹しのぶは、何故、そんなに好まれるんだろうと思っている。

舞台上でも、ぎゃあぎゃあ喚くだけの演技に閉口したこともあるし、映画などでも、アップに耐えるビジュルアルは皆無だ・・・そのヘンが、未だに謎なのだが・・・たぶん、他のひとには、非常に魅力的に見えるんだろう・・・。

いずれにせよ、単なる好みの問題なんだけどね?

 

 


2019夏ドラマ⑥ボイス110緊急指令室

2019-10-23 23:45:24 | TV・ドラマ

 

すっきりと晴れた晴天。夏日一歩手前の気温・・・。

 

このドラマは、韓国ドラマのリメイクらしい。日本風に換骨奪胎だね。

ストーリーはそれなりに面白かったんだけどね。

 

真木よう子の活舌の悪さ、下手さが、際立つドラマだった。

このひとって、こんなに下手でしたかね?

この程度の下手さでいいなら、別に、真木ようこでなくても、他に候補がいたんじゃないでしょうかね?

なんで、真木ようこなんでしょうって感じだったね。

よく聞き取れないんで、字幕出しながら視聴した。

 

病気で、失明してから、音が見えるようになった?という特殊技能の持ち主の役なんだけどね。

 

唐沢寿明が、真木の下手さを補って余りある感だった。

手塚とおるの気持ち悪さは、いつも絶品だし、伊勢谷友介も薔薇のお風呂が良く似合うし。

劇団イキウメから、エースふたり投入。安井さんと浜田さん。こういうのは、楽しみ。

 

警察官が、ヤクザみたいだね。服装も言葉使いも。フツーこうなの?よく知らないけど。

なかなかスリリングで、ヨカったんだけれど、殴り合いや殺人シーンの多さには、ちょっと閉口。

 

 


2019夏ドラマ⑤ノーサイド・ゲーム

2019-10-21 22:22:22 | TV・ドラマ

終日、くもりがち。深夜から雨

 

ラグビーワールドカップ。

日本チームは、敗退したけれど。

なんだか、日本人のチームとは、思えないというか・・・所謂・・・『外人部隊』のような印象も否めない気がするし。

 

ラグビーは、アタマが良くないと出来ないスポーツみたいで、ルールもよくわからないし、相手チームが、正面から、ぶつかってきて、フツーのひとなら、3分持たないだろうに・・・で・・・骨折・・・とか、なんだろうなぁ・・・。

ボールを奪い合う格闘技的・・・な・・・。

如何に、自分の身体を守り、ボールを守り・・・といった・・・複雑なゲームのようだ。

そんな複雑なゲームを、社会人ラグビーと企業の戦略を絡ませて描いた・・・たぶん、この夏、一番面白いドラマだったのが、この『ノーサイド・ゲーム』なんだろうと思う。

 

順風満帆に自分のコースを歩み続けたエリート社員と元・有名ラグビー選手で、現コーチ。

ふたりは、突然、不当と思われるような理由で、左遷される・・・企業のお荷物となったラグビーチームのゼネラルマネジャーとその監督として。

 

大泉洋と大谷亮平の二本立てある。

かつては、同じ大学に籍を置き、お互いを敵視していた二人が、タッグを組む・・・というあたり、池井戸潤的な原作の面白さがあった。

 

池井戸潤は、敗者の逆転劇を描き続けている。

 

中小企業の精密機械の社長さん、足袋屋の社長さん、大企業という巨人に、正面切って立ち向かう運送会社の社長さんなどなど・・・常に、ピンチが、付きまとうなか、ピンチの中にチャンスありと、逆転の勝機を見つけていく面白さがある。

 

ノーサイド・ゲームもその流れは、変わっていない。最初は(またか・・・みたいな)、やや食傷気味かとも思われたけれど。

 

別に、大泉洋でなくても、いいけれど・・・と思わせるのはいつもの事で、池井戸作品ならこのひと・・・堺雅人でもヨカッタンじゃないかと思ったりしたけれど、来年、同じ枠?で、倍返しの続編やるんですってね???(このへん、また聞きなので、真偽は知らないけど???)。

大谷亮平は、ガタイもデカイし、もとラグビー選手という役もなかなか。韓国ドラマの『華政』に出てたな。このひと。

 

TBSの日曜9時というのは、芸能界のいろんなところから、役者を起用するようで、歌舞伎・落語などの古典芸能関係が、多かったりする。

 子役の市川右近とか、その母親役の松たか子とか・・・それにつけても、松たか子は、うざかったな。

お家で、物書き?翻訳?なんかしている職業のようだけれど、相当?収入はあるみたいな役で?(だから、気持ち悪い?のか・・・なにかとスッキリしないし、子供の前で、夫を『クン』付で呼んでるあたりも、ヘンな感じバリバリだし)?

帝劇組からは、笹本玲奈の起用で、テレビ画面(昔は、ブラウン管っていってたけれど、今は、ブラウン管じゃないもんね)で、マジマジとみると・・・ああ、こういう顔だったかな?と思う。

                                                      

このドラマに引き込まれる理由には、音楽も欠かせないだろう。

米津玄師の『馬と鹿』が、バックにながれ、フィールドの選手たちノプレイが、スローモーション化する・・・そのあたり、視覚と聴覚からの相乗効果なんだろうか・・・印象深い。

何故、こんなに印象に残るんだろうか・・・とか?

 転調につく転調で、違和感バッチリの・・・そして、痛々しい歌詞・・・どうなんだろうと思うけれど、去年、高値の花だったと思うけれど、エンディングに使われていたときは、私には、それ程、インパクトのある曲として印象に残らなかった『Lemon』と、どう違うんだろう?と改めて思ったりする。劇伴としては、使われ方が、よくなかったのかも?だし、そのへんは、よくわからないんだけど・・・。

 


2019夏ドラマ④Heaven?~ご苦楽レストラン~

2019-10-20 23:54:05 | TV・ドラマ

どんよりと曇りがちな日曜日。

 

もう随分と昔にみたドラマのような気がしていたけれど、今年の夏ドラマだったんだね・・・。

 たぶん、漫画の原作は、面白いんだろうなと思う。

 

風変わりなフレンチレストランのオーナーを、石原さとみが演じていた。

 派手な衣装、トンチキな衣装・・・は、まあ、いいとしよう。

三十路の作家という設定で、今時、手書き原稿・・・というのも、まあ、いいとしよう・・・。 

大口あけて、食事をするシーンも、まあ、いいとしよう・・・。

 

ただ、ただ許せない(←だったら見なければいいだけの話なんですがね)のは、あの大口に、真っ赤な口紅をつけて、ワインをガブ飲みし、飲食をする・・・

 

ひとこと・・・汚らしい・・・それだけ。

 

あのエゾ鹿の、あの鰻の、あの、あの、あの・・・食材達は、口紅の味で、汚染され、真っ赤に染まっていく・・・のを考えてただけで、気持ちが悪い。

 

それでも、ドラマの中の料理は、綺麗だった・・・。

 

なんだか、ソレしか印象にない。

去年?の・・・石原さとみ主演のドラマ『高嶺の花』も、気持ち悪いドラマだったけどな。

 

食べ物のドラマに、大口の口紅女・・・ってのは、いただけない。

 

 


2019夏ドラマ③これは経費で落ちません!

2019-10-19 21:31:13 | TV・ドラマ

昨夜から本降りの雨。午後には、止み間も。

風邪に取り憑かれて、はや2週間経つと言うのに、相変わらず、症状が、良くならず。

 

某国営放送局の製作のドラマ『これは経費でおちません!』

 たかが、経理部員!と、秘書のアリモトさんに言われたりする・・・そう、きちんと数字を合わせて、当たり前。間違っていようものなら、集中非難・・・が、経理部員の世界。

 

ワタシも似たようなコトをやっていた(更に、総務の雑用なども・・・)ので、気持ちは、よくわかる。

そんな地味で、報われない仕事なんだけれどね。

 

・・・でも、大丈夫。

天・天コーポレーションも、もうすぐAI化して、アウトソーシングされるから・・・。

 

管理職の部長と主任と事務員ひとりくらいいれば、OKなんじゃね?

 

さまざまな経費の不正使用を暴いてきた森若さん(多部未華子)の・・・凛として、清潔な空気感。

国営放送のドラマは、おかしな方向へ行っているし、このドラマも、コレは、ないでしょう・・・という矛盾したシーンの連続で、ウンザリするし。

 

会社の玄関脇で、抱き合ったり、カフェの真ん前で、キスしたりしたら、そりゃ、バレるでしょうが。

社内に秘密の恋愛も、会社の近所?で、デートしていれば、そりゃ、誰かに目撃されるって・・・。

 

だって、私の住んでいる(過疎地だけどさ)地域でも、週末午後に、ショッピングモールへ行けば、会社の誰かしかには、会うよ?

 

そういうリアルさが、一切ない、お気楽なドラマ。

 

そして、どこぞのタレントが、森若さんの恋人役だけれど、なんとまあ、もう過去のひとなのか?あの小室圭という人によく似ているのには、なんだかな~~~と思ったりする。

森若さんの恋人役には、営業部の山崎さん(桐山漣)の方が、お似合いだったような?

 

 平岩紙、江口のりこ、吹越満といった役者陣は、流石では、あるし・・・。

以前の優等生のイメージを払拭した感のあるベッキーが、経費の不正使用、社長の愛人?酒場で副業、企業買収のスパイ役として、森若さんと対峙。

たかが、経理部員と蔑みながらも、森若さんを恐れる秘書の有本役を、好演。あざとさと浅ましさ満載の・・・森若さんと対極の人物をイヤミ感たっぷりに演じたあたりは、このひとも、路線変更せざるを得ない事情は、あったのね。

 

 

唯一、多部未華子の透明感、桐山漣の爽快感だけは、ヨカッタ。

 

多部に、救われた感のあるNHKだね。

(国民から搾り取ったありあまる予算を、もっと番組制作に生かして欲しいところだけど、半島主導の国営放送に成り下がったから無理かも?いっそ、解体してみてはどうだろうか?現在、この放送局を見ているのは、たぶん・・・老い先短い人ばかりだよ?そのうち、誰も見なくなるカモ?)

 

 


2019夏ドラマ②監察医 朝顔

2019-10-04 23:52:52 | TV・ドラマ

午後から急速に天気回復で、蒸し暑さ戻る・・・。

 

随分と視聴率が良かったそうな・・・『監察医 朝顔』。

何故か、違和感だらけのドラマで、正直、つまらないドラマだった。

視聴率が、よかったから、最終回+特別編的な2時間ドラマをオンエアしたけれど、なんのことはない・・・ただの総集編・・・。

時間の無駄だった・・・。

 

私は、演技派女優なんです・・・的オーラを、バンバン出しまくり、ヘンなセリフまわしの上野樹里。はじめてみたけれど・・・そのたたずまい自体が、相容れない。

 

 

ジィジと呼ばれる時任三郎。実年齢では、爺さんなんだろうけれど。

(以前にも、書いたけれど、私は、祖父母を、『ジィジ、バァバ』という呼称を聞くと、トリハダが立つ程、気色悪いので)

 

朝顔先生より、身長の低い夫の風間俊介。忙しいハズの刑事が、料理洗濯お弁当つくり・・・まるで主夫のよう・・・まあ、入り婿的だから、朝顔さんの奴隷だね。

 

やはり、ヘンなイントネーションの山口智子。

 

ワザとらしさには、定評のある志田未来。

 

何でこのひとなんだろう・・・市川右團次。時代遅れの刑事スタイル・・・昭和か?

 

全てが、ちぐはぐで、気持ちが悪い。

エンディングのあのオリジナルソングのあの曲も、気持ちが悪い。

 

ストーリーも、だからなんなんだ、結局、死因は、自殺かよ?的な・・・???

 

物語のひろがりも、結末も、全てに於いて、中途半端。

 

次は、何かあるのか・・・と、期待しながらも、結局、惰性で、最後迄、見てしまった・・・私こそが大馬鹿である。

 

低迷のフジテレビだが、もう詰んだな・・・。

 

 

 


2019夏ドラマ①サギデカ

2019-10-03 23:59:05 | TV・ドラマ

 

午前中は、晴れていたものの・・・午後から、雲がでてきて、夜から、雨・・・。

 

某・国営放送・・・NHKの連続ドラマを久々に視聴しました。

社会派ドラマ?という括りでいいのかと思うけれど・・・。

 

・・・(比較的)資産に余裕の或る老人狙いの詐欺師達を追うのが、資金繰りに困って、詐欺犯罪の途中で、死亡した両親の娘であり、詐欺に特化した犯罪を追う女性刑事が主人公のドラマ・・・。

 

このドラマ・・・完全に国民をバカにしたドラマでしたね。

 

『既得権益に守られた本当にガメツイ老人を狙えばいいだろう?』

 

・・・っていうか・・・アンタ達にだけには、言われたくないんですけど?

既得権益に守られた人達が、作ったドラマで、まさか?自虐???って程、謙虚でもないよな?

 

いや、いいんですよ。どんどんやって下さいよ。既得権益に守られて、逮捕もされない殺人者だとか、国民のカネで、贅沢三昧している日本の頂点のひと達とか、売国の某・大臣とか・・・そういう上級国民さまをバンバン騙して、そっちから、調達した資金で、日本の経済回して下さいよとお願いしたいくらいだよ。

 

 

社員?というか・・・局員?の平均年収1700万円?の・・・まさに、既得権益に守られたひとたちが、こういうドラマ作っていいのかい???

 

・・・っていうか・・・アンタらの方が、詐欺師じゃん???

詐欺師に、詐欺の手口をレクチャーされたってなぁ・・・。

 

盗人猛々しいっていうか、厚顔無恥というか・・・ちょっとは、恥を知って欲しいわな。

一応、詐欺の手口を知って、被害に会わないようにっていう啓蒙的趣旨で、製作してんでしょ?オモテ向きは。

 

受信料徴収で、騙すわ、フェイクニュースは、臆面もなく流すわ、科学的に根拠のないこと(温暖化、石油の枯渇、健康情報など)を、さも真実のように報道するわ・・・。

 

アンタ達のやっている事の方が、重罪のような気がするわ。

 

 

・・・で、結局のところ、詐欺師になったのは、社会が悪いってか???

 

そういう社会構成の一旦を担ってきたのが、アンタ達、報道関係だよ。その筆頭の某・国営放送のNHKさん。

 

役者さんたちも、同じような顔のひとばっかり、集めてきて、平均的だし(遠藤憲一さんとかは、別だけど・・・このひとイイ役者さんなんだから、もっと役を選んでいいと思うよ?あと、CMなんかも、猛毒のフッ素配合のハミガキなんかに出ちゃだめだよぉ・・・と個人的に思っています)、誰が誰だかわかんないよ(私だけかも)。

 

それにつけても、香川京子は、歳喰っても美人だな・・・。

 

でも、まあ、こうやって、作り手の裏側からみるのも、一興かもな?

ツッコミどころが、満載な社会派ドラマでした・・・。

(日本の警察は優秀?なんで、悪いことしちゃダメだよ。お金持ち以外はネ・・・バレるし、おカネがないと、実刑だからね・・・と、親切に啓蒙するあたりが、なんとも・・・)

 


2019年春ドラマ:集団左遷

2019-08-03 21:40:52 | TV・ドラマ

 

猛暑日続く・・・。

午前8時には、室内温度計32℃。

午前11時に、34℃迄上昇したので、エアコンの中で、一日中、ダラダラしていた(特に、猛暑日でなくても、ダラダラしているのだけれど)。

空気が重い。もやもやとした暑さに包まれると、イライラしてくる。

寒くて、イライラ・・・というのは、あまりないけれど、暑いだけで、イライラ・・・なんだよなぁ・・・。

 

 

2019年春ドラマ『集団左遷』

福山(片岡)支店長が、走る!走る!!走る!!!

支店長なら、運転手付きの社用車があるんではないだろうか???とツッコミを入れたくなる程、走るシーンが多かったドラマですかね?

 

顧客に騙され、地面師に騙され、100憶円達成迄、あとわずかに及ばず、結局のところ、蒲田支店閉鎖。

 

福山元支店長は、本部に戻って、組織ぐるみの不正を暴く・・・。

 

蒲田支店の番頭さん・補佐役に香川照之、取引先の社長に市川猿之助・・・TBSの・・・下町ロケット、陸王の続きか???と思われるほどの配役。

香川照之と市川猿之助って、同族で、顔も同じようで、歌舞伎屋さんもドラマに出る時代・・・なんて書いていたら、下町ロケットは、尾上菊之助だった・・・。あの辺(梨園)は、みんな親戚みたいなもんだから、顔が似てるのよね~~~???

 

蒲田支店編は、無駄にダラダラしていて、面白くなかったけれど、後半の本部編は、だんだん面白くなってきたような気がするあたり、何とも・・・。

 

なんでもオミトオシの三上(横山)常務の敗北。

独特の雰囲気で、不正を正当化するあたり、なんとも・・・。あの神経質そうな額の青筋もまた・・・。

 

福山支店長の奥さん役の八木亜希子・・・ものすごい違和感。

我関せず、応援する物分かりのいい、ふわふわの奥さんが、とてもとても、気持ちが悪いし、左遷?寸前の家族の危機のドラマという訳でもなく?

不正を暴く、爽快系のドラマだったんだろうか???

 

福山雅治鳴り物入りで、始まったドラマだけに、ちょっと残念感が強かったかも???

 


2019春ドラマ:インハンド

2019-07-20 23:58:58 | TV・ドラマ

 

くもりがちで、蒸し暑い。すっきりと晴れることのない週末。

午後、遠雷が聞こゆるものの、本降りにはならず、宵の内、小雨。県央、県北は、雷雨激しき也と、ニュースは伝える。

 

 

私は、基本的に、刑事ドラマと医療ドラマしか見ないのだけど、2019春ドラマは、医療系ドラマである『ラジエーションハウス』と『インハンド』が秀逸だったと思う。

『インハンド』は、医療系といった病院ものというよりも、医学系・学究系というべきなのかもしれないが。

 偏屈な義手の天才寄生虫学者と元・医師、そして、内閣府の官僚の三位一体のドラマで、国民の健康なんかどうでもよくて、カネもうけ主義の厚労省(まあ、厚労省だけじゃないですけど。全ての省庁がそうだもんね)に立ち向かうモト外務省の女性職員の3人が、連携する科(化)学系ドラマ。

 ヴァイラスなどの化学兵器は、おカネのかからない兵器として、ひとつの国を亡ぼす威力を持つようで、核兵器を作るより安上がりだし、ばらまくのも・・・案外、簡単なようで、最近では、エボラ出血熱のヴァイラスが研究のため、日本国内に持ち込まれたとか・・・なんて、ニュースがあった。

 自分の家の隣で、そんなヴァイラス研究をされたら、そりゃあ、心配だよね。

 ・・・でも、そんなことが、栃木の山奥の村で、起こったという設定。

しかも、米軍により、遺伝子操作で、致死率が、100%近いものに改造されていたとかいう・・・。

 

製作サイドの関係なのか、所在の県南にある医科大にロケが入ったり、エボラ感染で封鎖される村が、県北(らしい)処という設定。

しかも、米軍により、遺伝子操作で、致死率が、100%近いものに改造されていたとかいう・・・。

 

その脅威のヴァイラスに対抗できたのが、寄生虫だったりするという・・・???

そして、寄生虫を愛する偏屈な博士が、過去のトラウマを解決して、新型エボラに打ち勝つ・・・。

 

それにつけても・・・寄生虫学者を演じる山下智久・・・適役でした。

義手もよくできていて、なかなかに、興味深い。

 

映画『シン・ゴジラ』でもそうだったのだけれど、有事には、無能な内閣、官僚、官公庁が、浮き彫りになっているあたりが、なんとも。

ドラマで、ちゃんと取り扱っているんだから、現実のマスコミさんも、きちんと正しく、報道すりゃいいのにねぇ・・・などと思った次第で・・・。

 

 


2019春ドラマ:ラジエーションハウス

2019-07-18 23:23:23 | TV・ドラマ

深夜を回って、雨が、本降りに。

台風も接近中だということで、週末は、梅雨末期の大雨になりそうな???気配。

 

昨日の頭痛の原因は、もしかして・・・電磁波・・・???なんてことを書いたのだけれど、そんなことを調べれば、調べる程、いろいろなデータにブチあたる・・・。

 

電磁波は、電磁波でも、病気の診断に使われる様々な検査機器も、電磁波で、被爆するらしい???

今年の春ドラマで、結構、ブレイクした『ラジエーションハウス』は、その医療現場の検査に関わるひとたちのドラマで、物語的には、大変、面白く視聴した。

 

医師の資格を隠して、一放射線技師として働く主人公を軸に、主人公を医師ならぬ放射線技師への道を志すきっかけを作った幼馴染の女医と放射線技師達のドラマ。

 

患者のささいな不調、生活習慣などから、隠された病気を見つけ出す天才医師役に窪田正孝。

不思議な雰囲気をもつ俳優で、なかなかな適役だったように思う。

 

ラジエーションハウスの技師長の遠藤憲一の存在感がさすが主役もこなすバイプレイヤー。

女医さん役は、棒読みのあの女優さん。映画『空母いぶき』に出演してしたひとだね。まあキレイなひとだと思うけど。

 

・・・そう。物語としては、大変面白いものの・・・。

コレって、かの医療マフィアの片棒担いでいるんじゃないの???と思えるフシも・・・。

たぶん、こういうドラマをみて、検診にいく国民も少なくないのでは???を思える。

 

でも、あんなに、レントゲンだとか、CTだとか、MRIだとか・・・被ばく量なんかが、気になりますがな。

眠りかけの、まだガンに、なりきらない細胞が、放射線の影響で、本物のガンに成長するってのも、よく聞く話だし???

そして、このドラマのテーマでもある『放射線技師』さん達の力量によって、撮影画像にかなりバラつきがあり、正確な診断が下せない場合も多いので、結局、無駄な検査になるのが、普通だということだし???

 

集団検診での胃のバリウム検査なんてやってるのは、日本だけだと言うハナシも聞いたことが、あるような気がするし・・・。

 

いやいや・・・ドラマ自体は、ものすごく面白かったのよ。

フツーの平凡な医師が、見逃してしまうような兆候から、重大な病気を見つけ出すプロセスなんか、非常に興味がもてるんだけど。

 

でも、現実には、そこまで、ひとりの患者に費やす時間なんて、医療機関にお勤めの方々にあるとは思えないし。

物理的にね・・・。

 

そう・・・ドラマ的には、大変秀逸なドラマだったと思うのだけれど・・・あくまで、ドラマの世界だってことを忘れちゃいけない。