十六夜の月---月より遠い場所

今日も良く晴れて、気持ちの良い秋空。

昨日が満月で、今日は、十六夜の月・・・。
下弦が少し欠けてるかな・・・といったカンジですが、いかんせん、ワタシは、乱視。

・・・こういう時こそ、写真を撮ろう・・・と思いつつ、外に出たところ、結構、寒い。
昼間は、暑いくらいだったのにな・・・。
・・・なんて、思いながら、シャッターを切るものの、なかなかフォーカスしてくれない・・・なんで？？？

天体なんかの被写体の遠いモノってなんかいろいろ設定しないといけないのかしら・・・？？？
ちゃんと写らないってことは、多分、そういうことなんでしょうね・・・。
軽く文庫本くらいある解説書にもきっとそんなことが書いてあるんだろうな・・・読まないけれど・・・。

・・・で・・・ちょっと写ったのがコレ・・・。
今日の画像です・・・。

月ですが・・・。Ｍｏｏｎ・・・と言う訳で・・・。

ぽっちりとしか写りませんでした・・・。まっ・・・。気分だけ、十六夜ってことで・・・。

だんだん、秋も深まっていくようで・・・。秋ですね・・・。
月灯り、千の虫の声・・・。

月と言えば、かぐや姫・・・。
日本最古の物語？？？だったと思いますが（違っていたらすみません）。

帝から告られ・・・（←この表現は、ちょっと違いますかね・・・）、プロポーズされて、かぐや姫は、本当に帝を好きになったんでしょうか？
どっちかって言えば、育ててくれた、じーさん、ばーさんと離れたくない・・・と言った印象の方が強いようなお話だったような気もしますが・・・。そのあたり、どうなんでしょうか？

まあ、月に帰るより、帝のところへお嫁（・・・これも表現が違うか？）に行ったほうが、まだ、距離的に近いし、いつでも（・・・宮中に上がってしまえば、そんな気儘も許されないでしょうが）お里帰りできるってもんでしょうが・・・。

Ｔ.ウィリアムズの戯曲『ガラスの動物園』に、
『月より遠いところに来てしまった。あの頃へは、もう戻れない・・・。』
ちょっと違っているかもしれませんが、そんなセリフがあったかな・・・と思います。

月より遠い場所・・・二度と戻れない過去・・・。