鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

秋の日のおでかけ

2008-10-22 21:07:40 | Weblog
緩やかな日差しの秋の一日。

先週の土曜日、都内に観劇にでかけましたが、その途中・・・でのアクシデント。

自宅から最寄駅まで、ちょっと距離があるもんで、駅の近くの駐車場まで、車で移動するわけですが・・・。
運転席に座ったときから、なんだか、ヘンテコな違和感がありまして、ナンだろう・・・とおもっていたのですが、まあ、電車の発車時刻まで、時間もあまりないし・・・ってことで、出発しました。

5分くらい走って、
『あれれ・・・?やっぱナンカ??ヘン???』
座席シートと自分の大腿部の裏側にチクチクした痛みが・・・。
触ってみると、何か硬いものがあって、
『これは、もしかすると、虫(蜂?)かもしれない・・・。もしかすると、私の腿の圧力で、押しつぶされて、虫のナカミが、出てきたら気持ちわるいし、シミになっちゃうかも・・・。かなりヤバイ・・・。』
チクチクは、更に激しくなっていく一方。
仕方がない・・・一端、戻ろう・・・と言う訳で、自宅へ逆戻り。
ドアの鍵を開けて、玄関先で、ジーンズを脱ごうと思ったのだけれど、今日の指には、超ひっかかる指輪を着用してまして、このまま引っ掛けたら、折れるかも・・・と思いつつ、指輪を外し、ゲタ箱の上において、ジーンズを脱いでみたところ、何もでてこない・・・
裏返しにして、バサバサ振ってみたところ、飛び出してきたのは、全長15mmくらいある『カメムシ』くんでした。
『カメムシ』の硬い背中がワタシの太腿の裏側の柔らかい皮膚に押し潰されそうになって、必死で動いていたらしく、あの『悪臭』を発する暇もなかったようです。
『やれやれ・・・。』
太腿は、カメムシの硬い背中で摩擦されて、少し赤くなって、わずかに山椒のような匂いがしていましたが、濡れタオルで拭いて、用心のため、虫刺されの薬をつけておきました。

無事、ワタシの太腿から、脱出したカメムシは、何処かへ飛んでいきましたが・・・。

もともとは、天気のよい秋晴れの前日、ジーンズを洗って干しておいたのだけれど、それを、軒下につるしたまんま、たたみもせず、そのまま、履いて出かけたワタシが、無精者だったせいですね。
洗濯物は、一度、きちんと畳んでから着用すべきでした。

特に、秋、冬は、蜂などの昆虫が、外干しした洗濯物にくっついてくる場合もあるので、要注意です。

・・・再度、出発ってときに、今度は、
『外した指輪が見つからん・・・ゲタ箱の上に確かに置いたのに・・・。』
必死で探して、ふとみると、ゲタ箱のうえの白いレースの上に、保護色になっておった・・・なんてこったい・・・。
見えているのに、見えていない・・・。脳が認識してくれていないのです・・・。

時間は、大幅に遅れましたが、なんとか、予定していた次の電車に乗ることができた秋の日のアクシデントでした。