一昨日は、久々に都内へ。
世田谷シアター・トラムへ『現代能楽集』を観劇に。
ワタシ・・・何か、カン違いをしていたようで、三島由紀夫さんの『近代能楽集』なのかと思っておりました。
能楽は、能楽でも、『能』をベースにした翻案ってことらしいです。
舞台は、正面が張り出して、三方向に客席がある構造。
3つの作品のオムニバス形式で、短いドラマが、淡々と続く、比較的、静かな舞台でした。
春独丸に岡本健一さん。
盲人の役で、目を閉じられての演技。
・・・お若い頃から、とても綺麗なお顔の役者さん(歌手でしたかね?)だと思っていましたが、美しい造形には、開かれた目が必要なのかなぁ・・・と。
以前(相当前の私事ですが・・・)、横浜へ向う電車の中で、とても綺麗なお顔の造形の男性が、眠っておられたんですね。眠っていらしたから、その綺麗さにずぅ~と眺めさせていただいたのだけれど、降りる駅が近づいて、目をあけられたお顔をみて、失望した(すみません。本当に身勝手なんですが・・・)経験があります。
なんだか、目を閉じていたほうが、綺麗なひとだったので・・・。
岡本さんの場合は、その逆。
母親(久世星佳さん)の夢のなかで、目を開けた春独丸(岡本健一さん)は、とても綺麗でした。
事故で、足を不自由になったという設定で、不自然な体型での演技も、春独丸の美しさを強調しているようでした。
『俊寛さん』は、小須田康人さん。
この役者さんにクールさとビジネスマンって奇妙に一致するなぁ・・・と思いながら、冤罪で流人になった理由とか、全く、語られていないのだけれど、だた、これからも、ずっと島流しは、続くんだろうなぁ・・・と。
ほんとうに、それだけ、なんだけれど、なんなんだろう・・・???
『愛の鼓動』では、刑務官(ベンガルさん)と女囚(西田尚美さん)の不思議な世界が展開。
雨を降られせる演出で、梅雨時の拘置所の物語。
絞首刑を実行する刑務官のやりきれない思いを梅雨時の鬱遠しさで、舞台を覆う。
テキストは、『綾の鼓』。
女囚は、『綾の鼓』に相当する『何か』を観客に想像させるという手法。
鳴り物・・・というか、弦のあるような音を奏でる『或るモノ』なのだけれど、それが、どんな形状で、拘置所に囚人が持っていけるものなのかどうか・・・そのへんが、少し曖昧。
想像力のない観客としては、勝手に想像するしかないのだけれども・・・。
世田谷シアター・トラムへ『現代能楽集』を観劇に。
ワタシ・・・何か、カン違いをしていたようで、三島由紀夫さんの『近代能楽集』なのかと思っておりました。
能楽は、能楽でも、『能』をベースにした翻案ってことらしいです。
舞台は、正面が張り出して、三方向に客席がある構造。
3つの作品のオムニバス形式で、短いドラマが、淡々と続く、比較的、静かな舞台でした。
春独丸に岡本健一さん。
盲人の役で、目を閉じられての演技。
・・・お若い頃から、とても綺麗なお顔の役者さん(歌手でしたかね?)だと思っていましたが、美しい造形には、開かれた目が必要なのかなぁ・・・と。
以前(相当前の私事ですが・・・)、横浜へ向う電車の中で、とても綺麗なお顔の造形の男性が、眠っておられたんですね。眠っていらしたから、その綺麗さにずぅ~と眺めさせていただいたのだけれど、降りる駅が近づいて、目をあけられたお顔をみて、失望した(すみません。本当に身勝手なんですが・・・)経験があります。
なんだか、目を閉じていたほうが、綺麗なひとだったので・・・。
岡本さんの場合は、その逆。
母親(久世星佳さん)の夢のなかで、目を開けた春独丸(岡本健一さん)は、とても綺麗でした。
事故で、足を不自由になったという設定で、不自然な体型での演技も、春独丸の美しさを強調しているようでした。
『俊寛さん』は、小須田康人さん。
この役者さんにクールさとビジネスマンって奇妙に一致するなぁ・・・と思いながら、冤罪で流人になった理由とか、全く、語られていないのだけれど、だた、これからも、ずっと島流しは、続くんだろうなぁ・・・と。
ほんとうに、それだけ、なんだけれど、なんなんだろう・・・???
『愛の鼓動』では、刑務官(ベンガルさん)と女囚(西田尚美さん)の不思議な世界が展開。
雨を降られせる演出で、梅雨時の拘置所の物語。
絞首刑を実行する刑務官のやりきれない思いを梅雨時の鬱遠しさで、舞台を覆う。
テキストは、『綾の鼓』。
女囚は、『綾の鼓』に相当する『何か』を観客に想像させるという手法。
鳴り物・・・というか、弦のあるような音を奏でる『或るモノ』なのだけれど、それが、どんな形状で、拘置所に囚人が持っていけるものなのかどうか・・・そのへんが、少し曖昧。
想像力のない観客としては、勝手に想像するしかないのだけれども・・・。