鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

やはり『王道』を行った方が・・・③~難題!重ね付け(スタッキングの極意?)

2010-11-09 21:05:46 | Weblog
穏やかで暖かい初冬の一日。

・・・一昨日からのブログの続きです。

生命を維持するのに、必要性のないジュエリーですが、キラキラ光る虹色の輝きを手許で楽しむのは、生命維持に必要のないアルコールやタバコを嗜むのと同じようなものでしょうかね?

・・・で、生命維持には、必要ないので、ソレを賄う資産のないひとは、賄える範囲で、小さな小さな宝石を購入するということになるのですが・・・。
小さい・・・目立たない・・・しかし、大きなものは買えない・・・ここにジレンマが発生する訳で・・・。

それなら、手の届く範囲で、小さいものを買い集めて、複数で、装着してしまおう・・・というのが、重ねづけ・・・???

発想が、貧乏臭いけれども、個人で楽しむのだから、それもヨシ・・・と言いたいところなんですが・・・。
コレが、何でもカンでも・・・という訳にはいかないところが、難しいんですよね~~~。

同じデザインを金と銀で合わせたり・・・というパターンは、統一性というか、整合性があって、なんの矛盾もないけれども・・・。

先日、郵送されてきた某メーカーのカタログの中に、
『遊べる!選べる!ダイヤモンド』
とコピーされた商品がありました。

ホワイト・イエロー・ピンク・ブラックのダイヤモンドに、プラチナ・金・ホワイトゴールドとバリエーションにとんだ各種のデザインがあって、自分の好みに合わせて、コーディネイトするジュエリーとのコンセプトでしたが・・・。

『まるで、毒蛾のようだ!』

もともと、イエローと黒は、工事中とか、危険をシンボライズしたような色だし、地金の統一感もまるでなし・・・。
デザインも、ワタシ的には、受け入れ難いものばかりでした。

本来、美しいはずのダイヤモンドが、『毒蛾』を連想させるってのも・・・。

やはり、合わせ技には、技術がいるようです。
統一性とか、或る意味、美意識・・・

スタッキングは、結構難しいので、最初からチャレンジって訳には、いかないので、まずは、自分の好きなデザインを少しづつ、収集していくしかないでしょう・・・。
貧乏なひと(ワタシみたいな・・・)で、宝飾品に興味を持ってしまったひとには・・・。