鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

プチ引越し②~~~精神的苦痛を緩和させるのは・・・。

2011-02-06 21:03:20 | Weblog
くもりがちだけれども、暖かな休日が続く。


不本意ながら、10年以上住み慣れた部屋を出ることになりました。

昨日のブログにも書きましたが、月末・月初の決算期に突入した中で、精神的にかなり苦しい3週間だったのですが、そんな中、片付けをしているあいだに、昔、読んだ本を再び、読み直す・・・なんて生活をしておりました。

日頃、仕事を終えて、自宅に戻り、食事をして、入浴して、さて・・・それから、ブログを書いたり、メール・インターネットをチェックといった生活ですが、この3週間は、仕事をして、食事を作り、入浴して、すぐ寝る・・・ことしにして、必要最小限のことしかしなかったので、平日は、読書の時間がかなり出来ました。

・・・パソコンに向わなければ、かなり別のことが出来てしまうってことですかね?
やらなくていいネット・サーフィンにかなりな時間を費やしていたようです。

これは、パソコンを導入する前の状態に一時、戻ったということで、昔は、こんな生活だったんだなぁ・・・。

1980年代の終わり頃から、1990年代初めにかけて、上梓された大島弓子さんの『サバ・シリーズ』。
時をへだて、20年以上経った今でも、このワリとプチ・地獄的な3週間を乗り切るのに、かなり役に立ってくれました。
今日の夜は、コレを読もう・・・。
そう思うと、ツラさが緩和されるというか・・・。
日常を忘れる・・・というか・・・。

もともと、ご自身の生活をエッセイ・マンガ化されたわけで、漫画家さんの生活ってこういうものなのか・・・。なんか知らない世界を垣間見るようです。

休筆宣言された頃のお話ですが、ガンの前兆みたいなこともあったようですし、今も、『グーグーだって猫である』シリーズを書いていらっしゃるので、それも楽しみです。

大島弓子さんには、ほんとうに、慰められています。
叙情的で、哲学的で、やわらかく、優しく・・・。

地獄の3週間は、3週間では、終わらずに、コレからもまだ、続くのではないかと思うのですが、ワタシが、辛いのは、たぶん、自分のスペースが失われることと、自分の生活ペースが守れなくなることと、自分では、どうにもならないことに、ブチあたったときに、地獄に落ちるらしい・・・ということが今更、分りました。

考えてみれば、生まれて自分の意識が生まれてからは、まあ、プチ・地獄だった・・・の一言につきるようです。

そんな中、プチ・地獄を忘れさせてくれたのが、読書だった・・・みたいです。