真冬のような寒さ。
ケチな事務所には、暖房が入らない。手がかじかんで、冷たい。
ストックしてあるミニカイロや、缶珈琲で、暖?を取る・・・。
梅・・・やっとこ。桜・・・まだまだ・・・。
この時期になると、どうしても、入院加療していた自分的には、『モラトリアム時代』と名付けていて、毎年、毎年、春になると思い出すのだけれど・・・。
そして、この退屈で、痛くて、それでも・・・。
病気が治ったら・・・なんて、希望にも満ちた複雑な日々だったわけで、私のこれまでの人生では、比較的、緩やかに、時が過ぎていった時代でもあった。
そのときに、出会ったのが、佐藤史生さんの『透明くらぶ』という作品で、その後、執筆されたものは、大体、読ませていただいていた。
SFというカテゴリーでいいのだろうか?
コンピュータと古代の神々の闘いを描いた『ワン・ゼロ』、銀河を数百年単位で、旅する『複合船』の世界・・・。
一度読んだだけでは、理解できない世界だった。
2000年に入った頃から、新刊が出版されずにいたのだけれど、ネットで、時々、検索していたのが、最近まで。
先月、2011年4月4日にご逝去されていることを初めて知った。
・・・亡くなられていたのか・・・。
細い繊細な線で、描く、未来世界。
地球以外の信じられないような生態系。
その中で、ひとの織りなす奇妙な世界・・・。
女性作家には、稀な感性だったような気がする。
改めまして、謹んでご冥福をお祈りいたします・・・。
ケチな事務所には、暖房が入らない。手がかじかんで、冷たい。
ストックしてあるミニカイロや、缶珈琲で、暖?を取る・・・。
梅・・・やっとこ。桜・・・まだまだ・・・。
この時期になると、どうしても、入院加療していた自分的には、『モラトリアム時代』と名付けていて、毎年、毎年、春になると思い出すのだけれど・・・。
そして、この退屈で、痛くて、それでも・・・。
病気が治ったら・・・なんて、希望にも満ちた複雑な日々だったわけで、私のこれまでの人生では、比較的、緩やかに、時が過ぎていった時代でもあった。
そのときに、出会ったのが、佐藤史生さんの『透明くらぶ』という作品で、その後、執筆されたものは、大体、読ませていただいていた。
SFというカテゴリーでいいのだろうか?
コンピュータと古代の神々の闘いを描いた『ワン・ゼロ』、銀河を数百年単位で、旅する『複合船』の世界・・・。
一度読んだだけでは、理解できない世界だった。
2000年に入った頃から、新刊が出版されずにいたのだけれど、ネットで、時々、検索していたのが、最近まで。
先月、2011年4月4日にご逝去されていることを初めて知った。
・・・亡くなられていたのか・・・。
細い繊細な線で、描く、未来世界。
地球以外の信じられないような生態系。
その中で、ひとの織りなす奇妙な世界・・・。
女性作家には、稀な感性だったような気がする。
改めまして、謹んでご冥福をお祈りいたします・・・。