夜中の強風も朝には、収まったけれど、風は冷たい土曜日。
私には、ヘンな癖があって、購入したモノをすぐ使う・・・ということが出来ない。
しばらく、眺めて、パッケージもそのままで・・・要するに貧乏性・・・っていうか。
実際に、使わなければいけないもの・・・だとか、賞味・消費期限のあるものは、さっさと使ってしまうけれど、画集だとか、宝石、香水、時計なんてものは、しばらく経ってから、開封する。
手許に来てくれた余韻・・・みたいなのが楽しくて、演劇やコンサートのチケットなどのように、期日がくるまで、ワクワクしながら、時々取りだして眺めるのが好きだったりする。
通販で購入する服なども、サイズが心配なもの以外は、すぐには、着ない事が多い。
どこかへお出掛けが決まっていなければ、暫くは、箪笥にしまわれたまま・・・何時まで経っても、着ない・・・ことも・・・ままあったりする。
本日の画像。
ステラ薫子さんのディバイン・タロット。
これは、以前、このブログの中でも書いたけれど、このタロットカードの絵は、とても好き。
宝永たかこさんの作画。
実は、このディバイン・タロットも、2年か3年前に購入して、仕舞っておいた。
開けるのが、勿体なかったし、宝永たかこさんの同一の絵による本も持っていたので、敢えて、開封せずに保管しておいた。
でも、開けてみたくなった。
あまり幸せとは言えない時期(それは、今も変わりないけれど)に、いくつかまとめて買ったカードの内のひとつだったかと思う。
思えば・・・2008年からずっと不調続きで、心の休まる暇もなかった。
ここへきて、心の休まる暇が出来たかと言えば、そうでもないのだけれど、身体は、充分休まった感もあるし、今、時間的に自由だから、この綺麗で不思議な空気感のあるカードを眺めて楽しんでいる。
左上から、審判・恋人、左下は、女帝、カップエース。
暖色の幸せが溢れるような色彩。
他にも、神秘的な青が印象深いカードでもある。
特に占いをする訳ではないけれど、時々、取りだして眺めることにしよう。