鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

春観劇

2014-04-14 22:51:45 | Weblog
薄曇りな霞んだような春の日。


春になると・・・、観劇に行きたくなる・・・というのは、やはり、暖かくなるとお出掛けしたくなるし、私の(自主的な)お出かけは、観劇くらいしか選択肢がない・・・ということになる。

これまでは、お勤めしていて、冬などは、風邪を引くと、3カ月くらいは、グズグズと後をひく感じだったら、折角、入手したチケット類も幾度となくゴミ箱行になったりした。
イギリスを含む冬の厳しい欧州では、冬の楽しみは、演劇やオペラなどの室内娯楽だというけれど。

・・・風邪症状や体調不良などもちょっと好転したりしての春の観劇は、なんだか、生き返ったような気になったりする。
このところ、桜の開花が、前倒しで、3月中には、開花してしまうから、4月の上旬などは、もうソメイヨシノは、終わりだけれど、少し前までは、4月の上旬は桜の見頃でもあり、ワタシの個人的な観劇シーズン幕開け・・・みたいな感もあった。春気分で、都内へ出向くのが楽しかったし、この流れで、ゴールデン・ウィーク中などに、1回、2回と観劇は続いていくのが例年であった。

・・・今年は・・・重篤な?風邪もひかず、時間は、余るほどあるのに、今度は、資金不足だ。
観劇に回す『カネ』が、ない・・・。

資金に余力があるときは、暇がなく、体調も悪いし、暇が出来、体調が回復すると、今度は、『カネ』がない。
上手く回らない・・・とは、このことだなぁ・・・とシミジミ思ったりする。

・・・先の震災の少し前とその後、暫くは、観劇からも少し遠のいていたけれど、劇場などで配布されるチラシ類など眺めていると、また観に行きたいと思う興業も多くなってきたな・・・と思う。
今回、前回と渋谷の新劇場・東急シアター・オーブに出かけたけれど、ヒカリエがリニューアルされるまえは、東急プラザ?だったかと記憶しているが(違っていたらすみません)、あの周辺は、何故か陰気な感じがして、あまり好きになれなかったような記憶がある。
渋谷という集客能力の強い街にしては、あのヘンは、妙に?寂れたていたような気がする21世紀の少し前。ヒトが素通りしてしまうような感じだった。
ここ数年、渋谷駅とその周辺の再開発で、ヒトの流れが、変わり始めたような気がするのは、私が、単なる田舎者だからかもしれない。

今回もまた、相方と同伴観劇となった。
良く付き合ってくださるものである。

ひとり観劇もよいものだけれど、電車での移動時間が長すぎて、間がもてないことも多々あるので、道々、会話をしながらだと、時間がすぐ過ぎてしまう。

長年続けてきた観劇のスタイルも少しづつ変化しているようなこの頃である。