桜満開。
週末は、お天気が崩れそう・・・ということで、昨日は、日中、家人とお花見。
平日の真ッ昼間から、花見たぁ・・・これまた、優雅なもんよな。
勤め人の頃は、花見の時期といやぁ、年度末、月次決算真っ只中。
早々と会社を後にする社員を横目に、なんで、ワタシが、残業せにゃならんのかいな・・・と思いながら、1円の誤差も許さず?脇目も振らず・・・それでも、こんなワタシに、お給料下さるのは、コノ会社しかない・・・なんて、半ば、脅迫的に思い込んでいて、思い込まずには、やっていられなかったあの時期を思い出しながら・・・。
話は、横道にソレるが、今日のお題。
『尼寺へ行け!』は、かのW.シェイクスピアの『ハムレット』の科白(セリフ/何故、この漢字をセリフと読ませるのか未だに、分からず仕舞いだけれども、大昔、演劇を知った頃、演劇論の小難しい・・・全く内容がわからない本の中に書いてあったので、バカの一つ覚えのように使っている)で、狂気を装ったハムレットが、恋人であるオフィーリアに投げつける言葉である。
お花見と尼寺と、相変わらず、わけのわからぬ展開だと思われるかもしれないけれど、何のことはない。
お花見の場所が、『尼寺』だったという、何のヒネリもない、どうしようもないオチなのである。
・・・で、このお花見の場所は、国分尼寺跡公園。
自宅から、車で、20分くらい北上した場所にあるのだけれど、コレまで、一度も訪れたことのない場所(県道に面しているので、通過したことは、あるけれど、立ち寄ったことは、なかった)で、春になると、この居住地に住んでいるみなさんは、
『そうだ!尼寺へ行こう。(国有の某鉄道・東海のCMをパクリました/そうだ!京都へ行こう!)』
ということになるようだ。
閑散とした県道を行くと、道路標示。
このお花見の名所・通称『尼寺』と近隣の古墳を含む場所の正式名称は、『天平の丘公園』というらしい。
うっかりしていると見逃しそうな道で、ラブ・ホ?らしい建物の角を曲がる・・・。
雑木林を抜けると・・・サクラ祭りの提灯が。
この日は、晴れているにも関わらず、風が冷たいくらいだった。
家人、甘酒を購入。
公園中央ステージでは、おじいさん?達のカラオケのど自慢大会が、ニギニギしく、執り行われていた。そのステージを囲むように、お酒のおつまみになりそうな唐揚げ、フライ、焼きそば、お好み焼き、たこ焼き、そして、有名らしい、じゃがバターを売る出店には、行列ができている。
公園奥にある『薄墨桜』は、圧巻・・・といいたいところであるが、既に、散り終わりに近い状態で残念であったが、染井吉野は、今が盛り、山桜、八重桜は、まだ固い蕾状態。
江戸彼岸桜や、枝垂れ桜は、そろそろピークといったところで、いろいろな種類の桜が、これから1ヶ月間に渡って、咲き続けるそうである。
花見するなら、『尼寺へ行け!尼寺へ・・・。』(落ちないので、このヘンで、やめときます)