鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

初冬の鎌倉へ・・・浄智寺

2016-11-10 23:52:55 | Weblog

本日は、早朝から、相方と鎌倉へ。

朝6時半、気温3℃・・・寒い・・・。
まだ11月の初旬だというのに、既に、冬を思わせる気温。

先月、中禅寺湖では、まだ紅葉の始まりで、あまり色づいていなかったから、今月は、県央の峡谷の紅葉を見ようと計画していましたが、相方は、何を思ったのか・・・

『やっぱ・・・鎌倉にしましょう。』

と言い出しました。

『鎌倉の紅葉は、11月下旬から12月中旬が見頃ってことですが・・・。』

今年は、台風だとか、秋の長雨だとか、天候の不順が続いて、10月は、下旬迄、蒸し暑かったのに、月も替わろうとしたとたん、いきなりの冬並に冷え込んで来ていて、それに、晩秋というか、初冬というか・・・そんな古都・鎌倉もよいのでは・・・???ということで、特に何の計画もたてなかったのだけれど、通勤ラッシュになるであろうJR線鎌倉への直通列車のグリーン車に乗り込みました。
あの・・・殺人的なラッシュ時間に、ゆっくり、まったりできるグリーン車の料金は、千円を少し割るくらいの価格ですが、ゆるりとした時間を過ごすための出費ですから・・・と思えば、安価に思えてきます。

地元駅から乗り換えなしで行けるようになり、便利になりました。


(↑グリーン券:北鎌倉で自動改札に通さなくてもOKだったので、持ち帰りました)


北鎌倉駅で下車。

特に、目的地を決めた訳ではないのですが、私は、北鎌倉の『浄智寺』へ行きたい・・・と常々思っていたので、本日最初に訪れることにしました。

このお寺には、フランス文学者の澁澤龍彦さんが眠っているのです。

若い頃から、是非是非一度、訪れたいと思っていたお寺で、山門で、拝観料200円を支払い、お寺の境内へ。

御堂や庭園を巡りながら、墓所へ。

事前のリサーチでは、意外に簡単に解るところにある・・・とのことでしたが、墓地内をざっと探してみても、ソレらしき墓石は、発見できず・・・。

それでも、鎌倉七福神の弁財・布袋の像などめぐり、こんなよいところにお墓が持てたら、最高だね・・・と一応、墓所内は、上から下まで、探してみました。

自宅に戻り、調べてみると・・・見落としていたことがわかりました。

澁澤龍彦の墓所の前は、通っていたのです・・・が、しかし、視界には、入らなかったようでした。

この墓所探しに夢中になって、今回は、写真を撮ることできず(・・・というより、撮るのが面倒だったりで・・・)、しかも、空は、どんよりと今にも雨が落ちて来そうな曇り空。

紅葉に必須条件の太陽光が期待できず、わずかに色づいた木々も、ぼんやりと霞んでみえて、シロウトの・・・しかも、シャッターを押すだけの・・・スマートフォンのカメラでは、佳く映ることもなく・・・。