鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

焼き菓子と猛毒

2016-11-03 23:04:05 | 食・料理
  
冬の気配を感じる今頃になると、暖かい珈琲にショートブレッドなどのバターのたっぷり入った焼き菓子などが食べたくなる。


国内のメーカーが作る焼き菓子類で、身体によくないトランス脂肪酸であるショートニング、マーガリンなど油脂類の含まれていない製品を探すのは、かなり難しい(・・・というより、ほぼ壊滅)。

『健康食品』を謳い、高額で販売しているメーカーの製品でさえ、ショートニング、マーガリンを臆面もなく使用しているのは、どうしてなのだろうか・・・???

日本国内では、ショートニング・マーガリンは、害毒という認識がないためだろうし、去年から続く、バター高によって、バターなんか使った日には、原材料が割高で、儲けが出ない・・・逆に赤字?ってこともあるのかもしれない。

日本は、バターが高額だからな・・・なんて思いつつ、それでも、焼き菓子が喰いたい・・・。

もっとも・・・。

トランス脂肪酸だけが、身体に悪い訳ではなくて、焼き菓子類、クッキーやケーキなどは、輸入小麦などが主原料となっている。

某国の皇后さんのご実家などは、更に臆面もなく、遺伝子組み換えで、残留農薬、除草剤、防カビ剤まみれの猛毒の輸入小麦を、多売しているから、恐れ入る。

戦後、お米を食べるとバカになる、小麦で作ったパンを食べましょう・・・という食生活改善運動が盛んだったと聞く。遺伝子組み換え+ポストハーベスト残留農薬まみれの小麦は、焼き菓子となり、パンとなり、うどんになり・・・日本の食卓を席捲して、米国を、儲けさせて、多分、日本国民は、健康を害し、滅びゆくのかもしれぬ。

植物性マーガリンなども、一時期は、バターよりも健康によい・・・なんて言われていた時期もあった。
学校給食でも、パンにマーガリンだったもんね・・・。

・・・で、紆余曲折して、見つけたのが、添加物なしの焼き菓子。英国産(スコットランド)のWalkers ショートブレッド。

画像は、2枚入りのハイランダー(円形)のものと、一般的なブロック型(・・・カロリーメイトを連想させるような・・・いやいや・・・カロリーメイトが真似たのだろう)が、あるけれど、どちらかと言えば、ハイランダーの方が、好み(厚みが違うので)。
原材料が、小麦・砂糖・バター・塩・・・ただ、それだけ・・・。
極めてシンプルな構成。原材料の30%以上バターを使用しているとのことで、事の他、ハイカロリー。

材料がシンプルだから、安全か・・・と言えば、たぶん、そう簡単な話ではないのだろう。

ショートブレッドに使われている小麦については、よくわからない。
遺伝子組み換えの小麦かもしれないし。
なにより、英国は、狂牛病が流行したし、そこの牛のミルクから作ったバターだろうからな・・・。

・・・それでも、日本の製菓メーカーによる原材料名をみると訳の分からない添加物、化学薬品とおぼしき名称が、コレでもか・・・ってくらいに並んでいるのを見るにつけ、このショートブレッドは、優秀だと思う。

食品添加物を製造しているのは、かのお隣の大陸。

大気汚染を始め、河川の汚染(川がショッキングピンクや蛍光グリーンだったりして、何やら恐ろしい)、化学工場の爆発。
となりの半島は、核実験・・・もっとも、福島も未だ、放射能タレ流しだしけどな・・・。


結局、何を食べても同じなんだろうけれど、Walkersのショートブレッドは、素直に美味しい。